パナソニックは、「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を新たに搭載したタテ型洗濯乾燥機<NA-FW100K7>他3機種の発売あわせ、ゲストにライオンのお洗濯マイスター 大貫和泉さんを迎えて、「タテ型洗濯乾燥機 新製品セミナー」を開催した。
そこで今回は、大貫和泉さんが解説した『洗濯で汚れをしっかり落とすためのポイント』を紹介しよう。
洗濯で汚れをしっかり落とす「3つのポイント」
ポイント① 多すぎても、少なすぎてもNG。使用する洗剤や柔軟剤の量は“適量”にしよう!
ライオンの調査によると、20代から50代の主婦のうち、約25%の人は洗剤を規定量よりも多めに入れているのだそうだ。
しかし、洗剤量が多すぎると洗剤が無駄になったり、泡切れが悪いなどすすぎが悪くなる、柔軟剤は多すぎると香りが強くなりすぎたり吸水性が悪くなるなどデメリットが。
一方、少なすぎると、汚れ落ちが悪くなるだけでなく一度落ちた汚れが洗濯槽の中でほかの衣類に付着してしまう“再汚染”が起きることがあるという。
パナソニックの新製品に採用された「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を活用すれば、洗濯する量に対して最適な量を自動的に計量して投入するため、洗剤や柔軟剤の多すぎ、少なすぎによる様々なデメリットを回避して適切な洗濯が可能になる。
ポイント② 洗濯物の詰め込みすぎはNG。汚れ落ちが低下することも!
ライオンの調査によると、洗濯機の容量に対して7割の洗濯物を入れた場合と、10割まで入れた場合で汚れ落ちを比較した場合、7割入れた場合は洗濯槽の上部から下部まで均一に洗浄力が確認できた一方、10割入れた場合は洗濯槽の中で洗濯物があまり動かず特に中部から上部で洗浄力の低下が確認できたという。
洗濯物を洗濯槽の中で攪拌させることが洗浄力を発揮する上で重要なので、洗濯物の量は、洗濯機容量の約6~7割で洗濯しよう。
ポイント③ 「衣類をたたまず、ネットに詰め込む」はNG。適切なサイズの洗濯ネットを上手に使おう!
「とりあえずネットに放り込んでおく」「たたまないで衣類をネットに詰め込んでしまう」「1枚のネットに複数枚の衣類を入れてしまう」。こんな洗濯ネットの使い方はNG。
洗濯ネットを使う際のポイント
①衣類の大きさにあった洗濯ネットを使用する
②洗濯ネット1枚につき、衣類は1枚入れる(複数の衣類を詰め込まない)
③衣類はたたんで洗濯ネットに入れる
使用する洗濯ネットの大きさについては、洗う洗濯物を極端に小さく折りたたむ必要のない、かつ洗濯後にたたんだ衣類が崩れてしまうような大きすぎるサイズではない適切なサイズのネットを使用することをオススメした。例えば、ワイシャツならば30cm×33cmのネットが最適だ。
構成/ino