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初心者が投資信託を始める前に知っておくべき基礎知識

2019.08.31

口座の開設はどこがいいの?

投資信託を始めるには、証券口座をどこにするかも重要だ。

自分の性格や金融知識、自己資金の性格なども考えて口座を選びたい。

初心者が投資信託を始めやすい証券会社

証券会社は投資商品を専門的に扱うことが多い。そのため、銀行に比べて投資信託の商品数が多く、投資や資産運用での情報量が豊富な場合がある。

一方で、利用機会のない初心者には銀行と比べて身近に感じられず、敷居が高く感じてしまうかもしれない。

しかし、最近の証券会社は接客もサービスも、親しみやすさを重視している。一度お店に足を運んでみてはいかがだろうか?

ネット証券は接客もないので初心者には気軽な反面、自己責任のリスクは高くなる。しかし、いつでもどこでも、自分の隙間時間を使ってネット経由で情報確認できるメリットもある。また、手数料を抑えめにしている会社もあるので、売買に慣れたら証券会社を変えるのも1つの方法だ。

アドバイスを受けるために、野村證券や大和証券、岡三証券などの店頭口座を開き、同時にネット口座も開設。手数料などを踏まえて、SBI証券や楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券などのネット証券を別途開設するといった、複数口座開設もありだろう。

初心者が投資信託を銀行で行うメリット

ATMや窓口利用で、銀行を使ったことがない人はほとんどいないだろう。銀行は金融機関の中で最も身近な存在といえるかもしれない。

いつもの窓口で、担当者からライフプランや資産運用などのお金の相談を受けつつ、投資信託を購入するのも、初心者にとって安心につながるだろう。

また、給与口座をそのまま投資信託の口座に利用すれば、わずらわしい資金移動も不要だ。

メガバンクのほかにも、地方銀行、信託銀行、信用金庫、そしてゆうちょ銀行らの多くが投資信託を扱っているので、まずは窓口で相談してみるのもいいだろう。

投資信託を初心者が勉強する方法

投資信託は専門のプロが投資を行うため、一見初心者でも扱いやすい金融商品と思いがちだ。しかし、元本保証がなく、商品によっては為替リスクなど市場環境に左右されるものもあり、金融知識(金融リテラシー)を高めるために勉強することは有意義だ。

そこで、初心者向けの勉強方法を考えてみたい。

投資信託の初心者向けブログ

初心者がとっつきやすいのはインターネットの情報だろう。ここでは、投資信託をはじめ、株式や債券などの投資情報を掲載したブログを、先輩投資家が数多く行っている。

中には偏った情報や、ネガティブなものも散見するが、身近な情報源として活用するのは有効だろう。

また、SNSではネットニュースやテレビ、ラジオニュースなどよりも早く情報が伝達することもある。投資信託はブラインド方式のため基準価格がタイムリーに表示されないとはいえ、いち早く情報を得ることはリスクを減らし、リターンを増やすことにもつながる。デマもあり、注意が必要だが積極的に活用したい。

投資信託の初心者におすすめの本

投資信託は初心者でも活用しやすいこともあり、書店やAmazonなどを通じて多数の本が販売されている。自分に合った本を購入してみてはいかがだろうか?

特に初心者の場合、運用手法や商品知識も大事だが、まずは市場の特徴、経済情報など基礎知識がしっかり載っている本がおすすめだ。

投資信託の初心者向けのセミナー

証券会社などを中心に、各地で投資信託のセミナーが行われている。無料のセミナーも多く、また女性向けのセミナーも各種開催されている。「いきなり商品を販売されるのではないか?」と心配する向きもあるかもしれないが、テレビなどで見かけるような金融機関が実施するセミナーでは、販売の強要はまず行わない。オンラインセミナーもあり、一度のぞいてみてはいかがだろうか?

【参考】みずほ銀行|ご相談予約・セミナー予約

ゆうちょ銀行|セミナー・相談会開催情報

横浜銀行|無料セミナー開催情報(個人のお客さま)

野村證券|店舗・セミナー

楽天証券|勉強会&セミナー

※データは2019年8月下旬時点での編集部調べ。
※本記事は投資を推奨する目的はありません。あくまで自己責任・自己判断でご利用下さい。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。

文/中馬幹弘

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