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レトロな感じがたまらない!ロシア軍用ブランドVostokのダイバーズウォッチ「Amphibian 120512」はコスパも抜群

2019.09.10

ソビエト連邦のミルスペックを満たした軍用時計

最近、気になっている機械式自動巻きの腕時計。ハイコスパで、頑丈で、誰にもかぶらないメーカーと言えば、ロシアのVostokを筆頭にあげたい。ebayでリストアップすると500点ほど出品されており、同じデザインがほとんどないというバリエーションの豊富さが特徴である。

Vostokのルーツはソビエト連邦の国営工場として生まれた「モスクワ第2時計工場」で、1942年にタタールスタン共和国に疎開してきたこの工場が、戦後になって機械式腕時計を作りスタートした。1961年にソ連が打ち上げた有人宇宙船「ボストーク1号」から社名をVostok(東方)とした。ソビエト連邦国防省の選定を受けたKomandirskie(コマンダスキー)が納入され、その後、ステンレスケースに収められた200m防水のAmphibian(アンフィビア)が開発された。軍の正式装備に決まったVostokの腕時計は、年間450万本も生産されるようになったのだ。

1991年、ソビエト連邦の崩壊に伴いVostokの腕時計は西側に土産物として流出、Vostokは民営化される。その後もオリジナルのムーブメントによる多種多様なデザインの腕時計を生産し続けている。ソ連時代に軍に納品されたモデルには、3AKA3 MO CCCP(ソビエト連邦国防省発注品)の刻印がありレアモノ扱いだ。さらにVOSTOK EUROPEもできたのだが、それは別の話になる。

ケースサイズ41mmで200m防水

今回の主役はAmphibianの復刻モデル「Amphibian 120512」である。Vostokと言えばKomandirskieが代名詞だが、それは後の楽しみにとっておいて、実用的なケースサイズと重さと安さでAmphibianを選んだ。20気圧防水で回転ベゼル付きと、ISOの定めるダイバーズウォッチとしての要求事項も満たした本格派である。ムーブメントは何種類かあるが、私は時計が止まったときに合わせるのが面倒なので、カレンダー機能のないタイプを選んでいる。主なスペックを箇条書きしてみよう。

モデル名/ Amphibian 2415.01 / 120512
ムーブメント/Vostok2415.01(31石/自動巻き)
ケース/ステンレススチール製、耐震構造
ケース幅/約41mm
ケース厚/12mm
バンド幅/18mm
重量/62.9g(実測値)
風防/ドーム型有機ガラス
防水/20気圧防水(水深200m)
バンド素材/シリコンベルト
パワーリザーブ/31時間
1日平均誤差/−20sec〜+60sec
メカニズムの平均寿命/10年

ケース裏面には200m防水の文字が彫り込まれている。ザラザラした質感がいい

ドーム型風防のレトロなデザイン

『Amphibian』の特徴はドーム型に盛り上がったアクリル製の風防である。当時は強度の高いミネラルガラスやサファイヤクリスタルガラスがなかったので、風防に有機ガラス、つまりアクリルを使うのが一般的だった。しかし、アクリルはフラットのままでは強度が稼げないため、ドーム型にして厚みと強度を確保している。ガラスにはない柔らかい質感とドームのカーブが独特の味わいを醸し出す。実用性で言えばカーブした部分に光が反射しやすく視認性がやや落ちるが、文字盤の端の部分だけなので問題はない。素材的にガラスより柔らかいのでキズが付きやすいのが弱点だが、時計店に依頼すれば磨いてキレイな状態に戻すことが可能だ。これを嫌ってOMEGA『スピードマスター』にはサファイヤクリスタル製とアクリル製の2種類のドーム型風防がラインナップされ選べるようになっている。

純正ベルト込みで、81.8gとダイバーズウォッチとしては軽量だ

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