パナソニックは、進化したナノイー XとエオリアAIの搭載で、清潔性・快適性を向上させたルームエアコン「エオリア Xシリーズ」を11月下旬から順次発売する。
本シリーズは、従来の「ナノイー X」のOHラジカル量を2倍(毎秒約9兆6000億個)にした、同社史上最高濃度な「ナノイー X」を搭載。
エアコン内部に高濃度の「ナノイー X」をたっぷり充満する「新・内部クリーン」機能により、付着した油分まで分解・低減。さらに油分を低減させることで、カビの栄養源となるホコリを減らし、内部のカビの発生を抑制する“カビに強いエアコン”を実現した。
また、エアコンを使用していない時でも24時間365日カビの生えやすい環境をみはって自動でエアコン内部を乾燥し、高濃度の「ナノイー X」を充満させてカビを抑制する業界初「カビみはり」機能を搭載。さらに、熱交換器にはホコリの付着を防ぐ独自の「ホコリレスコーティング」、クロスフローファンには防汚・防カビコーティングを施している。
そのほか、「エオリアAI」が進化し、ワンボタンで快適な自動運転を行う「AI快適おまかせ」運転を実現。
これまでも、季節、室内外温度、日射、人が感じる温冷感など、様々なセンサー情報から「快適おまかせ」運転をしてきたが、今回新たに、住宅環境(気密性、断熱性)や気象情報、各曜日の生活パターン、ユーザー好みの運転情報を分析、運転結果の学習を繰り返すことで、ユーザーの住宅や生活パターンに合った快適性・省エネ性を「エオリアAI」が自動で判断して、さらに快適な自動運転を行なうという。なお、「AI快適おまかせ」は、快適性を優先するか省エネ性を優先するかをリモコンもしくはエオリアアプリで選ぶことが可能だ。
昨今の記録的な猛暑にも耐えうるエアコンの必要性に対応し、室外機の運転性能を最適化させ、高外気温50度対応を実現。厳しい寒さの下では、独自のエネチャージシステムで、霜取り運転中でも暖房が止まることなく継続でき、暑さ厳しい夏でも寒さ厳しい冬でも運転が止まることなく、室内の快適性を保つことができる。
ラインナップは「CS-X220D」(冷房能力2.2kW)、「CS-X250D」(冷房能力2.5kW)、「CS-X280D」(冷房能力2.8kW)、「CS-X360D」(冷房能力3.6kW)、「CS-X400D」(冷房能力4.0kW)、「CS-X400D2」(冷房能力4.0kW)、「CS-X560D2」(冷房能力5.6kW)、「CS-X630D2」(冷房能力6.3kW)、「CS-X710D2」(冷房能力7.1kW)、「CS-X800D2」(冷房能力8.0kW)、「CS-X900D2」(冷房能力9.0kW)。予想実勢価格は260,000円前後(税別)~。
関連情報
https://panasonic.jp/aircon/
構成/立原尚子