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7割以上の人が不便と感じている日本のパスポート申請手続き、ベストな方法は?

2019.10.17

出来上がるまで日数がかかる、申請・受け取りと2度に渡ってパスポートセンターまでわざわざ行かなければならない、しかも、タイミングが悪ければ長蛇の列に並ばされる……このようにパスポートの新規作成は面倒がつきものだ。

そんなわずらわしさを解消すべく、政府ではパスポートを郵送で受け取れるようにする制度改正に向けて検討を進めているという。

こうしたパスポートの交付及び制度改正について、世間の人たちはどのように感じているのだろうか?

そこでこのほど、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」による日本国籍を持つ20代~70代の男女1,304名を対象にした「パスポートの郵送交付」に関する調査の結果が発表されたので、紹介していきたい。

パスポートの新規作成・更新、3/4以上が不便だと感じている

パスポートを取得したことがある人のうち、新規作成・更新をする際に不便だと感じた経験がある人は76.8%となり、4人に3人以上が不便さを感じていることが分かった。

ネットを通じた申請・支払いは過半数が「賛成」

政府はパスポートに関して、「郵送での受け取り」は早期、「クレジットカードでの手数料支払い」は2021年度、「インターネットを通じた申請書の提出」は2022年度の実現を目指している。

これら3つの検討項目の賛否を尋ねる調査が行われたところ、「インターネットを通じた申請書の提出」と「クレジットカードでの手数料支払い」はそれぞれ71.8%、85.4%と大多数が「賛成」している一方、早期実現を目指している「郵送での受け取り」だけは「賛成」43.7%、「条件付き賛成」38.7%、「反対」17.6%と意見が分かれる結果となった。

「条件付き賛成」「反対」と回答した人の多くが個人情報の漏洩と不正パスポートを懸念しており、「条件付き賛成」の人からは“情報漏洩しないための対策ができていればOK”や“申請を窓口でするのであれば、受け取りは郵送でもOK”という意見が聞かれた。

「申請はインターネットで、自宅郵送だが手渡し」が1位

現在のパスポートの申請・受け取り方法はいずれも窓口対応であり、東京都の場合、受け取りまでに土日祝日を除く6日間がかかるため、2度も平日にパスポートセンターを訪れなければならない。

最も好ましいパスポートの申請・受け取り方法を尋ねる調査が行われたところ、1位は窓口に赴かない「申請はインターネットで、自宅郵送だが手渡し」(21.6%)だった一方で、2位には「申請も受け取りも窓口だが即日発行」(19.0%)と窓口に赴くものがランクインした。

4位も「申請はインターネットで、受け取りは窓口」(15.2%)が入っており、一度で完結するのであれば窓口に赴くことも厭わないと考える人も一定数いることがうかがえた。

また、受け取り方法で「ポスト投函」でも良いと回答した人は4.5%に留まり、紛失や情報の漏洩を危惧している人が多いことが明白となった。

■パスポートの申請・受け取りに関する意見

・わざわざ、窓口に取りに行く理由が無い!申込時の本人確認をしっかりすれば、簡素化しても大丈夫!(40代・男性)
・夫と息子は米国籍ですが、申請は窓口その後郵送です。悪いとは思いません。(50代・女性)
・郵送は賛成。 ただし、本人確認の徹底、本人手渡しのみに限るか、受け取り窓口の拡大を希望。郵便局や市役所など。コンビニ受け取りは不可。(40代・女性)
・とにかく今より簡素化して欲しい。以前、パスポートセンターから車で1.5時間というところに住んでいた時、大変苦労をした。みんなが都会に住んでいるわけではない!(50代・男性)
・便利になるのは良いこと しかし インターネットありきだと 出来ない人もいる 窓口 インターネットどちらでも申請できるのが好ましい。簡素化されすぎると偽造とか に繋がりかねない。慎重になるべき。(40代・女性)
・申請、受取に日数がかかることが一番煩わしい。運転免許証と同様、申請して即日発行されることを望みます。(60代・女性)
・氏名の表記など一度申請すると変更できないものがあるのでやはり窓口で申請したいです。窓口は受け取りだけでも時間を長くしてほしい。(40代・女性)
・重要な個人情報なので一つ間違えると大変なことになる。慎重に考えるべき内容だと思われます。(50代・女性)

<調査概要>
調査タイトル :「パスポートの郵送交付」に関するアンケート調査
調査対象 :日本国籍を有する20代~70代の男女1,304名
調査期間 :2019年9月26日~9月29日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ

出典元:株式会社エアトリ

構成/こじへい

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