銀座は、日本有数の繁華街であると同時に”和”を感じられる街でもある。歴史あるこのエリアには、他では味わえないこだわりの和菓子を提供するお店も多い。
本記事では、銀座で人気の和菓子店を紹介する。和菓子好きの方はもちろん、”間違いない手土産”を探している方も、ぜひ参考にしてほしい。
【目次】
和菓子が人気のカフェ・喫茶店
はじめに、和菓子が人気の喫茶店・カフェを紹介する。ショッピングの合間の休憩時に、ふらっと訪れてみては。
寿月堂 銀座歌舞伎座店
寿月堂 銀座歌舞伎座店は、日本茶の専門店。安政元年創業の老舗「丸山海苔店」が、”日本茶の美しさ”を世界に伝えるためにオープンさせた。隈研吾氏が設計に携わり、店内からは歌舞伎座の屋上庭園を望める。自家製の抹茶をふんだんに使用した「中嶋農法 抹茶パフェ」がおすすめ。
出典 公式サイト|寿月堂 銀座歌舞伎座店
うおがし銘茶 銀座店 茶・銀座
うおがし銘茶 銀座店 茶・銀座は、上級煎茶から普段使いのお茶まで幅広く取り揃える日本茶の専門店。2階は日本茶が楽しめる空間になっており、季節ごとの旬なお茶と和菓子が楽しめる。お茶をテーマにしたイベントも随時開催。
出典 公式サイト|うおがし銘茶 銀座店 茶・銀座
HIGASHIYA GINZA
HIGASHIYA GINZAは、ポーラ銀座ビル2階にある和菓子店。“日本のティーサロン”をコンセプトにした茶房には、40席ほどが設けられており、食事やアフタヌーンティーが楽しめる。甘味コース「茶間食(さまじき)」では、いなり寿司などの食事とともにさまざまな和菓子が提供される。
出典 公式サイト|HIGASHIYA GINZA
手土産におすすめの絶品和菓子
ここでは、手土産に最適な和菓子を提供しているお店を紹介する。各店の看板商品と素材へのこだわりをチェックしておこう。
ぎんざ空也 空いろ 金春通り本店
ぎんざ空也 空いろ 金春通り本店では、餡にこだわる和菓子が人気。餡は、厳選された豆と粒子の大きな”鬼ざらめ”を使い、すっきりとした甘さに仕上げている。「TAIYO(たいよう)」は、和菓子の定番どら焼きを同店流にアレンジした商品。
出典 公式サイト|ぎんざ空也 空いろ 金春通り本店
銀座 かずや
銀座 かずやは、天然素材にこだわる和菓子を提供している。さらに、化学添加物・着色・保存料等を一切使用しないのが同店のこだわり。高級八女抹茶をふんだんに使用した「かずやの煉 抹茶」は、第21回神奈川県名菓展菓子コンクールで技術賞を受賞した商品。
出典 公式サイト|銀座 かずや
木挽町よしや
木挽町よしやは、歌舞伎座の裏にある1922年創業のどら焼き屋。朝から焼き上げるというどら焼きは、皮がしっとりとしており、控えめの甘さ。どら焼きには、オリジナルオーダーで焼印を入れることもできる。
出典 公式サイト|木挽町よしや
和菓子処 大角玉屋 銀座店
和菓子処 大角玉屋 銀座店は、「元祖いちご豆大福」で有名なお店。現在の社長である三代目が、昭和60年に日本で初めて大福の中にいちごを入れ評判を呼び、定番商品になった。いちご大福はもちろん、お酒が好きな方への贈り物なら「ブランデーどら焼き」もおすすめ。
出典 公式サイト|和菓子処 大角玉屋 銀座店
ふるや 古賀音庵 銀座三越店
ふるや 古賀音庵 銀座三越店は、最高級品の原材料にこだわる和菓子店。看板メニューの「古賀音だんご 黒胡麻和三盆」は、黒胡麻の香ばしさと和三盆糖の優しい甘味が感じられる。店舗販売限定の商品のため、特別感のある贈り物を探している方におすすめ。
出典 公式サイト|ふるや 古賀音庵 銀座三越店
銀座甘楽 三越銀座店
銀座甘楽(かんら) 三越銀座店は、素材選びにこだわる和菓子店。”和菓子の命”とも言われる小豆は、北海道の契約農場産のものを使い、合成着色料などは使わずに仕上げている。小豆本来の美味しさや風味が感じられる「どら焼き」が人気。
出典 公式サイト|銀座甘楽 三越銀座店
足立音衛門 銀座松屋店
足立音衛門 銀座松屋店は、どら焼きが有名な和菓子店。使用する素材それぞれにこだわりがあり、栗は丹波栗をはじめとした和栗、世界各地の品種を厳選。砂糖も、黒糖や讃岐三谷家の和三盆糖など、種類を使い分けている。おすすめは「音衛門のどら焼き<純・栗>」。
出典 公式サイト|足立音衛門 銀座松屋店
たねや 銀座三越店
たねや 銀座三越店では、”美味しく、より健康に配慮したお菓子”を提供するお店。一般社団法人メディカルファーム代表理事で内科医の渡邉美和子氏の「安心で美味しい食の医療プロジェクト」と共同開発を行っている和菓子が人気だ。その日の気候で生地を見極めて焼き上げる「どらやき」は、生地の甘味、餡の艶やかさが魅力。
出典 公式サイト|たねや 銀座三越店
和菓子の老舗
最後に、銀座の老舗和菓子を紹介する。長年愛され続けている名店ならではのこだわりに注目してみよう。
清月堂 本店
清月堂 本店は、明治40年創業の老舗和菓子店。現在は、四代目が初代の思いを受け継ぎ、季節の彩りを大切にした和菓子を提供し続けている。中でも、黄身餡をこし餡で包んだ「おとし文」は、品のある甘さで高い人気を誇る。
出典 公式サイト|清月堂 本店
仙太郎 三越銀座店
仙太郎 三越銀座店は、”美味しさ”にとことんこだわる和菓子店。看板商品「ご存じ最中」は、丹波大納言を炊き上げた自慢の餡を90gも使い、もなかの皮から餡がはみ出すほどのボリューム。
出典 公式サイト|仙太郎 三越銀座店
銀座 菊廼舎 本店
銀座 菊廼舎 本店は、「心やすらぐ おいしいものを」という思いのもと、100年以上にわたり愛され続ける和菓子店。「冨貴寄(ふきよせ)」は、”風が吹き寄せた木の実や葉っぱ”を模した和菓子で、同店の看板商品になっている。店舗限定品の「揚げまんじゅう」もおすすめ。
出典 公式サイト|銀座 菊廼舎 本店
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文/oki