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糖質の摂取だけじゃない!運動時にバナナを食べるといい理由

2019.10.13

秋と言えばスポーツの秋。ラグビーW杯やプロ野球のクライマックスシリーズなど、現在様々なスポーツイベントが盛り上がりを見せている中、観戦するだけではなく、自らもスポーツを楽しみたいという人も少なくないだろう。

スポーツに取り組むにはエネルギー補給が欠かせない。そこでこのほど、運動時の食事として親しまれる「バナナ」についてのアンケート調査の結果が、日本バナナ輸入組合により発表されたので、紹介していきたい。

日頃から運動しているという人は半数以上、さらに、8割以上の人が週に1回以上運動していると回答!

「あなたが実施している運動は何か」という質問に対し、過半数の53.7%が何かしらの運動をしていると回答。

また、運動している人のうち8割以上が「週に1回以上」運動していると回答した。行っている運動の種類については、「ウォーキング(25.0%)」、「筋力トレーニング(11.4%)」、「ジョギング(7.3%)」と手軽に実施できるものが上位となった。

運動時に食べる食品第1位は「バナナ」!

日頃から運動をしていると回答した人を対象に、「運動時に補給する食品はあるか?」と尋ねる調査が行われたところ、「バナナ(16.9%)」と回答した人が最も多く、2位の「エネルギーゼリー(12.8%)」、3位の「おにぎり(11.2%)」を抑えて1位となった。

また、「バナナを食べるタイミング」についても尋ねる調査が行われたところ、「運動をする前(44.3%)」と回答した人が最も多い結果となった。

「運動時にバナナを食べ始めたきっかけ」についても尋ねる調査が行われたところ、「テレビ・書籍・ネットなどで薦められていた(35.9%)」、「友人・家族に薦められた(27.5%)」、「運動する仲間が摂っていた(26.7%)」が上位となり、メディアや周りの人に薦められて運動時にバナナを摂るようになった人が多いことが分かった。

運動時にバナナを食べる理由は半数以上の人が「エネルギー補給のため」と回答!

「なぜ運動時にバナナを食べるのか」についても尋ねる調査が行われたところ、「エネルギー補給のため(55.0%)」が最も多く、以降、「食べやすいから(50.4%)」、「すぐに食べられるから(43.5%)」が続いた。バナナの“栄養素”と“手軽さ”が運動時に支持されていることが見て取れる。

また、「あなたが知っているバナナの栄養素は?」という質問に対しては、「糖質(41.3%)」と答えた人が最も多い結果となった。

実際バナナには、消化されやすい単糖類のブドウ糖や果糖から、徐々に消化される少糖類のショ糖やオリゴ糖、さらに消化されにくい多糖類の食物繊維やデンプン、難消化性デンプンといった多様な糖質(炭水化物)が含まれている。

これらの糖質は、その種類によってエネルギーに変わる速さが異なるため、バナナは、即効性と持続性に優れた食品といえる。

つまり、運動開始前にバナナを摂ることで単糖類から速やかにエネルギーを補充でき、運動中も少糖類や多糖類からエネルギーが供給されるというわけだ。単糖類、少糖類、多糖類をすべて含有し、それを一度に摂れることが、「バナナはアスリートに嬉しい食品」といわれる所以だ。

日本バナナ輸入組合オススメ!「バナナ」が運動時に適しているその他の理由は?

■アスリートにお馴染みのBCAAも豊富

バナナは、アスリートにお馴染みのBCAA(branched-chain amino acids・分枝鎖アミノ酸)も豊富に含んでいる。

BCAAは、必須アミノ酸バリン、ロイシン、イソロイシンの総称で、筋肉のエネルギー源となる唯一の必須アミノ酸。BCAAには、筋タンパク質の合成を促進するなどして、激しい運動による筋肉の損傷を防ぐ効果も期待できる。

■筋肉のけいれんを防ぐカリウムが豊富

バナナには、筋肉の機能を調整しけいれんを防ぐカリウムも豊富に含まれているため、運動前に摂ることで、筋肉パフォーマンス低下を抑制したりケガから身を守る効果が期待できる。またカリウムには、血圧降下作用があることも知られている。

■疲れにくく体調を維持

炭水化物を効果的に燃やしてエネルギーに変えるためのビタミンB群はバランス良く多めに含まれている。運動で代謝が活発になると、大量の汗と共にビタミンやミネラルも急激に失われてしまう。

これらが不足すると体力低下や疲れやすくなったりする等、さまざまな体調不良の原因になることが懸念される。それを補うにはビタミンB群、カリウム、マグネシウムといったミネラルを豊富に含むバナナが効果的だ。

■その他、消化に良い、カロリーが少ない、携帯に便利といったメリットも

バナナは消化にも良く、胃腸にかける負担が比較的少ないこともありがたいメリットだ。カロリーが低いため、ウエイトコントロールをしたいアスリートにもおススメ。手軽に持ち運べ、簡単に食べられるため、毎日の食事やスポーツシーンにバナナを取り入れ第一線で活躍するアスリートもいる。

「バナナが運動時に適している」ということを知って、「今まで以上にバナナを食べたい」と回答した人は4割以上!

最後に、バナナが「糖質の吸収が早く、朝食や運動時に適している」ということを知って、バナナを食べたいと思うかという質問が投げかけられたところ、40.7%の人が「今まで以上に食べたいと思う」、54.1%の人が「今までと変わらないと思う」と回答した。

【調査概要】
調査名:バナナ・果物消費動向調査
対象 :16~70歳以上の1,442名(インターネット調査)
期間 :2019年6月25日(火)~2019年6月26日(水)

出典元:日本バナナ輸入組合

構成/こじへい

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