使わなくなったスマホを放置している人は相当数いるはず。実際、インターファームの『スマホの買い替え』についてのアンケートを見ると、使わなくなったスマホを処分していない人は58.7%。
アンケートにより処分しない人は多くいることが判明したが、「iPhone」の買取相場は結構高い。下の表は複数のiPhone買取業者の買取相場をまとめたものだ。
ずいぶん前に発売された「iPhone6」でも買取相場は¥6000〜。意外と知らなかった人は多いのでは?
今回は調査で明らかになった「使わなくなったスマホを処分しない理由」についても見ていきたい。
使わなくなったスマホを処分しない理由
下のグラフは、「処分しない理由」の割合を表したものになる。
まだ使い道があるから(42%)
動画鑑賞、音楽鑑賞、アラームなど使い道があるから残している人もいるようだ。その他にもwifi環境が家にあるため使うかもしれないという人や子供に使わせているという人もいる。
データの削除、個人情報の流出が不安(26%)
データの削除、個人情報の流出が不安を持ち、スマホをそのまま保管している人が多い。自分でデータの削除を行っても本当にできているのか不安にもなるし、データ削除などのサポートが求められる。
データの移行をせずに、思い出として保管(21%)
ずっと使っていたスマホとともにその中のデータを移行せずに保管する人も一定数いるようだ。新しいスマホにデータ移行などもできるので使わなくなったスマホを思い出として残したいという人以外は自分でデータの移行を行うか、データ移行のサポートをしてもらうのが良いかもしれない。
面倒くさい(11%)
売却や下取りが面倒くさく、そのまま放置している人も多く存在するようだ。スマホのサイズなら処分しなくても邪魔にならないのも理由だろう。人によって様々な理由があり、売却や下取りなどの選択をする人は少ないようだ。
多くの人が買い替えの際に使わなくなったスマホを処分をしていないことが今回の調査でわかった。これから「端末分離プラン」によって中古スマホのニーズが増加する可能性がある。
まだまだスマホの売却や下取りなどは浸透していないようだが、今後プランの変更によって売却や下取りの動きがどうなるのか注目したほうがいいだろう。
調査名:スマホの買い替えに関するアンケート
アンケート総回答数:523件
調査期間:2019年6月12日~2019年6月25日
調査方法:インターネットアンケート
構成/ino