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予算4000円でメカニカルキーボードをカッコよくカスタムしてみた!

2019.11.07

キーボード自作ブームがやって来た!

自作キーボードブームがじわじわ来ている。なぜ自作なのか。それは理想のキーボードを追求した結果なのだ。理想の押し心地、理想のキー配置も自作であれば実現できる。特に市販品がほとんど存在しないSplitと呼ばれる左右分離型キーボードは、自作キットの定番である。私も早速、自作したいのだが、焦りは禁物。まずは己のキーボードの現状を把握、自分の欲しいキーボードはどんなタイプなのかを知ることから始めたい。

手始めに最も敷居の低い、Oリングを使ったキーの静音化と、キーキャップセットを使ったキーボードの衣替えを試みた。キーキャップセットは海外通販が中心で、国内での入手は難しかった。それが2019年1月、秋葉原に自作キーボード専門店「遊舎工房」が登場して実店舗での販売を開始。通販のAmazon.co.jpでも、ぼちぼち入手できるようになったのだ。

U1000円から購入できるOリングを使った静音リング。

パッケージを開けるとOリングが100個以上入っている。

自分のキーボードの種類を知ろう

今回のカスタマイズは、大前提としてキーボードがメカニカルキーボードでCherry MX軸互換であること。それが何を意味するのか、これから説明していこう。

ノートPCのキーボードはカスタマイズが難しい。なぜならパンタグラフ方式が多いからだ。特徴はキーが薄型でストロークが浅い。そして静音性が高い。次に安価なキーボードに多いのがメンブレン方式である。膜に挟まれたスイッチをキーキャップで押し込む仕組みだ。これに対してメカニカルキーボードはキーが1個1個独立しており、キーキャップで電気スイッチを押し込みスプリングの反発でキーが戻る仕組みである。ストロクークは設計によって浅くも深くもでき、初期はカチャカチャと打鍵音が出たが、現在は静音タイプもある。このメカニカル方式ならキーキャップが交換できる。さらに静電容量無接点型と光学型もあるが、このレベルのキーボードを使う人には説明不要だろう。

メカニカルキーボードは採用するスイッチによってキーストロークの深さ、打鍵音、押し込むのに必要な重さ、クリック感などが異なっている。スイッチは軸と呼ばれ、デファクトスタンダード的なメーカーがドイツのCHERRY社である。『CHERRY MX』シリーズには、軸の色の違いで赤軸、青軸、茶軸、黒軸、SILENTピンク軸、Speedシルバー軸などがある。交換用のキーキャップはCherry MX準拠で作られている。このスイッチを採用したキーボードなら、キーキャップが交換できる。

調べる方法は、例えばエスケープキーを引き抜いてスイッチを見る。十字形状ならCherry MX互換の可能性が高い。もし、色が付いていれば何軸なのかも分かる。キーキャップを抜くには「キープラー」と呼ばれる専用工具を使う。数百円なので購入してもいいが、ちょっと外すだけならマイナスドライバーを差し込んでテコの原理でキーキャップを持ち上げればいい。

キーキャップを外したCHERRY MXの茶軸スイッチ。この十字形状なら互換性がある。

私が使っているのはCherry MX 茶軸(55g)である。その前は青軸(60g)を使っていたのだが調子に乗って打つと打鍵音が自分でもうるさいのでやめた。ちなみに茶軸でも深夜に打っているうるさく感じる。もし、次に選ぶとすればクリック感がなく軽く打てる赤軸(45g)かピンク軸(45g)を選びたいと思っている。キー配列は日本語108カナなしキーボードだ。もともとアルミトップパネルのFILCO『FKB91JUM』を使っていたのだが、故障して使えないキーの数が増えてしまい手放した。今ならキースイッチ交換で修理できたのにもったいないことをした。

その次に選んだのがFILCO『Majestouch メタル FKB108AL/NB』である。これは現在でも使用中。パームレスト一体型で非常に剛性が高く重いので、打鍵感がいい。弱点はパームレストがアルミなので冬冷たい。Macに使っているがWindows用である。私はUSキーボードが好きなのだが日本語108キーしか販売されなかった。いまWebで検索していたらUS ASCII 104キーを搭載した画像を見つけたので、これは中のキーボードを換装できるかもしれない!

現在使用中のキーボード『FKB108AL/NB』。筐体に不満はないが茶軸には不満が出来てきた。

格安キーキャップはなかなか好印象

交換用のキーキャップは基本的にUS ASCII 104キー用、またはそれの10キーレスでファンクションキーなども省かれた60%キー用のことが多い。またはアルファベットと数字のみもある。私が使っている日本語108キー用のキーキャップセットはメーカー純正しか存在しない。今回は交換不能なキーがあることが承知の上で104キー用を購入。交換できないキーは単品で探して徐々に差し替えることにする。海外製のキーキャップセットは2万円を超える高級品もあり、その前にキーボード自体を買い替えたくなるのだが、Amazonで70%OFFで2699円という格安セットがあったので購入してみた。

見えない部分の作りは甘いが、表面はマット仕上げで文字表示の部分は半透明でLEDを内蔵したキーボードを使えば透過光で文字が浮かび上がるという凝った構造だ。素材はPBTでダブルショットインジェクションで作られている。元のキーキャップよりやや背が低いが打鍵感は変わらなかった。スペースキーなど標準のキー2個分以上あるキーキャップはパンタグラフ方式のスプリングが入っているので、これを両端のパーツから外す必要がある。ピンセットかラジオペンチがあると容易に作業できる。

キーボード型のパッケージに入った交換用キーキャップ。これは親切な仕様だ。

104キーなので左最下段のキーの数が異なる。

109キーボードは左最下段に4個のキーがある。サイズも異なるためキーキャップが2個足りなくなる。

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