「過熱水蒸気オーブンレンジ」「オーブンレンジ」「単機能レンジ」の違いをご存じですか? 3つの電子レンジの違いは加熱方式だけでなく、使用できる機能や料理の完成度、調理が時短できるなど、あらゆるポイントがあります。また、シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」では、過熱水蒸気のみを使った加熱方式を採用するなど、電子レンジには様々な種類があります。
ここでは、シャープの過熱水蒸気・オーブン・単機能・ウォーターオーブン「ヘルシオ」の加熱方式の違いや特徴をご紹介します。
評判が高い“過熱水蒸気”やオーブン、単機能タイプのシャープの電子レンジ
シャープの電子レンジの中には、ヘルシー調理ができる過熱水蒸気レンジや、庫内温度を一定に保つオーブンレンジ、温めに特化した単機能レンジなどがあります。ここでは、3つの加熱方式の違いや特徴、シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」の性能をご紹介します。
口コミでも人気の“過熱水蒸気”を搭載しているシャープのオーブンレンジ『RE-T820』
『RE-T820』に搭載している“過熱水蒸気”とは、水を加熱して発生する水蒸気をさらに加熱した、100℃以上で無色透明の気体です。シャープが公開している過熱水蒸気の紹介動画を見ると、過熱水蒸気はガラス板には水滴が付きますが、マッチを近づけると火が付き、紙は焦げて黒くなります。例えば、気体の過熱水蒸気を温まっていない食材に当てると、冷やされるので液体の水に戻ろうとします。この時の熱(凝縮熱)を利用するため、一般的なオーブンレンジと庫内温度が同じの場合でも、エネルギー(熱量)の差が約8倍あります。
シャープのオーブンレンジ『RE-T820』の場合、“過熱水蒸気”をどう使う?
シャープ オーブンレンジ『RE-T820』
過熱水蒸気オーブンレンジ『RE-T820』の場合は、スチームカップや角皿に水か熱湯を入れて蒸気を発生させたあと、さらにヒーターで加熱して過熱水蒸気を発生させます。“過熱水蒸気”と“ヒーター”を使うので、食品表面の乾燥を抑えながら調理できます。また、3品のおかずが同時に作れる45パターンの自動メニューが搭載されているので、時短にもなります。
パナソニックや日立のオーブンレンジと比較して、シャープのオーブンレンジ「ヘルシオ」は何が違う?
シャープのオーブンレンジと同じように人気の高い、日立やパナソニックのオーブンレンジでは、上記で紹介した“過熱水蒸気”と“ヒーター”を使用した製品が多く販売されています。一方、シャープのオーブンレンジ「ヘルシオ」は、最初から最後まで“過熱水蒸気”のみで調理できます。食材の中まで素早く加熱することができ、食材の表面を水で洗い流してくれる“過熱水蒸気”には、減塩・脱油効果があるので、料理をヘルシーに仕上げることができます。
“過熱水蒸気”のみで調理するシャープのオーブンレンジ「ヘルシオ」
シャープ ウォーターオーブンヘルシオ『AX-XW600』
シャープのオーブンレンジ「ヘルシオ」に搭載されている「まかせて調理」機能では、赤外線ムーブセンサーを上下にスイングし、温度センサーで食材の量や温度、温度の上がり具合を検知します。そして、温度や加熱時間を細かく自動で調整してくれるので、サイズ・火の通りやすさ・冷蔵・冷凍などのあらゆる食材をまとめて一度に調理することができます。また、300℃以上の過熱水蒸気を直接噴射することで、食材の上面だけを集中的に焼き上げる「あぶり焼き」調理が可能です。
【参考】シャープ:製品詳細ページ
シャープのオーブンレンジの「オーブン」機能の使い方は?
オーブンレンジの「オーブン」は、庫内全体を一定の温度に保って食品を「焼く」ことができる機能です。ファンでヒーターの熱を循環させる「熱風循環方式」や、上下のヒーターで加熱する「上下ヒーター方式」があります。さらに、「グリル」ができるモデルでは、ヒーターからの赤外線による輻射加熱を利用し、「焦げ目」をつけることができます。また、「スチーム」を搭載し、「蒸す」ことができる製品もあります。
口コミでも使いやすいと評判のシャープのオーブンレンジ『RE-F18A-B』
シャープ オーブンレンジ『RE-F18A』
スタイリッシュなデザインでインテリアに馴染むオーブンレンジ。レンジ・オーブン・グリル機能が使用できるので、ノンフライ調理やトーストを焼くこともできます。また、出力や加熱時間を自動で調節して冷凍食品を温める「冷凍食品あたため」や、食品に合わせて加熱する「自動あたため」が搭載されています。
【参考】シャープ:製品詳細ページ
シャープの電子レンジの“単機能”レンジとは?
単機能レンジとは、電波を使って食品を温める機能だけを搭載した電子レンジのことをいいます。高出力で一気に加熱するので、食品の温め直しや下ごしらえ、冷凍食品の解凍などにも活躍します。また、比較的にコンパクトで安価な製品が多く販売されています。
シャープの単機能電子レンジ『RE-T2-W5』/『RE-T2-W6』
シャープ 電子レンジ『RE-T2-W5』/『RE-T2-W6』
出力を700W/600W相当/500W相当/解凍200W相当の4段階調節ができる単機能レンジ。総庫内容量20L・ターンテーブル直径27cmなので、弁当などの温めにも活躍します。『RE-T2-W5』50Hzと『RE-T2-W6』60Hzは、地域の周波数に合わせて選んでください。
【参考】シャープ:『RE-T2-W5』詳細ページ
シャープ:『RE-T2-W6』詳細ページ
シャープの電子レンジが故障した時は、どこに電話する?
シャープの電子レンジが故障かな?と思った時は、まずは故障診断ナビを活用してください。症状を選択することで、対処法や修理金額の目安を確認できます。電話で問い合わせる時は、シャープ公式ホームページや取扱説明書などに記載されている「お客様相談室」に連絡してください。
【参考】シャープ:電子レンジ故障診断ナビ
シャープの過熱水蒸気・オーブン・トースト機能付き電子レンジのおすすめ
シャープの過熱水蒸気・オーブン・トースト機能付き電子レンジの特徴は加熱方法だけでなく、製品ごとに様々な機能が搭載されています。2段調理が可能な時短製品や自動メニューを豊富に搭載した物、大型モデルでも設置がしやすいオーブンレンジなどがあるのでご紹介します。
トリプルセンサー搭載! 2段調理が可能なシャープのオーブンレンジ『RE-V100A-W』
シャープ 過熱水蒸気オーブンレンジ『RE-V100A』
赤外線・絶対湿度・温度を検知するトリプルセンサーを搭載し、食品の温めや解凍を自動で調整するメニューが豊富なオーブンレンジ。2段調理が可能な熱風コンベクションで、ローストチキンなどの大きい食材の調理や、お菓子やパンの大量調理に活躍します。
【参考】シャープ:製品詳細ページ
過熱水蒸気でヘルシー調理ができるシャープのオーブンレンジ『RE-SS10B-R』
シャープ 過熱水蒸気オーブンレンジ『RE-SS10B』
スチームカップに水を入れることで“過熱水蒸気”と“ヒーター”を使用した温めが可能なオーブンレンジ。ヘルシー調理や中華まんなどをしっとり温める時に活躍します。また、106種類の自動メニューで簡単調理ができ、料理の幅が広がります。
【参考】Amazon:製品詳細ページ
トーストが焼ける自動メニュー付き! シャープの電子レンジ『RE-S5D』
シャープ オーブンレンジ『RE-S5D』
外はこんがり、中はしっとり焼き上げる「自動トースト」機能を搭載したオーブンレンジ。ほかにも、揚げ物の温めに適した「フライあたため」や、コンビニ弁当をワンタッチで食べ頃に温める「コンビニメニュー」、重量センサーで食品の重さを検知して、包丁が切れる状態まで解凍する「サックリ解凍」などが搭載されています。
【参考】Amazon:製品詳細ページ
大型でも設置しやすいシャープのオーブンレンジ『RE-S1000-W』
シャープ オーブンレンジ『RE-S1000』
総庫内容量31L・2段調理が可能で、250℃熱風コンベクションオーブンを搭載した大型オーブンレンジ。高さ370×幅430×奥行き485mmと大きいですが、背面に設置スペースが必要ないので、壁にピッタリ合わせて設置できます。
【参考】Amazon:製品詳細ページ
シャープの過熱水蒸気・オーブン・単機能・ウォーターオーブン「ヘルシオ」の中から、自分に合った製品を選んでみてはいかがでしょうか。
※データは2019年10月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/Sora