2018年日本国内のオートキャンプ動向を調査した「オートキャンプ白書2019」
近年、「ソロキャンプ」が増加傾向にあることが日本オートキャンプ協会の調査によって判明した。You Tubeなどで芸能人のキャンプが人気を呼び、またメディアなどでもソロキャンプが取り上げられたことが理由として挙げられる。
さらに、ソロキャパーを対象としたイベントが、平日に開催されるなど2018年は平日稼働も注目された。ソロキャンプ人気を背景にキャンプ用品では一人用の用品販売が好調なほか、冬キャンプ用の高価格帯のシュラフなどの販売が好調だった。
また2018年は、夏は天候に恵まれなかったものの、秋から冬にかけてのキャンプ需要が伸び、「オートキャンプ参加人口」は850万人と2017年の840万人を1.2%上まわり、6年連続して前年比がプラスとなっている。
調査概要
1.キャンパーとキャンピング活動の実態
調査対象:キャンパー 4,110人年齢(18~79歳)
調査地域:北海道から沖縄県まで
標本抽出方法:日本オートキャンプ協会の会員オートキャンプ場
411カ所の利用者から無作為に抽出
調査方法:アンケート用紙をキャンプ場で直接渡し記入
調査項目:31項目
調査時期:2018年8~10月
2.オートキャンプ場管理と運営の実態調査
調査対象:オートキャンプ場516カ所の経営者もしくは支配人
調査地域:北海道から沖縄県まで
標本抽出方法:オートキャンプ場より無作為に抽出
調査方法:郵送によるアンケート方式
調査項目:40項目
調査時期:2018年11~12月
構成/ino