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鉄道、天体観測、元素、発酵、マニアックだけど面白い「専門手帳」10選

2019.11.26

毎年この時期になると書店・文具店に手帳コーナーが設けられ、主要メーカーの手帳がずらりと並ぶ。

スケジュール管理やTo doリストとして使う定番的な手帳とは別に、陳列棚で存在感を増しつつあるのが、専門手帳だ。こうした手帳は、書き込むスペースが狭かったりなど、手帳本来の使い勝手はやや劣る。しかし、扱うテーマへの熱量はめっぽう高く、時には遊び心もあって、見ているだけで楽しい。

今回は、そんな専門手帳から個性際立つ10品を紹介しよう。

「鉄道手帳」(所澤秀樹監修、創元社、税込1320円)

2008年に、鉄道趣味に特化した日本唯一の専用手帳として誕生。以来約10年にわたる進化を経ての最新版は、前年版よりさらに充実した内容に。

冒頭のカラーページは北海道から九州までの全路線図となっており、見開きのマンスリー、ウィークリーのスケジュールページが続いて、巻末が分厚い資料編という構成。

マンスリーには、その月に期間限定運行される各地の鉄道が一覧になっており、ウィークリーの各曜日の欄には、鉄道史に残る出来事が記載されている。

例えば、マンスリーの3月は「会津鉄道:ほろ酔い列車運行」などとあり、ウィークリーの3月23日の欄には「小田急電鉄30000形ロマンスカーEXE車デビュー[1996年]」とある。

資料編には「日本の鉄道事業者・軌道経営者一覧」「日本の観光列車一覧」などがずらり。「国鉄EF58各号機の製造会社および配置先の変遷」というディープなものもあり、乗り鉄・撮り鉄必携の手帳として完成度は高い。

特設サイト: https://www.sogensha.co.jp/special/railwaydiary/

冒頭は大都市圏を含めた全国の路線図

マンスリーの左側のセクションには、当該月の臨時列車が一覧に

巻末には鉄道ファンなら頭に入れておきたい情報が満載

「天体観測手帳2020」(早水勉著、技術評論社、税込1408円)

天体観測を趣味とする人向けの手帳で、マンスリーとウィークリーからなる。マンスリーでは、まず黒地見開きでその月の星図と各惑星の観察の適・不適が記され、天文トピックスと豆知識を記載。その次のページがスケジュール欄となっている。

ウィークリーについても同様だが、こちらは各土曜日21時の東京における、北方と南方の半円星図を掲載。スケジュール欄では、国内4地域での各日の日出・日没・月出・月没の時刻、それに「18:51 水星が土星の南2.0°」といった特記事項が記されている。

巻末付録は、「観察しやすい星雲・星団・銀河」「将来の天文現象」など細かいデータが満載。「2020年は天文現象の当たり年!」だそうで、天体観測の際には持ち歩いておきたい1冊だ。

メーカーサイト:https://gihyo.jp/book/2019/978-4-297-10704-8#summary

マンスリーの直前のページには見開きで当該月の星図が掲載

ウィークリーの直前ページにも北方と南方の半円星図が掲載

ウィークリーの各日には日出などの時刻と特記情報が載っている

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