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無料で受けられる講義も!MBAや大学の学位も取得できるアメリカの公開オンライン講義「MOOC」活用法

2019.09.10

大学の学費が高騰し続けているアメリカで、オンラインで学位を取る学生が増えているという。そこで、大学の授業からスキル取得プログラムまで、活気付くオンラインエデュケーションのトレンドを調べてみた。

無料で受けられる講義も!アメリカ有名大学が参加する公開オンライン講義って?

アメリカの大学は学費が高いというのはよく知られているが、そんな大学の授業料高騰を背景に、注目されているのがMOOC(Massive Open Online Courseの略称)という公開オンライン講義だ。

MOOCで提供されるオンライン上の講座は、各プラットフォームで配信され、スタンフォード大学、プリンストン大学などの講義が受けられる「Coursera」や、MIT(マサチューセッツ工科大学)やハーバード大学が参加している「edX」が有名で、学位取得プログラムも充実しており、大学の学位をリーズナルブルに取得できるという。

Internet Trends 2019 より

「Internet Trends2019」によると、「Coursera」の受講者は上がり続け、2019年には、4,000万人に達する勢いだという。マーケティングやファイナンス、機械系、さらには、メンタルや健康に関する講座も人気のようで、アメリカを中心に、アジアやヨーロッパなど世界中の人々から受講されていることがデータからわかる。

「Coursera」は、無料で受けられる講義も多彩にラインアップしており、コースに合格すると、修了証(有料)を受け取ることができる。アメリカでは、履歴書やビジネス特化型SNSの「LinkedIn」にこうしたオンラインコースの修了証を記載しておくと、企業の受けもよくなるそうだ。

大学の学位取得が通学制の半額並み⁉注目のオンライン学位プログラム

冒頭でも触れたように、アメリカの大学授業料は、特に私立は右肩上がりで高騰し続け(名門私立大学ハーバード大学の今年の授業料は年間50,144ドルもする)、大学卒業後にかなりの額のローンを抱える学生もいるという。アメリカは、日本よりも学歴がものを言う社会と言われており、就職には大学の専攻などが重視されるが、卒業後に大学の授業料に見合った年俸を稼げるか不安視する人も多くなってきているようだ。

こうした背景から、大学の学位を通学制より安く取得できるオンラインエデュケーションが人気を得てきているのかもしれない。「Coursera」は、通学制よりも半額並みに安く学位を取得できるコースがあるという。

Coursera より

「Internet Trends2019」によると、名門と言われるペンスルバニア大学をはじめオンラインの学位取得コースを開講する大学が年々増えている一方で、通学制のコースだけを取得する学生の数が減少傾向にあるという。大学入学者数は増えているので、オンラインコースを取得している学生が年々増加していることが見受けられる。

Internet Trends 2019 より

また、「Forbes」によると、通学制とオンラインコースの両方を受講した多くの学生が、オンライン講義を従来の講義と同等以上のランク付けをしているという。ITの技術も進化し、教室で学ぶ環境と同じ体験をオンラインで実現できるようになってきているようだ。オンラインコースを選ぶメリットを、次のように上げている。

「オンラインコースでは、学生が自分のペースで勉強でき、学習をよりコントロールできる。オンラインチャットを通して、教授やクラスメートへのアクセスが向上しているのも魅力的だ。また、オンラインコースは頻繁に評価制度が実施される傾向があり、生徒が評価される頻度が高いほど、教授は生徒の学習進捗状況をフォローでき、必要に応じてサポートできる」

Forbes より

通学制コースのクオリティと変わらない授業を受けられるオンラインコース。卒業後、通学制で取得した学位のように、企業の間でその価値が認められ始めているとなれば、高い学費を払えず大学進学をあきらめていた学生にとって、ドリームジョブへのチャンスが広がっているように感じられる。

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