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説明できる?「スピーカー」と「アンプ」の役割の違い

2024.05.03

音響機器へのこだわりで、家庭でも驚くほどにサウンドを向上さえることが可能です。初心者でも手を付けやすいものとしてスピーカーやアンプがあります。よく耳にする機材ですが、それらの働きや役割は、どのようなものなのでしょうか。

スピーカーとアンプの違い

より良い音を楽しむオーディオ機器において、スピーカーやアンプは、なくてはならない機材です。そして、それらへのこだわりで、生まれるサウンドは飛躍的に向上します。

耳慣れた名称だけに、それぞれの働きを知っているような気がします。しかし、よく考えてみると、どのような役目を果たす機材なのか、知識が曖昧だという人も少なくありません。

スピーカーとは「音を出す機材」

まずは『スピーカー』について説明します。オーディオ機器では、音は電気信号として各機材を通過します。そして、届けられた信号を音として出す機材がスピーカーです。

音は、空気を振動させることで、人の耳に伝わります。空気が振動し、波のようになって鼓膜に届くのです。音波と書くのは、そのような意味です。

空気の振動の仕方が異なると、人には違う音として聞こえます。それが何種類も重なると、さまざまな音が同時に聞こえてくるのです。

各機材を通過した電気信号は、スピーカーの動きを促します。その動きが空気を振動させ、人の耳がそれをキャッチすることで音として認識できるのです。

アンプとは「音を増幅させる装置」

他方、『アンプ』は、電気信号を増幅させるための機材です。この増幅という効果は、厚みのある豊かなサウンドには欠かせないものになります。

例えば、エレキギターなどの電子楽器から発せられる電気信号は、もともと微弱な信号でしかありません。そのため、それを直接スピーカーに送っても、薄く小さな音にしかなりません。

スピーカーに電気信号を届ける前に、アンプによってその信号を膨らますことができるため、最終的にスピーカーによって生まれる音は、重厚かつ大音量にできるのです。

両者をセットにすた「アンプ内蔵スピーカー」って?

発せられた電気信号を、アンプで増幅させ、豊かなサウンドとしてスピーカーが発します。それぞれ、異なる役割を担っていることが分かるでしょう。

別々の働きをするため、スピーカーとアンプは、個々の機材として生産されることが多くあります。しかし、これを一体化すれば、一つの機材で、膨らみのあるサウンドを生み出せます。

そこで開発されたのが『アンプ内奥スピーカー』です。前述の通り、最初に送られる電気信号は微弱なものです。しかし、アンプの機能が備わったスピーカーなら、一つの機器で豊かな音を出せます。

アンプ内蔵スピーカーのメリットとは

スピーカーとアンプは、そもそも求められる役割が異なります。それらを一体化したアンプ内蔵スピーカーには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

接続・設置が簡単で使いやすい

アンプ内蔵スピーカーの最大の利点は、接続や設置が簡単で、とても使いやすい点にあります。外部アンプが不要なためケーブルがいらず、配線に手間取ることもありません。

また、異なる機材をセットするには、相性なども考慮する必要があります。その点、内蔵型であれば、アンプとスピーカーのマッチングを気にしなくてもOKです。

さらに、省スペースという面でも有利です。限られた空間でより良いサウンドを求める場合、数多くの機材をセットするよりも、一つを配置すれば済む効率性は魅力です。

アンプ・スピーカーの伝送ロスが少ない

外部のアンプとスピーカーをケーブルでつなぐ必要がないアンプ内蔵型スピーカーは、電気信号の伝送ロスを少なくできます。その分、音質の劣化を防げるのです。

ケーブルを伝う距離が長いほど、電気信号は劣化します。そして、それはスピーカーによって生まれる音質にも影響を与えかねません。

アンプが内蔵されていれば、アンプとスピーカーを最短距離で結ぶことができます。それだけ、機材本来が有する音質を確保できるのです。

おすすめのアンプ内蔵スピーカー3選

アンプとスピーカーそれぞれの働きを理解した上でアンプ内蔵スピーカーを見ると、その利便性の高さやメリットの大きさがより理解できるのではないでしょうか。

初心者や深い知識を持っていない人でも良好なサウンドを得られる、おすすめのアンプ内蔵スピーカーを厳選して紹介します。

ジェービーエル Pebbles

まず紹介するのは、アメリカの老舗オーディオ機器ブランドであるジェービーエルの『Pebbles』です。圧倒的なコストパフォーマンスを誇り大ヒットしました。

デジタルアンプを採用し、50mmのフルレンジドライバーとマッチングさせました。加えて、音声信号をUSB DACとして伝送することで、驚くほどクリアで豊かな音質を実現しています。

ヤマハ NX-N500

高再現性が魅力のHi-Fiオーディオですが、その分野のアンプ内蔵スピーカーの中で注目すべきモデルといえば『ヤマハ NX-N500』でしょう。

Wi-Fiを内蔵した同モデルは、ハイレゾのネットワーク再生や大手音楽ストリーミングサービスにも対応します。パソコンとつなげば、ハイレゾでも上位仕様の384kHz/24bitで再生可能です。

フォステクス PM0.3

スピーカーメーカーとして厚い信頼を集めるフォステクスからは、『PM0.3』がおすすめです。アクティブスピーカー側には、高効率の15W+15W デジタルアンプを内蔵しています。

スピーカーは、ウーハーとツィーターの2WAY方式で、高音から重低音までカバーします。ハイレゾにも対応する性能は、プロ級のDTM制作にもうってつけです。

文/編集部

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