「普通カード」の2倍マイルがたまり、しかも空港ラウンジサービスや提携カード会社のゴールドサービスを兼ね備えるのがJALカードの「CLUB-Aゴールドカード」だ。
2018年7月には「JAL カード Suica CLUB- A ゴールドカード」も加わり、交通系のクレジットカードとしての人気はさらに高まっている。
その魅力の理由を、本記事では徹底分析してみたい。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードのメリットとは?
それでは、CLUB-Aゴールドカードのメリットを詳しく見ていこう。
フライトでボーナスマイルが貯まるJALカードのCLUB-Aゴールドカード
CLUB-Aゴールドカードへ入会後に初搭乗すると、もれなく5000マイルが付与される。普通カードは1000マイルの付与なので、何と5倍もボーナスマイルがもらえるのだ。
また、入会時の搭乗ボーナスを獲得した翌年以降も、 毎年最初の搭乗に対して2000マイルが付与される。普通カードが1000マイルなので、2倍のボーナスとなるのだ。
さらに搭乗ごとのボーナスとして、フライトマイルの25%がプラスされるのも見逃せない。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードはショッピングマイルが2倍貯まる
ショッピングマイルが2倍貯まる「ショッピングマイル・プレミアム」に自動入会できるので、普通カードが200円=1マイルのところ、JALカードのCLUB-Aゴールドカードは100円=1マイルと2倍のマイルが貯まる。
しかも、ショッピングマイル・プレミアムは年会費が3000円(税別)かかるのだが、CLUB-Aゴールドカードなら無料だ。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードは提携カード会社の空港ラウンジが使える
空港にある提携カード会社の会員専用ラウンジが利用できる。搭乗までの待ち時間にくつろいだり、ちょっとした作業を行うのも自在だ。
提携カード会社のラウンジは航空会社のラウンジ(サクララウンジなど)とは異なる。また、Apple Payへ登録した後、iPhoneなどで表示されるカード券面の画像の提示ではサービスが受けられない。必ずJALカードのCLUB-Aゴールドカード(プラスチックのカード)を提示しよう。
JAL・Mastercard/JAL・Visaカード/JALカード TOKYU POINT ClubQ/JAL アメリカン・エキスプレス・カードの所有者
上記のCLUB-Aゴールドカードを持っている場合は、以下の空港にある提携カード会社の会員専用ラウンジが利用できる。
■国内空港
成田国際・羽田・関西国際・伊丹・新千歳・函館・青森・秋田・仙台・新潟・中部国際・富山・小松・神戸・岡山・広島・米子・山口宇部・高松・徳島・松山・福岡・北九州・長崎・大分・熊本・鹿児島・那覇
■海外空港
ダニエル.K.イノウエ国際空港(ハワイ・ホノルル)
JAL・JCBカード/JALカード OPクレジット/JALカードSuicaの所有者
上記のCLUB-Aゴールドカードを持っている場合は、以下の空港にある提携カード会社の会員専用ラウンジが利用できる。
■国内空港
成田国際・羽田・関西国際・伊丹・新千歳・函館・青森・秋田・仙台・新潟・中部国際・富山・小松・神戸・岡山・広島・米子・山口宇部・高松・徳島・松山・福岡・北九州・長崎・大分・熊本・鹿児島・那覇
■海外空港
ダニエル.K.イノウエ国際空港(ハワイ・ホノルル)
JALカードのCLUB-AゴールドカードならJALビジネスクラス・チェックインカウンターでチェックインできる
ビジネスクラス運賃ではなく、エコノミークラス運賃や格安の特典航空券を利用してJAL国際線に搭乗の場合でも、JALビジネスクラス・チェックインカウンターが利用できる。JALカードのCLUB-Aゴールドカード(プラスチックのカード)を必ず提示しよう。
ただし、他社が運航するコードシェア便や、利用便にビジネスクラスがない場合、専用カウンターの設置がない空港カウンターでは利用できない。
また、国内線(国内線→国際線の乗り継ぎを含む)、CLUB-Aゴールドカードを含め、CLUB-Aカード、JALダイナースカード、プラチナ、JAL CLUB ESTを持っていない同伴者は専用カウンターを利用できない。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードは付帯する保険が充実
海外旅行や国内旅行傷害保険(障害死亡・傷害後遺障害)が、国内では最高5000万円、海外では最高1億円の設定されているのは、JALカードのCLUB-Aゴールドカードならではの魅力。
また、海外旅行での救援者費用(手助けする家族が渡航する費用など)も年間150万円〜400万円と設定されているのも見逃せない特典だ。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードで選べる提携ブランドは?
Mastercard、Visa、JCB(ディズニーデザインもあり)、Suica(JCB)、アメリカン・エキスプレス・カード、ダイナーズカード、TOKYU POINT ClubQ (Mastercard、Visa)、OPクレジット(JCB)の8ブランド10種類のカードが用意される。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードの年会費はいくら?
本会員が年間1万7600円、家族会員は年間8800円だ。
また、「JALカードSuica」、「JAL アメリカン・エキスプレス・カード」は本会員が年間2万900円、家族会員は年間8800円。
「JALダイナースカード」は本会員が年間3万800円、家族会員は年間9900円となっている。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードの限度額はいくら?
カード発行の案内(カード送付台紙)かご利用代金明細書に記載されている金額が、利用可能枠(限度額)となる。
JALダイナースカードを除く各提携カード会社のWebサイトの会員専用ページから、利用可能枠の確認ができる。会員専用ページへのログインには、各提携カード会社所定のID・パスワードの登録が必要だ。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードの審査は?
CLUB-Aゴールドカードの本会員になるための申し込み資格は、日本に生活基盤があり、日本国内での支払いが可能な、以下の条件を満たすこととされる。
JAL・Mastercard/JAL・Visaカード/JALカード TOKYU POINT ClubQの申し込み資格
20歳以上で、一定以上の勤続年数・営業歴と安定収入がある(学生を除く)
JAL・JCBカード/JALカード OPクレジットの申し込み資格
20歳以上で、本人に安定した継続収入がある(学生を除く)
JALカードSuicaの申し込み資格
20歳以上で、本人に安定した継続収入がある(学生を除く)
JALダイナースカードの申し込み資格
原則として27歳以上で、本人に安定した継続収入がある(学生を除く)
JAL アメリカン・エキスプレス・カードの申し込み資格
原則として20歳以上で、本人に安定した収入がある(学生を除く)
JALカードのCLUB-Aゴールドカードの家族会員の申し込み資格
本会員と生計が同じな配偶者、両親、18歳以上(JALダイナースカード以外は高校生を除く)の子どもは家族会員の申し込み資格を持つ。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードの審査が通りやすい年収の目安は?
年収400万円以上が目安とされるようだが、正確な数値ではない。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードの申し込み後の審査状況を知るには?
申し込み後の審査状況は、ここから確認するか、申し込み本人が、「JALカード お客さまサービスセンター」へ連絡する。
■JALカード お客さまサービスセンター
電話番号:0120-747-907
携帯電話・PHS/海外からの電話番号:03-5460-5131
月~金 9:00~17:30、土 9:00~17:00(日・祝日・年末年始は休み)
通常は、申し込みから約2~3週間でCLUB-Aゴールドカードが配送される。ただし、提出書類などに不備があったり、郵便事情、ゴールデンウイークや年末年始など休日が連続する場合は、さらに日数がかかる場合もある。
過去数年間のクレジットカードの支払い履歴などに問題があればもちろん、審査の結果、CLUB-Aゴールドカードが発行されない場合がある。
審査状況によっては、提携カード会社へ直接連絡しなければならない場合もある。
JALカードのCLUB-Aゴールドカードへ切り替えるには?
インターネットで手続きするか、専用書類を郵送する場合かの2パターンから選べる。
普通カードもしくはCLUB-AカードからCLUB-Aゴールドカードへ切り替えた場合は、1000マイルがプレゼントされるキャンペーンが2020年1月31日まで適用される。
インターネットでの手続き
MyJALCARDにアクセスして、本会員のログイン後「カードの切替・追加」から手続きする。
専用書類の郵送での手続き
・JALカードホームページで資料請求する場合
MyJALCARDに会員ログインして「資料請求」から請求する。
・電話で資料請求する場合
以下のサービスセンターへ電話する。
■JALカード お客さまサービスセンター
電話番号:0120-747-907
携帯電話・PHS/海外からの電話番号:03-5460-5131
月~金 9:00~17:30、土 9:00~17:00(日・祝日・年末年始は休み)
申し込みから届くまでに約2~3週間を目安としよう。
Suicaも使えて便利! 「JALカードSuica CLUB-A ゴールドカード」はビジネスパーソンの強い味方
フライトやショッピングでマイルが貯まり、貯まったマイルを特典航空券に交換したり、Suicaへチャージもできる「JALカードSuica」。
さらに、JR東日本を利用するとJRE POINTが貯まり、貯まったJRE POINTはSuicaにチャージしたり、マイルにも交換できる。
もちろん、Suicaのオートチャージも使えるので、鉄道やバスの改札、ショップでの支払いにも利用できるのだ。
つまり、首都圏で勤務するビジネスパーソンが仕事で移動する際に、ガッチリとマイルやポイントでサポートしてくれる電子マネー対応のカードなのだ。
魅力満点のJALカードSuicaに、2018年7月11日、「JAL カード Suica CLUB-A ゴールドカード」がラインアップに加わった。
JALカードSuicaのCLUB-Aゴールドカードならではのメリット
JAL カード Suica CLUB-A ゴールドカードは、さらなるメリットがある。
新規入会すると、JRE POINTが5000ポイント付与される。また、2年目以降も入会月から1年間の利用額累計が100万円以上なら、改めて5000ポイントが付与され続ける。
また、東京駅構内のビューゴールドラウンジを会員と同伴者などが利用できる。
ラウンジを利用する当日に、東京駅発の新幹線グリーン車・特急列車グリーン車を利用、もしくは「ビューゴールドラウンジご利用券」を持っていれば、会員は無料で利用できる。
同伴者は別途利用料3300円(税込)を支払うか、「ビューゴールドラウンジご利用券」を使えば、ビューゴールドラウンジを利用できる。
さらに、「Suicaで改札を入ってから出るまで」を補償する、国内旅行傷害保険が付帯するのも、安心だ。
※データは2019年10月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
※本記事はカードの利用を推奨する目的はありません。あくまで自己責任にてお願いします。
文/中馬幹弘