日本でも取り入れても良いと思う外国の税金制度、「犬税」「ポルノ税」「渋滞税」が支持される結果に
海外では日本にはない税制度を導入し、一定の財源を確保している国々がある。先述の調査では消費増税に「反対」という人の38.9%が「消費税でない税金を引き上げるべき」と考えていることも分かった。
そこで、海外のユニークな税制度をピックアップし、「日本で取り入れても良いと思うもの」を選んでもらう調査が行われたところ、1位は「犬税」(ドイツ等)、2位以降に「ポルノ税」(イタリア)、「渋滞税」(イギリス)、「ポテトチップス税」(ハンガリー)が入り、「何も導入したくない」は20.7%と少数派になった。「犬税」は安易にペットを飼う人を減らすための制度としてヨーロッパ各国で取り入れられており、飼育放棄が日本においても問題となりつつあることから支持を得たことがうかがえる。
増税前にやっておこうと思っていることTOP5!
「増税前にやっておこうと思っていること」を尋ねる調査では、過半数が「特にない」と回答し、ダントツの1位となった。大きく差が空いて2位に「旅行」「買い溜め」(18.0%)、次いで「家計の見直し」(13.2%)という結果に。
増税に伴い、キャッシュレスでの買い物でポイントが最大5%還元されるという施策を政府が打ち出しているが、「キャッシュレスへの移行」と回答した人は7.5%しかおらず、まだまだ情報が浸透していないことがうかがえる。
増税前に買っておこうと思っているものTOP5!
「増税前に買っておこうと思っているもの」についても1位はダントツで「特にない」だった。増税前には「家」や「車」などの高価なものを買った方がお得というイメージがあるが、「家」も「車」も圏外となった。消費者は今回の増税を冷静に見ているようだ。
※旅行サイト「エアトリ」調べ
■調査概要
調査タイトル:「消費増税」に関するアンケート調査
調査対象:20代~70代の男女942名
調査期間:2019年8月13日~8月16日
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社エアトリ
出典元:株式会社エアトリ
構成/こじへい