ソニーは、高音質ノイズキャンセリングプロセッサー「QN1」を搭載したネックバンド型ワイヤレスイヤホン「WI-1000XM2」を12月7日に発売する。価格はオープン。市場推定価格は35,000円前後(税別)。カラーはプラチナシルバーとブラックの2色を用意する。
「WI-1000XM2」は、ヘッドバンド型として業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現したワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM3」と同じ高音質ノイズキャンセリングプロセッサー「QN1」を搭載。従来機種「WI-1000X」に比べて約4倍の信号処理能力で、低域のノイズに加えて中高域のノイズも効果的に低減する。
また、ふたつのドライバーユニットを組み合わせたHDハイブリッドドライバーシステムに加えて、同プロセッサーで高音質化を実現。ワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しめる音声圧縮技術LDACや、ストリーミングサービスを含むさまざまな音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする独自の高音質技術DSEE HXにも対応する。
さらに、イヤホンをより耳の奥まで装着できるアングルドイヤーピース方式のほか、新たにネックバンドに柔らかなシリコンを使うことで、首周りにフィットしやすく、付属のキャリングケースに丸めてコンパクトに収納することが可能。左側のケーブルには手軽に音楽再生/一時停止、曲送り/曲戻し、ハンズフリー通話などが操作できるリモコンを配置し、操作性も向上している。
ノイズキャンセリング機能ON時で最大10時間の連続再生が可能で、10分間の充電で80分再生可能なクイック充電にも対応。キャリングケースのほか、USB Type-Cケーブル(約20cm)、専用ヘッドホンケーブル(約1m)、ハイブリッドイヤーピースロングSS,S,M,L(各2個)、トリプルコンフォートイヤーピースS,M,L(各2個)、航空機用プラグアダプターを付属する。
そのほか、ハイレゾ対応のヘッドホン「h.earシリーズ」の新製品として、ノイズキャンセリング機能搭載モデル「h.ear on 3 Wireless NC WH-H910N」を11月9日、小型・軽量モデル「h.ear on 3 Mini Wireless WH-H810」を11月23日に発売。価格はいずれもオープンで、市場推定価格は「WH-H910N」が30,000円前後(税別)、「WH-H810」が20,000円前後(税別)。両モデルともレッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルーの5色で展開する。
「h.ear on 3 Wireless NC WH-H910N」
いずれも、新開発のハイレゾ対応25mmダイナミックドライバーユニットを搭載し、ワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しめるLDACや、さまざまな音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングするDSEE HXにも対応する。
「h.ear on 3 Mini Wireless WH-H810」
関連情報
https://www.sony.jp/headphone/
構成/立原尚子