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突然家で「ピッ!」と鳴る電子音。無視すると火事の危険性が増すってご存じ?【PR】

2019.09.01PR

ご家庭で次の「ピッ!」という電子音を聞いたことがある……そんな人がいるかもしれない。

8秒ごとに「ピッ!」と鳴るこの電子音、いったい何の音だろうか?

家の天井にある丸いUFO? これって何?

ご存じかもしれないが、家の天井には様々な電子機器が設置されている。その中に丸い薄型の物体を見たことがあるだろうか? それは「火災警報器」である可能性が高い。

火災報知器とは、家庭で起こる火災による煙や熱を検知して、音や光などで知らせるものだ。

新築、既存住宅を問わず、戸建て住宅・500㎡以下の共同住宅(アパートなど)への設置が義務化されたことで、今や存在が当たり前のようになったが、意外と日本での歴史は浅い。

日本で住宅用火災警報器が義務化したのは2006年

今からさかのぼること13年ほど前。2006年6月1日から、消防法により住宅用火災警報器の取り付けが義務になった。

アメリカは1970年代後半から設置義務化されたというから、日本は30年近く遅れていたわけだ。

日本では2006年6月1日を境目に、新築住宅は設置義務を果たさないと確認申請が降りないため、住宅用火災警報器が未設置の家は建てられない。

さらに、2006年6月1日以前に建てられた住宅にも住宅用火災警報器の設置が義務化されている。

設置場所は寝室と、寝室のある階の階段の上が義務化されている。また、台所は煙を感知する【煙式】もしくは熱を感知する【熱式】のいずれかの設置が奨励されている。

【煙式】の場合、警報器内部に煙が入ると発光ダイオードの光が煙の粒子に反射して受光部に届き、警報を鳴らす仕組みになっている(『けむり当番』)。

一方【熱式】は、警報器内部の感熱素子がある一定の温度(約65℃相当)に達すると警報を鳴らす仕組みだ(『ねつ当番』)。

設置義務などは各市町村条例により制定されており、その土地により異なる。例えば東京都の場合は、住宅の居間、リビング、子供部屋、寝室など、ふだん使っている居室、階段、台所の天井または壁に設置が必要とされている(浴室、トイレ、洗面所、納戸などは含まれない)。

義務化から10年を超え本体交換時期を迎える機器が増加中

2016年6月1日を境目に住宅用火災警報器を設置する家が急増した。以来10有余年、義務化前後に設置したご家庭では、そろそろ「電池切れ」の問題が発生する可能性があるのだ。

以下の表は住宅用火災警報器の検定等の合格台数をまとめたものだ。

※消防庁ホームページより第8回住宅用火災警報器設置対策会議資料

平成17年に180万台、平成18年には960万台、平成19年には1440万台、平成20年には2400万台が合格しており、この間で5000万台以上が検査に合格している。そして、当時設置された住宅用火災警報器は、10年以上が経過していることとなる。

電池式以外にも100V式も用意されるが配電工事が必要

住宅用火災警報器は【電池式】と【100V式】に大別される

100V式は電池が不要でラクそうだが、専門の資格を持った業者による配電が必要であり、住宅用火災警報器の多くが電池式を採用している。

2005年6月から2007年7月までのブザータイプが交換時期に

パナソニックの住宅用火災警報器は2005年6月から2007年6月まで、火災を検知すると「ピーッ ピーッ」と鳴る、ブザータイプしかなかった。

2007年7月以降は「ピーッ ピーッ 火事です 火事です」と音声でも警報する製品が登場したが、パナソニック以外のメーカー製品も含めておよそ2600万台のブザータイプの住宅用火災警報器が、電池交換、本体交換の時期に来ている。

実は電池の交換時期がわかりにくい住宅用火災警報器が多い

さて、設置のピーク時から10年あまりが経過し、電池の交換や本体の交換時期を迎えている住宅用火災警報器だが、実は電池の交換時期がわかりにくいという問題を抱えている。

冒頭で8秒ごとに「ピッ!」と鳴る電子音をご紹介したが、これは2007年以前の住宅用火災警報器が電池交換をうながす警告音だ。しかし、交換のサインが時折「ピッ!」と鳴る電子音のみ。様々な電子音があふれる現代では、このようなありふれた電子音は聞き逃してしまうことも多いだろう。

また、この警告音も1週間あまりで止み、同時に本体の動作は完全に停止する。そうなると、いざ火災が発生しても警報を鳴らしてくれない。

10年以上も災害に遭わずに過ごすと、ついつい住宅用火災警報器の存在を忘れてしまいがち。そんな中、電池交換、本体交換をしないままで火災が起きると、悲劇が起こる。

1970年代後半から設置義務化されたアメリカで2015年に実施した調査によると、火災で亡くなる人の20%くらいは、警報器が付いていても何らかの理由で動作せず、犠牲者が510名もいたというのだ。

※September 2015 Marty Ahrens National Fire Protection Association Smoke Alarms In U.S. Home Fires

住宅用火災警報器はつけているだけではダメ。しっかりと動作するかが重要なのだ。

また、住宅用火災警報器は10年を目安に発光ダイオードの不具合など「摩耗故障期間」に入るという。例え電池を交換しても警報器本体が故障してしまったら、意味がない。そのため、住宅用火災警報器は電池だけではなく、全体の交換が推奨される。

住宅用火災警報器を交換するならどんなモデルがいい?

では、古くなった住宅用火災警報器を交換する場合、どんなモデルが推奨されるのだろうか? 10年超にわたる使用実績でわかってきた改善点を踏まえ、検証してみたい。

火災死亡者数は減っているが65歳以上の高齢者の死亡数は横ばい

住宅火災による死者数は減少傾向にある。しかし、65歳以上の高齢者に限ると、住宅火災による死亡者数は減少していない。

住宅火災による死者数のうち65歳以上の高齢者は72.7%を占める。また、住宅火災の死者のうち、50.5%が逃げ遅れによるものと推定されている。

※平成30年版消防白書より

そんな逃げ遅れによる死亡者を減少させるためにも、早期の警報が重要になるわけだ。そこで、パナソニックは夜中に起きうる火災として、戸建て住宅の2階寝室で寝ている時に、1階でくん焼火災が発生したと想定、1階で煙が立ち始めてからどのくらいで2階の住宅用火災警報器が鳴動するかを調査した。

その結果、約7分後に2階の警報器が鳴ったという。もちろん火災の規模や季節による温度などの条件の違いで結果は変わるが、もし7分後に2階から逃げようとしても、すでに1階は煙が充満しており、逃げ場を失うといったことも起こりうる。

住宅用火災警報器の重要性を説明する、パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社 エナジーシステム事業部 P S マーケティングセンター パワー・システム部 住警器企画課 松村泰樹課長

ワイヤレス連動型がおすすめ

そこで、パナソニックではワイヤレス連動型の設置を推奨している。親機と子機をそれぞれ小電力型の無線でつなぎ、火災があると連動して警報するもの。小電力とはいっても見通しの良い場所なら100mまで接続可能だし、親機以外は最大で14台まで連動ができる優れもの。耳が聞こえにくい高齢者などの安心につながるだろう。

また、ワイヤレスというと接続作業に不安を抱える人も多いだろうが、設定は親機と子機にある登録ボタンを同時押しするだけ。これなら高齢者でも設置しやすいはずだ。

光で知らせる住宅用火災警報器も登場

さらに、2019年3月からは、火災時にLEDランプがほのかに点灯する「あかり付」タイプも登場。部屋を真っ暗にして寝る人が半数以上といわれる中、避難時に足下の確認ができ、また、階段もあかり点灯で避難経路を確認しやすくなるだろう。

インターホンに接続して火災をインターホンやスマホに通知

さらに、IoT機器との連携も進んでいる。ワイヤレス連動型の住宅用火災警報器を同社のワイヤレス連動型用移報接点アダプタ『SH3290K』に接続すれば、警報をインターホンに転送したり、*スマホの画面にプッシュ通知するなどといった動作が可能になる。
※パナソニック製『外でもドアホン』接続時。

火災での被害を最小限に食い止めるべく、住宅用火災警報器は常に最新の技術が応用されているのだ。

火災による死亡者を減らすため

2006年6月1日の設置義務化により、我々の暮らしに欠かせなくなった住宅用火災警報器は、10年を超える時間の中で進化、発展してきた。機器の進化のおかげで、火災を早期に認知する可能性は大いに高まった。

しかし、火災による死亡者を減らすためには、常日頃からの点検が不可欠だ。もちろん、古くなった電池や本体の交換をきちんと行うべきだろう。

もしものための備えとして、みなさんも一度、ご家庭に設置されている住宅用火災警報器を点検してみてはいかがだろうか? そしてもし、警報器が古くなっているなら、改良・進化した住宅用火災警報器への交換を検討していただきたい。

 


 

クイズに答えて住宅用火災警報器を手に入れよう

冒頭で紹介した8秒ごとに「ピッ!」と鳴る電子音の正体とは? 以下のクイズに答えてEメールで応募すると、抽選で3名様に住宅用火災警報器が当たるので奮って応募願いたい。

【クイズ】この音は何の音でしょう?

【プレゼント応募方法】

以下1〜8全てをご記入の上、dime@shogakukan.co.jpまでEメールにて応募ください。

1.クイズの答え:「○○○○○○○○の電池がもうすぐ切れることを知らせる警告音」
2.お名前:
3.フリガナ:
4.Eメールアドレス:
5.ご住所:〒
 (都道府県)
 (市区町村番地)
 (マンション・ビル名)
6.電話番号:
7.性別:男性/女性
8.年齢:

※応募のご注意※

■メールの件名に「@DIMEパナソニックプレゼント」と忘れずにご記入ください。
■応募はおひとり様につき1件とさせていただきます。
■応募の締め切りは2019年9月16日(月・祝)です。
■応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
■当選された賞品の交換はできません。

注意事項をお守りいただけない場合は無効とさせていただきますのでご注意ください。
また、結果は当選者の方のみにご連絡いたしますので、ご了承ください。

以上、ご応募お待ちしております。

■株式会社 小学館(以下当社といいます)は、ご記入いただきましたみな様の情報(ご住所、姓名、電話番号など)を本プレゼントの発送に関すること以外の目的で使用することはありません。
■当社が本プレゼントを通じて得る個人情報は、応募されたみな様のご了承をいただかない限り、第三者に開示することは一切ありません。

 


 

 取材・文/中馬幹弘

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