あなたは子供時代、どんな部活や習い事をしていただろうか? そしてその経験は、大人になった今どのように役立っているだろうか?
そんな「部活」や「習い事」のメリットを、イマドキの親御さんはどう考えているのかを追求すべく今回、小学4年生から中学3年生までの、部活や習い事をしている子どもを持つ保護者700名を対象にしたアンケート調査が行われたので、紹介していきたい。
保護者が感じる「部活、習い事」のメリットTOP3!
部活や習い事をしている小学4年生から中学3年生までのお子さまを持つ保護者男女700名を対象に、「部活、習い事」のメリットは何か尋ねる調査が行われたところ、最多回答は「体力をつける(52.7%)」で、半数以上の保護者が「部活、習い事」のメリットと感じていることが分かった。
以降「達成感を感じられる(44.1%)」、「チームワークを学べる(43.9%)」と続いた。
Q1.あなたが思う「部活、習い事」のメリットは何か?(n=700・複数回答方式)
保護者が感じる「部活、習い事」のデメリット、最多は「家族で過ごす時間が減る」
続いて、「部活、習い事」のデメリットは何か尋ねる調査が行われたところ、最多回答は「家族で過ごす時間が減る(32.3%)」、次に「成績に影響してしまう(24.7%)」、「怪我をするリスクがある(24.1%)」となった。
しかしながら、「特にない」と回答した方も36.7%存在し、「部活、習い事」に対して良いイメージを持っている保護者が多いことが明らかに。
Q2.あなたが思う「部活、習い事」のデメリットは何か?(n=700・複数回答方式)
「部活、習い事」と「勉強」、親の希望は「両立」か「勉強に比重」
次に、「部活、習い事」と「勉強」とでは、どちらに比重を置いてほしいと思うか尋ねる調査が行われたところ、「部活、習い事(4.7%)」、「どちらかというと部活、習い事(6.9%)」と合わせて11.6%の保護者は「部活、習い事」に比重を置いて欲しいと思っていることが判明。
一方で、「勉強(17.4%)」、「どちらかというと勉強(25.0%)」と合わせて42.4%の保護者は「勉強」に比重を置いて欲しいと思っていることが分かった。なお、最も回答が多かったのは「同じくらい(46.0%)」だった。
Q3.あなたはお子さまに「部活、習い事」と「勉強」とでは、どちらに比重を置いてほしいか?(n=700・単一回答方式)
<明光義塾のコミュニティサイト【メイコミュ】に寄せられた回答から>
Q.あなたはお子さまに「部活・習いごと」と「勉強」では、どちらに比重を置いてほしいですか?また、その理由も教えてください。
●理想は勉強ですが、やはり周りとの繋がりを知って育って欲しい時期だと思うので、部活や習い事に多く力が入っても良いと思います。(小学4年生の保護者)
●どちらも大切にしてほしい。将来的には勉強以外の経験や人間関係に助けられることも多いと思うから。
(小学4年生の保護者)
●両方とも頑張って欲しいですね。 でも、常に同じ力加減でなくて良いと思います。時々によって、割合は違っても生き生きと活動出来ればOKだと思います!(中学3年生の保護者)
●今は勉強に集中してほしいですが、また高校受験が終わったら好きなスポーツにも熱中してほしいです。
(中学3年生の保護者)
●生徒会で学ぶ事も沢山ありますが、ほどほどにしてほしいなと思う時も正直あります。もう少し勉強を頑張って欲しいのが本音です。(中学3年生の保護者)
保護者の2人に1人は、「部活、習い事」に関する出費について経済的な負担を感じている!
「部活、習い事」に関する出費について、経済的な負担を感じるか尋ねる調査が行われたところ、「経済的な負担を感じる(18.9%)」、「どちらかというと経済的な負担を感じる(34.0%)」と合わせると52.9%だった。
よって、保護者の2人に1人は、「部活、習い事」に関する出費について経済的な負担を感じていることが分かった。
Q4.お子さまの「部活、習い事」に関連した出費に対して経済的な負担を感じるか?
(n=700・単一回答方式)
保護者の6割以上が「部活、習い事」の友人は良い影響を与えてくれると回答
自身の子どもに対して、「部活、習い事」の友人がどのような影響を与えると思うか尋ねる調査が行われたところ、「良い影響を与えている(22.7%)」、「どちらかというと良い影響を与えている(42.1%)」と合わせると64.8%、保護者の6割以上が「部活、習い事」の友人から良い影響を受けていると感じていることが分かった。
Q5.あなたはお子さまの「部活、習い事」での友人がお子さまにどのような影響を与えると感じているか?(n=700・単一回答方式)
<明光義塾のコミュニティサイト【メイコミュ】に寄せられた回答から>
Q.あなたはお子さまの部活・習いごとでの友人がお子さまにどのような影響を与えると感じていますか?また、その理由を教えてください。
●いい影響を与えていると思う。一緒に過ごす時間が長いこともあり、クラスの友達とは違った深いつながりがあると思う。(中学1年生の保護者)
●とても良い影響を貰えていると思います。親元を離れて、スイミングスクールでの課外活動にも進んで参加出来るようになり、学校や地域の課外活動にも楽しく参加しています。(小学4年生の保護者)
●いい影響を与えていると思います。クラスの他に居場所やコミュニティがあるのは本人にとっていい気分転換になると思います。(中学3年生の保護者)
●良い影響を受けていると思う。 同じ目標に向かって進む大切さを学んだり、好きな事が同じの仲間ができたりと勉強だけではない事を経験出来ていると思います。(中学3年生の保護者)
●いい影響を与えていると思う。団体競技なので協調性も磨かれるし、上下関係や挨拶など生活態度も備わってくる。まず、何より楽しそうにしている。(中学1年生の保護者)
小中学生の「部活、習い事」サポート、保護者が最も大変に感じるのは「日々の送迎」
小中学生の「部活、習い事」サポートを大変に感じている保護者490名を対象に、一番大変に感じることは何か尋ねる調査が行われたところ、最多回答は「日々の送迎(30.0%)」、次に「遠征などへの送迎・同行(17.5%)」、「お弁当の準備(15.5%)」となった。
Q6.あなたがお子さまの「部活、習い事」をサポートする中で一番大変なのは何か?
(n=490・単一回答方式)
小中学生の「部活、習い事」後の帰宅時間、最多は「18時から19時」
最後に、「部活、習い事」が終わった後の子どもの帰宅時間を尋ねる調査が行われたところ、(※毎日異なる場合は一番遅い時間帯を指定)最多回答は「18時~19時(32.6%)」、次に「17時~18時(18.6%)」、「19時~20時(16.4%)」となった。
Q7.あなたのお子さまが「部活、習い事」が終わった後に帰宅する時間はいつか。(n=700・単一回答方式)
※明光義塾調べ
<調査概要>
有効回答数:小学4年生から中学3年生までの、部活や習い事をしている子どもを持つ保護者700名<内訳>小学生4~6年生の子どもを持つ保護者:350名、中学生の子どもを持つ保護者: 350名
調査期間:2019年8月23日~2019年8月26日
調査方法:インターネットリサーチ調べ
株式会社明光ネットワークジャパン
構成/こじへい