■連載/阿部純子のトレンド探検隊
23本の電極針と電極ヘッドで腕、お腹、太もも、足裏まで使える
マッサージクッションブランド「ルルド」を展開するアテックスは、2018年春に発売した「ルルド フェイスメイクローラー」に続き、第二弾として全身に使える美容家電「ルルド フェイスメイクエステ」(3万8000円・税込)を、10月よりアテックス公式オンラインショップにて発売開始した。
しゃもじのような形の本体は、23本の電極針と先端部分にある3つの電極ヘッド、中央に6つあるLEDランプで構成。電極針は外から内に向かって低くなるように設計され、高低差は最大7mmあり、顔や体にぴたりと密着する。
面で当てたり、点で当てたり、自由に角度を変えて使うことで、腕、お腹、太もも、足裏まで全身にフィットさせて使うことができる(実際は素肌に使用する)。
体に微弱な電流を流すことで筋肉を自動的に収縮させ、筋肉トレーニングをさせる機能「筋肉EMS」と、“ラジオ波”とも呼ばれる電磁波を体にあてることで、肌の中の水分に作用して細胞を活性化させる「温感RF」を組み合わせ、さらにエステサロンで人気の「LEDフォトトリートメント」を同時に行うダブルケアが、フェイスメイクエステの大きな特長だ。
EMS、RFはプラス極からマイナス極に流れる性質があり、常に上から下の一定の刺激で肌内部に作用するが、電極針が23本あることにより、多数の流れが生み出される。電極ヘッドも合わせると合計26か所の電極があり、肌へのあて方や使い方によって無数のパターンが生まれる。
無数のパターンがあることで使う部位の筋肉や細胞を刺激に慣れさせずに、マルチな電気の流れで常に新しい刺激を与えることができる。毎日使うことで体を目覚めさせることが実感でき、顔のリフトアップ、全身のひきしめに使えるアイテムだ。
温感RFは体内部の水分に作用するため、体の内側からじんわりと温めて細胞を活性化させる。通常のヒーターがオーブンだとしたら、温感RFはレンジのようなイメージ。