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インパネ、ステアリング、シート、ラゲージスペース、使い勝手抜群のスズキ「ジムニー」の内装をチェック

2019.08.30

2018年7月5日に登場した新型ジムニー。ジムニーの良き伝統を感じさせるデザインと、本格的な4WD性能を獲得していながら、乗り心地は快適だ。そして、その快適さには進化した内装が大いに貢献している。

【参考】スズキ ジムニー

新型ジムニーのグレードは3種類

内装の紹介の前に、新型ジムニーのグレードをおさらいしておこう。

新型ジムニーは上位からXC、XL、XGの3種類となる。

XC

スズキ独自の予防安全技術「スズキセーフティサポート」を標準装備。新型ジムニーの最上級グレードがこのXCだ。

XL

XCからクルーズコントロールや本革巻きステアリング、アルミホイールなどが排されたものの、装備は依然として充実しており、快適性も上々。コスパに優れるグレードが、ミドルクラスとなるXLだ。

XG

ベーシックなグレードのXG。簡素な装備だが、本格的な4WDとして、走りの基本は共通となる。

インパネやステアリング周りはボクシーでスタイリッシュ

水平基調のデザインにボックス型の独立メーターを組み合わせたインストルメントパネル周りは、ジムニーらしさを印象づける。

手袋をしてても操作しやすい!大型4連のセンタースイッチ

左右にパワーウインドースイッチ、中央にESPOFFスイッチと坂道で便利なヒルディセントコントロールスイッチを配置。大型のスイッチのため、手袋をしたままでも操作しやすい。

本格4WDだって快適に走りたい! フルオートエアコンも用意

XCとXLには快適なフルオートエアコンを装備。XGはマニュアルだが、全車がエアコンを標準装備する。

機能に徹した立方体メータークラスター

ジムニーの伝統を意識させる、機能美あふれる立方体のメータークラスター。マルチインフォメーションディスプレイが中央に設置されている。

結構便利!マルチインフォメーションディスプレイを使いこなせ!

スピードメーターとタコメーター(エンジンの回転数計)の間にマルチインフォメーションディスプレイを配置。瞬間燃費、平均燃費、航続可能距離、外気温計、時計、半ドア警告表示などを全車に標準装備する。

また、XCとスズキ セーフティ サポート装着車には、平均車速、走行時間、デュアルセンサーブレーキサポートなどの各種警告表示ができる。

本革巻きのステアリングホイールをXCに用意

XCには上質感を高める本革巻きのステアリングホイールが標準装備される。また、XLとXGはグリップのしやすいウレタンステアリングホイールが標準だ。

35mm幅で調整できるチルトステアリング

全車標準で35mm幅で高さを調整できるチルトステアリングを採用。快適なドライビングポジションをとりやすい。

グレードによっては撥水シートも採用! 後部座席だって快適!

ジムニーは3グレードともファブリック素材のシートを採用する。フロントシートは大型のバケットタイプで、前後240mmのシートスライドを10mmピッチで行える。

また、スクエアボディのため肩より上のスペースに余裕があり、ドライバーと助手席の間に窮屈さを感じさせない。また、幅広のシートフレームと快適なクッション性能により、オフロードでも優れた乗り心地を実現する。

XC/XLには撥水ファブリックを採用

XC/XLは上質な撥水ファブリックをシート生地に使っており、車外で不意の雨に見舞われても快適に着座できる。また、後席にヘッドレストを採用しているのもこの2グレードとなる。

XGはシンプルなファブリック

XGはシンプルなファブリックを採用するが、先代までのジムニーと比較すると座り心地、質感とも上々だ。

12段階もリクライニングする左右独立のリアシートも用意

リアシートはシートサイズ自体はあまり大きくないが、タイヤハウスの上に設置された、プラスチック製の肘置きスペースのおかげで、左右に余裕があり、2人乗車も苦にならない。

フロントシートを一番前にセット。ヘッドレストを外して倒すと、リアシートとフラットな状態になる。また、左右独立の12段階リクライニング機構をリアシートに採用した。

ラゲッジスペースは大容量の352Lに!

リアシートを倒すと、新型ジムニーには最大で352Lの荷室スペースが誕生する。荷室開口幅は1015〜1030mm、荷室高さは850mm、2名乗車時の荷室床面長は980mmとなる。

ゴルフバッグは横に2個積める

9.5インチ・長さ1300mmのゴルフバッグなら、2名乗車時ならヨコに2個積載できる。夫婦でゴルフもジムニーなら可能だ。

2人分の登山道具も積載

2人分の登山道具も余裕で積載可能。XC/XLに標準装備されたラゲッジボックスに、ブーツなどの汚れ物も収納できる。

助手席を倒せばさらに広大に!

さらに助手席を倒せば、例えば脚立などの収納も可能。室内長1800mmなので、大人でも快適に寝転がれるほどだ。

新型ジムニーの内装をアクセサリーパーツでカスタム

新型ジムニーにはメーカーが豊富なアクセサリーを用意している。走りや外観のカスタムのためのパーツに加え、内装をブラッシュアップするアクセサリーパーツもラインアップする。

その中から、アウトドアを楽しくするパーツを厳選して紹介する。

車中泊に快適な低反発ウレタンフォームのマット

ジムニーの助手席とリアシートを倒して低反発ウレタンフォームのベッドクッションを敷けば、車中泊も楽しくなりそう。本体価格3万2000円(税別・以下同)

車外からの視線をさえぎるシェードが◎

新型ジムニーのフロントガラス+フロントドア左右をフロントプライバシーシェードで、リアクォーターガラス+バックドアをリヤプライバシーシェーで覆えば、車外からの視線を気にせず車中泊や着替えができる。フロントプライバシーシェード(メッシュ付)本体価格2万2000円、リヤプライバシーシェード2万5000円

釣り好きはタックルをしっかり保管

脚のいいタフな新型ジムニーに乗ると、ちょっと遠出して釣りなどしたくなる。そんな時にロッド(釣り竿)を室内保管できるのがロッドホルダーだ。3本まで積載可能となっている。本体価格1万6000円

以外と傷つきやすいリアドア周りをおしゃれにガード&ブラッシュアップ!

荷物の積み込みなどで、荷室ドアの開口部は意外と傷つきやすい。特にフロア部分は荷物の重みもかかってしまう。そこで活用したいのがこのリヤゲートメンバーガーニッシュだ。カモフラージュと縞鋼板柄が選べるので、おしゃれにジムニーを彩れるはず。本体価格1万円

新型ジムニーシエラの内装

新型ジムニーシエラは、新型ジムニーをベースに1.5Lの新開発「K15B型エンジン」を搭載した乗用車だ。オーバーフェンダーとサイドアンダーガーニッシュを装備し、新型ジムニーよりもワイドで力強い印象を与えてくれる。

グレードはJC、JLの2種類が用意されていて、内装はほぼ、新型ジムニーに準ずる。アクセサリーパーツも同様に活用可能なので、カスタムも自在だ。

歴代のジムニーの内装もチェック

ジムニーの歴史は、1970年に初代が登場したことで始まる。軽自動車で唯一の本格的4WDは人気を集め、以来50年ほどの歴史を重ねてきた。

2代目は1981年に登場。3代目は1998年〜2018年まで20年もの間、販売されたロングセラーだ。

新型ジムニーの内装の進化を実感すべく、歴代のジムニーの内装もチェックしてみよう。

初代ジムニー「LJ10」の内装

1970年に登場した初代ジムニー「LJ10」は、ラダーフレームを基本骨格とし、悪路でも信頼性が高い前後リーフリジットのサスペンションを装備。大径の16インチタイヤを足下に履く。

また、高速と低速の2段切り換えができる副変速機で駆動し、高いオフロード性能を手にした本格仕様だ。

その内装は質実剛健そのもの。不要なものは一切ない潔さは美しい。

2代目ジムニー「JA11」の内装

1981年にジムニーは2代目へとフルモデルチェンジした。洗練されたスクエアなフォルムは、ジムニーをよりスタイリッシュにし、オフロードユースのみならず、シティライドのためのクルマとしても人気を得るようになった。

1990年に登場したJA11は、排気量を657ccに拡大。インタークーラーターボは最高出力55PS/5500rpmを実現した。

後期モデルではATやパワーステアリング仕様も登場。ユーザー層の拡大に成功している。

内装は初代と比較するとゴージャスでモダンなものになっている。水平基調のデザインは現行の新型ジムニー(JB64)にも通じる。

2代目ジムニー「JA22」の内装

オールアルミ製ツインカムターボエンジンを搭載。最高出力は64PS/6500rpmを発揮するJA22は、1995年に登場。サスペンションをコイル式とし、顔つきも大幅変更。より乗用性能を高めている。

内装は3連ホワイトメーターを採用し、より洗練度を上げている。シート生地をカラフルで明るいものとし、ヘッドレストを4名分確保するなどさらに快適な空間をジムニーにもたらした。

3代目ジムニー「JB23」の内装

1998年にフルモデルチェンジで生まれ変わった、3代目ジムニー「JB23」。空力を意識したフォルムは新世紀に向けて洗練されたものだが、ラダーフレームの基本骨格はジムニーの伝統を継承している。

内装は、リアのフロアがやや高いものの、パワーウィンドウやパワードアロック、豪華なシート生地などと相まって、乗用性能をグッと高めた。

※データは2019年8月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

取材・文/中馬幹弘

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