貯めたポイントの有効期間は、注意しておかないと忘れがちだ。特に複数のポイントを管理していると様々な有効期限のシステムがあって、混乱することも多いだろう。また、イオングループが提供しているWAONポイントは、厳密に言うと「WAONポイント」と「WAON POINT」の2種類に分かれており、より混乱する人もいるかもしれない。そこで今回は、WAONポイントの有効期間や、その確認方法などを分かりやすく説明していく。
WAONポイント(POINT)とは?
WAONポイント(POINT)は、主にイオングループの店舗での買い物、あるいは各イオンのサイトでネットショッピングした時にもらえるポイントである。
WAONポイントとWAON POINTの違い
皆さんはWAONポイントには「WAONポイント」と「WAON POINT」の2種類があることをご存じだっただろうか? カタカナ表記とアルファベット表記の違いということで少々わかりづらく、間違って覚えている人もいるかもしれない。違いを簡潔に説明すると以下のようになる。
水色のカードデザインの電子マネー「WAONカード」を使って、電子マネー払いをすると貯まるのが、「WAONポイント」である。
一方で、現金払いやカード払いの時に貯まるのが、「WAON POINT」であり。これは赤紫色の「WAON POINTカード」を利用して貯めることができる。
WAONポイントの有効期間
まず、「WAONポイント」と「WAON POINT」は有効期限においては違いがない。ともに有効期間は“1年間のポイント加算期間を含む最大2年間”となっている。
他のポイントカードや電子マネーなどは、有効期間が1年であっても1年以内にポイントを貯めたり使ったりすれば、その時点からまた1年…といったように期間が延長され、実質的には有効期間がないようなのもが多くある。その一方でWAONポイントの場合は、有効期間は“1年間のポイント加算期間を含む最大2年間”となっているので、有効期間が延長されることはない。その代わりに実質的な有効期間が2年間と長めに設定されている。
WAONポイントの加算期間とは?
上記で触れたように、WAONポイントには加算期間というものが設定されている。加算期間は1年単位であるが、初年度の加算期間は初回チャージから、1年経過後の月末までとして、その後は1年ごととなる。すなわち、1年ごとの区切りの中では貯めたポイント「何月に貯めたか」などのタイミングに関わらずに、以下のように一斉に有効期限を迎えるということになる。
・加算期間が始まった時期に貯めたポイント→有効期限が約2年
・加算期間が終わる日や直前に貯めたポイント→有効期限が1年
WAONポイント確認方法
ここからは貯まっているWAONポイントの確認方法について説明していく。
一番簡単な方法は、やはりレシートに印字されているポイント情報を確認することだろう。レシートの下部には今回の買い物で獲得したポイント、累計ポイント、その内1年以内に失効するポイントが記載されているので、細かい獲得履歴はいいから、とりあえず残高と有効期限だけ知りたいという人には、レシートの確認だけで十分だろう。
専用アプリ「モバイルWAON」で確認
「モバイルWAON」はおサイフケータイ専用のアプリであり、おサイフケータイ機能があれば、ガラケーでもスマホでも使うことができる。このアプリでは、トップ画面で電子マネー「WAON」とポイントの残高が表示されているので起動するだけで、一目でポイントを確認することができる。
WAONステーションなどでも確認可能
そのほかのポイント確認方法としては、イオン等に設置されているWAONステーションやWAONチャージャーを利用したり、WAONネットステーション(ホームページ)で確認できる。
WAONポイントの使い方
貯まったWAONポイントは1ポイント=1円として使うことができるが、注意しなければならない点がある。電子マネー「WAONカード」を買い物の際に利用するごとにWAONポイントはどんどん貯まっていくが、WAONポイントはダウンロードして、ポイントチャージしてからでないと使うことができない仕組みになっている。
WAONポイントのセンター預かりとは
WAONポイントの基本的な仕組みとして、買い物をした時にもらえるポイントはまず、一度ポイントセンターに預けられる。これを「センター預かり」のポイントという。センター預かりになったポイントを自身のカードに入れるためにはダウンロードしてから、ポイントチャージする必要がある。方法は様々あるが、イオンの店内やミニストップにある「WAONステーション」などでダウンロードすることができる。
WAONポイントの有効期間はこまめに確認
ここまでWAONポイントの有効期間や確認方法などについて説明してきたが、一番念頭に置いておく必要があるのは、ポイントの有効期間は“1年間のポイント加算期間を含む最大2年間”であるということだ。有効期限が1年以内のポイントがある場合には、レシートにポイント数や有効期限が印字されるので、有効期限をこまめに把握してしっかりポイントを使いきってほしい。
※データは2019年10月下旬時点での編集部調べ。
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文/praia