アウトドアシーンに欠かせないアイテムの一つがクーラーボックスです。中でもコールマンのクーラーボックスは、世界中で愛用されています。機能性と種類が豊富なことも人気の理由です。コールマンのクーラーボックスの選び方と人気モデルを紹介します。
コールマンについて知ろう
バーベキューやキャンプなどのさまざまなアウトドアシーンで、赤地に白文字の「Coleman(コールマン)」の文字を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?コールマンについて紹介します。
コールマンってどんなブランド?
コールマンは、1901年にウィリアム・コフィン・コールマン氏によって、アメリカのオクラホマ州で創業された「アウトドアブランド」です。
1976年に日本に上陸して以来、日本のアウトドアシーンでは欠かせないブランドとして愛され続けています。
アメリカでの創業当初は「ガソリン式ランプ」のリースをメインとしていましたが、1914年から耐久性に優れた「ガソリン式ランタン」の自社生産をスタートさせ、「ガソリン式ランタン」を開発に成功しました。
このガソリン式ランタンは、コールマンのブランド力を世界中に広めたとも言える商品です。1923年には、コールマン氏がオートキャンプの将来性に目を付け、「キャンプストーブ」を開発し、その後も数多くのアウトドア用品を開発しています。
三つの魅力ポイント
コールマンは「機能性」「安全性」「デザイン性」で優れています。キャンプブームが始まる以前から、アウトドア用品を作り続けており、「長い歴史を誇るブランド」です。
長い歴史の間に開発された数々の商品は、上級者にはもちろん、ファミリーなどの「一般ユーザーにも使いやすく、安全性を確保」した商品作りがなされています。
また、アウトドア用品は、雨風にさらされることもあるため、耐久性に優れていなくてはなりません。コールマンの商品「ロングライフデザイン賞」を受賞している商品も豊富です。
もともと、豊富なカラーバリエーションを展開するなど、「デザイン性の高さ」にも定評があります。しかし、それだけでなく、最近ではアパレルブランドなどとコラボした商品も販売し、アウトドアをさらに「おしゃれ」に楽しむ提案もしています。
コールマンのクーラーボックスの選び方
コールマンは、種類豊富なアウトドア用品を販売しています。「クーラーボックス」も、その一つです。クーラーボックスは、食品などを保冷できるため、冷蔵庫のないアウトドアでは欠かせません。
コールマンのクーラーボックスは、用途・容量・保冷力など、さまざまなバリエーションが展開されています。利用シーンに合わせて、最適なクーラーボックスを選びましょう。
コールマンの豊富なクーラーボックスの中から、初心者にもわかりやすく「クーラーボックスの選び方」を紹介します。
用途で選ぶ
「デイキャンプ」には、使い切ったあとは、折りたたんで収納できる持ち運び便利な「小型ソフトクーラー」が最適です。氷や保冷剤を併用すれば、保冷力も問題ありません。
「屋外でのイベントやスポーツ」では、ドリンクや軽食の保冷がメインなので、デイキャンプと同様「小型のクーラー」がいいでしょう。
「釣り」で使用する場合、保冷力に優れ、椅子としても使用できる「ハードクーラー」がおすすめです。また、「横長サイズ」のクーラーボックスならば、大きな魚を釣っても折り曲げたりカットしたりせずに運べます。
「お泊りキャンプ」では、大容量の「ハードクーラー」または、「ホイール付きクーラー」がぴったりです。2泊以上のキャンプでは、ハードクーラーにソフトクーラーを載せられる「キャリーオンタイプ」が便利です。
容量で選ぶ
クーラーボックスは、大きすぎると持ち運びが不便になり、また、小さすぎると入りきりません。そのため、必要な食料やドリンクが収納できる「容量」かどうかもチェックしましょう。
たとえば、容量5Lの物であれば、350mlの缶6本が収納可能です。お泊りキャンプなどでは、大人1人が1泊で必要な容量は15L、子供であれば10Lが目安と言われています。
日数や人数に合わせて、最適な容量のクーラーボックスを選びましょう。
保冷力で選ぶ
容量と合わせて、保冷力も重要です。「コールマン」のクーラーボックスは、保冷力が1~3日間持続する「定番モデル」と、3~5日間保冷力が持続する「極冷モデル」の2種類あります。
この日数表記は、気温32℃前後、湿度30%の中、クーラーボックスに氷を入れ、マイナス12℃~10℃まで上昇する時間を計測した日数です。
しかし、実際には蓋を開け閉めしますし、屋外で使用することも多いため、保冷性が弱まることも考えておきましょう。記載されている保冷日数の6割程度を目安とするのがおすすめです。
コールマンのおすすめクーラーボックス5選
コールマンのクーラーボックスは、種類豊富です。それぞれ、特徴が異なるため、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
そんな人のために、コールマンの「おすすめのクーラーボックス5商品」を紹介します。
エクストリームホイールクーラー 50QT
「エクストリームホイールクーラー 50QT」は、保冷力5日の「極冷タイプ」のクーラーボックスです。47Lと大容量なので、大人2人と子供1~2人分の1泊のファミリーキャンプにも使えます。
サイズは、約58×46×45cm、重量は約7kgです。大容量のクーラーボックスは、飲料や食料を入れると非常に重くなりますが、この商品にはホイールとハンドルが搭載されているので、移動も楽に行えます。
駐車場からキャンプ場やバーベキュー場まで離れていても心配いりません。
- 商品名:エクストリームホイールクーラー 50QT
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54QT 60TH アニバーサリースチールベルトクーラー
「54QT 60TH アニバーサリースチールベルトクーラー」は、「60thアニバーサーリーロゴ」を使用した、おしゃれなアメリカンヴィンテージバージョンのクーラーボックスです。
1954年に発売されて以来、多くのユーザーたちに愛されています。本体の容量は約51L、重量は約7kgです。サイズが約60×42×41cmと大容量タイプなので、2Lのペットボトルも縦に収納可能です。
トップとボディには、厚さ3cmの発砲ウレタンを使用し、外気の影響を受けにくい仕様となっています。正面にはボトルオープナーも付いており、使い勝手も抜群です。
- 商品名:54QT 60th アニバーサリー スチールベルトクーラー
- 楽天市場:商品ページ
ホイールクーラー 28QT
「ホイールクーラー 28QT」は重量約3.3kg、容量約26Lとコンパクトサイズで、ホイール付きの移動に便利なクーラーボックスです。本体サイズは、約49×34×42cmと、2Lのペットボトルを縦に収納できます。
また、発泡ウレタン入りなので、保冷力も抜群です。ピクニックやバーベキューなどのデイキャンプ用のクーラーボックスを探している人にも向いているでしょう。
- 商品名:ホイールクーラー 28QT
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アルティメイトアイスクーラーⅡ 35L
「アルティメイトアイスクーラーⅡ 35L」は、40時間以上保冷力を持続できるソフトクーラーボックスです。蓋を全開せずに、中の物を素早く取り出せるように「小窓」が付いているため、中の冷気を逃しません。
また、重量は約1.4kgとハードケースよりもはるかに軽く、中身を使い切ったらコンパクトに折りたためます。そのため、持ち運びも便利です。
- 商品名:アルティメイトアイスクーラーⅡ 35L
- Amazon:商品ページ
もしハンドルやタイヤが壊れたら?
アウトドアで長く使用していると、ハンドルやタイヤなどのパーツが壊れてしまうこともあります。コールマンならば、新しいクーラーボックスを購入する必要はありません。アフターサービスが徹底している点もコールマンの人気の理由です。
破損した部品を購入
コールマンでは、クーラーボックスのハンドル・タイヤ・ヒンジなどの各部品も販売しています。そのため、壊れたパーツのみ、新しく買い替えることで、長くクーラーボックスが使えるので安心です。
まずは、コールマンの「パーツカタログ」を確認しましょう。交換したい部品が見つかったら、お近くの販売店で取り寄せてもらいます。ただし、交換したい部品が見つからない場合には、修理が必要かもしれません。
取扱店またはオンラインで修理依頼も可能
パーツカタログに部品が載っていない場合など、修理が必要な時は、お近くのコールマン商品取扱店・オンラインから修理依頼も可能です。また、コールマンへ直送による修理受付もできます。
オンライン修理受付|キャンプ用品やアウトドアならコールマンオンラインショップ
文/編集部