ビジネスパーソンにとってランチタイムは、仕事の緊張感から解放され、ホッと一息つける特別な時間だ。
午後からの業務に全力で取り組むべく、気分があがるような贅沢な昼食をいただきたいところだが、7割近くのビジネスパーソンのランチ代が500円以下という事実がこのほど、JOYLAB株式会社の調査によって明らかになった。なお本調査は、子どものいる男性会社員1,212人を対象に実施されている。
サラリーマンのお昼事情リアル調査!8割の方が外食を控えているという結果に!
子どものいる男性会社員たちはお昼にどこで何を食べているのだろうか?
まず、「ランチは主にどこで食べるか?」と尋ねる調査が行われたところ、『社内のデスクやフリースペース(54.7%)』が最も多く、次いで『社内食堂(19.7%)』『社外の店(18.1%)』となった。
次に、「ランチでは主に何を食べるか?」と尋ねる調査が行われたところ、『自宅から弁当を持参(36.6%)』が最も多く、以降、『社員食堂(19.5%)』『コンビニ食(18.8%)』『外食(18.1%)』と続く。
ちなみに、『外食』と回答した方に主に何を食べることが多いのか尋ねる調査が行われたところ、『定食(65.2%)』『ラーメン(19.6%)』『丼物(6.4%)』といったメニューに人気が集まった。
サラリーマンの7割近くがランチ代500円以下と判明!
上記で「自宅から弁当を持参」と回答された方を除き、「平均のランチ代」を尋ねる調査が行われたところ、『500円台(24.2%) 』と回答した方の割合が最も多く、以降、『300円以下(22.8%)』『400円台(20.3%)』『600円台(9.9%)』と続いた。
1日のランチ代をワンコイン以下と決めているサラリーマンの方が7割近くいるようだ。
次に、節約しながら日々のランチタイムを過ごすサラリーマンの”とほほ”なエピソードを紹介していく。
■とほほなエピソード
・「通勤時に購入した弁当を、そのままコンビニに忘れたことが発覚し泣きそうになった…」(東京都/50代男性)
・「社員食堂でトレーを持ったまま躓き、全部床に落としてしまい食べれなかった」(千葉県/40代男性)
・「財布を開いたら100円しかなく、その日はパン1個で済ませた」(東京都/50代男性)
サラリーマンの8割が節約をしていると発覚!気になる節約方法とは!?
上記では、ランチの平均予算は500円以下の方が7割近くいることが分かったが、それは節約が関係しているのだろうか。本当はもっとおいしいものを食べたいと思っている人もいるかもしれない。
そこで、「普段から節約をしているか?」という質問が投げかけられたところ、8割近くの方が『はい』と回答した。
■節約サラリーマンが実践する節約方法とは!?
・「自販機を使わないようマイボトルにお茶を入れて持っていく」(沖縄県/40代男性)
・「なるべく同じ店でポイントを貯める」(静岡県/50代男性)
・「3キロ以内なら歩くようにしている」(福井県/50代男性)
・「なにか物を買う際、常に比較し選んでいる」(愛知県/50代男性)
・「電気をこまめに消すことや、水の出しっぱなしにしないよう意識している」(佐賀県/40代男性)
サラリーマンは普段から節約を意識し、様々な節約方法を実践しているようだ。
6割近くの方がお小遣いを増やすために何も行っていないと判明!?
10月からは消費税増税も控えており、今以上に負担が増えることが予想される。
「消費税増税後に向けてお小遣いを増やすために行っていることはあるか?」という質問が投げかけられたところ、『特になし(59.2%)』が最も多く、次いで『今以上に節約をする(27.4%)』『副業をする(7.2%)』『私物を売る(4.6%)』となった。
お小遣いを増やすため、具体的に取り組んでいる方は少ないことが判明した。そこで、お小遣いを増やす具体的な取り組みである「私物を売る」に注目してみたい。
『私物を売る』と回答した方に「何を売るか?」という質問が投げかけられたところ、『ホビー用品(25.5%)』『服(23.5%)』『アクセサリー(21.6%)』『本(21.6%)』といった、自分の周りにある身近な物を売るという意見が目立った。
【調査概要:「節約」に関するアンケート】
◆調査日 :2019年9月20日(金)
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査人数 :1,212人
◆調査対象 :子どものいる男性会社員
◆モニター提供元:ゼネラルリサーチ
出典元:JOYLAB株式会社
https://joylab.jp/
構成/こじへい