新型ジムニーの内装をアクセサリーパーツでカスタム
新型ジムニーにはメーカーが豊富なアクセサリーを用意している。走りや外観のカスタムのためのパーツに加え、内装をブラッシュアップするアクセサリーパーツもラインアップする。
その中から、アウトドアを楽しくするパーツを厳選して紹介する。
車中泊に快適な低反発ウレタンフォームのマット
ジムニーの助手席とリアシートを倒して低反発ウレタンフォームのベッドクッションを敷けば、車中泊も楽しくなりそう。本体価格3万2000円(税別・以下同)
車外からの視線をさえぎるシェードが◎
新型ジムニーのフロントガラス+フロントドア左右をフロントプライバシーシェードで、リアクォーターガラス+バックドアをリヤプライバシーシェーで覆えば、車外からの視線を気にせず車中泊や着替えができる。フロントプライバシーシェード(メッシュ付)本体価格2万2000円、リヤプライバシーシェード2万5000円
釣り好きはタックルをしっかり保管
脚のいいタフな新型ジムニーに乗ると、ちょっと遠出して釣りなどしたくなる。そんな時にロッド(釣り竿)を室内保管できるのがロッドホルダーだ。3本まで積載可能となっている。本体価格1万6000円
以外と傷つきやすいリアドア周りをおしゃれにガード&ブラッシュアップ!
荷物の積み込みなどで、荷室ドアの開口部は意外と傷つきやすい。特にフロア部分は荷物の重みもかかってしまう。そこで活用したいのがこのリヤゲートメンバーガーニッシュだ。カモフラージュと縞鋼板柄が選べるので、おしゃれにジムニーを彩れるはず。本体価格1万円
新型ジムニーシエラの内装
新型ジムニーシエラは、新型ジムニーをベースに1.5Lの新開発「K15B型エンジン」を搭載した乗用車だ。オーバーフェンダーとサイドアンダーガーニッシュを装備し、新型ジムニーよりもワイドで力強い印象を与えてくれる。
グレードはJC、JLの2種類が用意されていて、内装はほぼ、新型ジムニーに準ずる。アクセサリーパーツも同様に活用可能なので、カスタムも自在だ。
歴代のジムニーの内装もチェック
ジムニーの歴史は、1970年に初代が登場したことで始まる。軽自動車で唯一の本格的4WDは人気を集め、以来50年ほどの歴史を重ねてきた。
2代目は1981年に登場。3代目は1998年〜2018年まで20年もの間、販売されたロングセラーだ。
新型ジムニーの内装の進化を実感すべく、歴代のジムニーの内装もチェックしてみよう。
初代ジムニー「LJ10」の内装
1970年に登場した初代ジムニー「LJ10」は、ラダーフレームを基本骨格とし、悪路でも信頼性が高い前後リーフリジットのサスペンションを装備。大径の16インチタイヤを足下に履く。
また、高速と低速の2段切り換えができる副変速機で駆動し、高いオフロード性能を手にした本格仕様だ。
その内装は質実剛健そのもの。不要なものは一切ない潔さは美しい。
2代目ジムニー「JA11」の内装
1981年にジムニーは2代目へとフルモデルチェンジした。洗練されたスクエアなフォルムは、ジムニーをよりスタイリッシュにし、オフロードユースのみならず、シティライドのためのクルマとしても人気を得るようになった。
1990年に登場したJA11は、排気量を657ccに拡大。インタークーラーターボは最高出力55PS/5500rpmを実現した。
後期モデルではATやパワーステアリング仕様も登場。ユーザー層の拡大に成功している。
内装は初代と比較するとゴージャスでモダンなものになっている。水平基調のデザインは現行の新型ジムニー(JB64)にも通じる。
2代目ジムニー「JA22」の内装
オールアルミ製ツインカムターボエンジンを搭載。最高出力は64PS/6500rpmを発揮するJA22は、1995年に登場。サスペンションをコイル式とし、顔つきも大幅変更。より乗用性能を高めている。
内装は3連ホワイトメーターを採用し、より洗練度を上げている。シート生地をカラフルで明るいものとし、ヘッドレストを4名分確保するなどさらに快適な空間をジムニーにもたらした。
3代目ジムニー「JB23」の内装
1998年にフルモデルチェンジで生まれ変わった、3代目ジムニー「JB23」。空力を意識したフォルムは新世紀に向けて洗練されたものだが、ラダーフレームの基本骨格はジムニーの伝統を継承している。
内装は、リアのフロアがやや高いものの、パワーウィンドウやパワードアロック、豪華なシート生地などと相まって、乗用性能をグッと高めた。
※データは2019年8月下旬時点での編集部調べ。
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取材・文/中馬幹弘