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オンライン会議などにマイク付きイヤホンを装着するとハンズフリー通話が可能です。
でも、マイクってどこについているのでしょうか? また、マイクの性能が悪いと、同席者が聞きづらい可能性もあります。
そこで、Bluetoothイヤホンのマイクに関する基本や、オンライン会議にベターなマイク付きのおすすめイヤホンをご紹介します。
内蔵? 外付け? Bluetoothイヤホンについているマイクとは
音楽鑑賞時には使われことが少ないため、あまりマイクについて意識する人は少ないかもしれません。
しかし、Bluetoothイヤホンにはマイク機能を搭載したモデルが多数あります。
では、マイクは一体どこについていて、どのように使うのでしょうか?
Bluetoothイヤホンのマイクはどこにある?
そもそも、この手のワイヤレスイヤホンのマイクはどこにあるのか? と思う人も多いはず。
完全ワイヤレスのBluetoothイヤホンの場合、マイクはイヤホン本体に内蔵されている場合がほとんどですが、コード付きのタイプではリモコン部分に内蔵されるタイプもあります。
メーカーによって違いがありますので、お手持ちのイヤホンはマイクがどこに着いているのかを確認して、自分の声が明瞭になるようご配慮ください。
Bluetoothイヤホンについているマイクの使い方は?
せっかくマイク付きのBluetoothイヤホンを買ったのに、マイクが使えないことがあります。その場合は接続機器の設定を確認してみましょう。
Bluetoothイヤホンのマイクが使えない時はプロファイルなどの設定を確認
BluetoothイヤホンではHSP/HFP/A2DP/AVRCPなどのプロファイルが利用されています。対応するプロファイルをサポートしていないと使えないことがありますので、スマホやパソコンがこれに対応しているのかを確認してください。
どれくらい聞こえる? Bluetoothイヤホンマイクの性能
マイク性能が悪いと雑音が酷かったり、声をきちんと拾ってくれなかったりします。
音楽鑑賞メインで使う人はいいですが、日頃から電話やゲームの通話メインで使う場合はマイク性能も考慮して選びましょう。
相手の声がきちんと聞こえる! Bluetoothイヤホンマイクの音質
マイクの音質で重要なのは、通話先の声がクリアに聞こえることでしょう。
ここを重視するなら「マイク付きイヤホン」で探すより「ワイヤレスヘッドセット」で探すほうが目当ての商品が見つかりやすいかもしれません。
ZOOMなどのオンライン会議にもおすすめ!PCでも使えるマイク付きBluetoothイヤホン
たいていのワイヤレスイヤホンはマイク付きですが、その中でも特におすすめの商品をご紹介します。
高音質でも通話もできる! SONYの人気Bluetoothイヤホン
SONY『MDR-EX750BT』
Amazon販売価格1万6800円で、ハンズフリー通話用マイク内蔵。
このマイクはエコーキャンセレーションとノイズサプレッション、そして高音質技術「HD Voice」を搭載しているため、高音質で通話ができます。
ハイレゾ相当の高音質サウンドで音楽鑑賞も十分楽しめるモデル。
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iPhoneなら『AirPods』! 左右にマイクがあるBluetoothイヤホン
Apple『AirPods』
Amazon販売価格1万9000円。iPhoneやiPadを使っているなら純正品の『AirPods』がおすすめです。
左右のどちらにもマイクがついているため、「マイクを常に左」「常に右」などと設定も可能です。
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片耳タイプのおすすめBluetoothイヤホン
通話オンリーに使うのであれば、必ずしも両耳で聞くイヤホンである必要はありません。そんな時はワイヤレスヘッドセットで探してみましょう。
【Bluetooth 5.0+CSR】Bluetooth ヘッドセット
この手のタイプであれば両耳を塞がなくていいので、通話しながら周囲の音にも気を配れます。仕事中はもちろん、家事にもおすすめです。
【参考】Amazon詳細ページ
価格で区切って機能で選ぶ! おすすめのマイク付きイヤホンの選び方
イヤホンは音が聞こえる機能以外にも、防水性能やノイズキャンセリング機能など、様々な特徴を持ちます。ここではマイク付きイヤホンの選び方を考察してみました。
安いおすすめイヤホンは? 買う時は機能を選ぼう
安いイヤホンは、必要最低限のスペックであることが多いです。高音質/高い防水性能/長時間再生が可能/デザイン性……すべての機能に高いレベルを求めるのは、安いイヤホンでは、正直難しいです。マイクの機能が高ければ、それ以外の機能は妥協することも、時には大事です。
1万円台のイヤホンは全て高音質?マイク性能も確認するのがおすすめ
1万円台ともなると、さすがに良品が多くなります。
買い手も「1万円も出すのだからマイクの音質もさぞいいはず」と思いがちですが、実は、マイク性能に限れば数千円で買ったイヤホンと大して変わらないこともあるのです。
これは、マイク性能をそこまで重視していないケースです。メーカー公式サイトなどでマイク性能をきちんと確認してから選ぶようにしましょう。
コスパの良いおすすめイヤホンは?機能と価格を比べよう
高音質で聞ける/Bluetooth規格5.0/AACやaptXコーデック対応/防水性能IPX5/連続再生4時間以上……
これだけのハイスペックを実現していて、価格が5000円以下なら、十分にコスパ良しといえます。
ただし、いくらコスパが良い!と言われている製品でも、自分が求めるスペックを装備していないのならお金が無駄になることも。
例えば「コスパ良し」と紹介されていた商品を買ってみたのものの、マイクの性能が悪くイヤホンでの通話はほぼできず、結局買い直しになった……ということもありえます。
自分にとって必要な機能が搭載されているかはきちんと確認し、その上で価格を比べてみましょう。
けっこう忘れる……。Bluetoothイヤホンの接続方法
音楽鑑賞メインにしろ、通話メインにしろ、まずはスマホなどの端末に接続しないとBluetoothイヤホンは使えません。ここでは「接続しているはずなのに聴こえない」問題の解消方法を紹介する。
その接続、ちゃんとできてる? Bluetoothイヤホンの接続方法
Bluetoothイヤホンが使えない原因として、Bluetoothの機能をオフにしている場合が意外と多いです。
まずは端末のBluetoothがオンになっているかを確認しましょう。
また、有線と違ってBluetoothなどのワイヤレスイヤホンは、イヤホン側も電源を入れてペアリングモードにする必要があります。
失敗しやすいのはイヤホン側の操作で、電源を入れて終わってしまうこと。電源を入れたあとにペアリングと呼ばれる接続モードになっているか、きちんと確認しましょう。
最後にスマホなどでペアリングしたいイヤホンを探して選択すればOKです。
[1]スマホやパソコンのBluetoothをオンに
[2]イヤホンの電源を入れる
[3]ボタンの長押しなどイヤホンをペアリングモードに(機種によって異なります)
[4]スマホやパソコンからペアリングしたいイヤホンを探して選ぶ
たいていの機種はこの工程を1度やれば、2度目からはBluetoothがオンになっていれば自動でペアリングします。もしもうまく行かない時は設定をやり直してみましょう。
Bluetoothイヤホンの接続が切れる! 接続できない時は?
きちんと設定したのに接続が切れる……ということもあります。この場合は以下の点を確認しましょう。
■イヤホンの充電はきちんとできているか
■機種やOSのバージョンは最新か
■電波干渉は起きていないか
■電波状況は悪くないか
特に電波状況の確認とイヤホンの充電は忘れがちなので、要チェックです。
またイヤホンやスマホの機種が古い場合や、スマホのOSが古いと途切れることもあります。
いろいろ試したけれど、接続が途切れる時は、ひとまず再起動してペアリング設定をやり直してみましょう。
それでもダメな場合は、残念ながらイヤホンの故障や、もともとの性能に問題がある可能性が高いです。