夏休みシーズンは空港は混雑するが、そんな時に便利なのが「空港ラウンジ」。ただ休むだけでなく、様々なサービスを受けることができる。
エアトリが20代~70代の男女2,069名を対象に実施した「空港ラウンジに関する調査」では、空港ラウンジを利用したことのある人は74.7%と約3/4が「利用経験あり」という結果だった。
ちなみに、「空港ラウンジの良いところ」を聞くと、1、2位が「軽食が食べられる」(54.5%)、「フリードリンク」(53.3%)といずれも食事に関する回答が多い。
ここで気になるのが、空港ラウンジを利用するのに使っているクレジットカードの人気ランキング。また、ユーザーおすすめのラウンジがある空港も知りたい。同調査をもう少し見てみよう。
エアトリの「空港ラウンジに関するアンケート調査」
空港ラウンジを利用した手段は?
最も多かったのは「クレジットカード」(59.4%)で約6割の人が利用していた。2位の「プレエコ・ビジネスクラス利用」(55.8%)も過半数となっている。
「クレジットカード」はゴールド以上のランクであればほとんどに空港ラウンジ利用のサービスが付帯されており、その種類は100種類を超える。
空港ラウンジを利用したことがない人の中にはどの「クレジットカード」を選ぶべきか迷ってしまい、なかなかラウンジ利用に至らないという人もいるのではないだろうか?
クレジットカードを所有した理由は?
「主にラウンジを利用するため」(11.0%)、「ラウンジを利用するためでもあり、他の理由もある」(50.8%)を合わせると実に6割以上の人がラウンジ利用を視野にクレジットカードを選んだことが判明している。
空港ラウンジを利用するのに使っているクレジットカードは何?
1位は「三井住友VISAゴールド」、2位以降は「JCBゴールド」、「JALカード CLUB-Aゴールド」、「楽天プレミアム」、「ダイナースクラブ」となった。
「三井住友VISAゴールド」は国内の主要空港およびダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが利用でき、海外・国内最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯されるなど(一部利用条件あり)充実した旅行保険やショッピング補償が魅力。
また、初年度年会費無料※1な上に、翌年度以降条件付きで4,000円(税抜)まで割引され、お得に所持できることが人気の理由のようだ。
「JCBゴールド」も「三井住友VISAゴールド」同様、国内の主要空港およびダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが利用でき、旅行傷害保険や国内・海外航空機遅延保険など充実した内容となっている。
更に、予約や観光に関する問い合わせを日本語でできる「JCBプラザ」やドリンクやマッサージ機などを利用できる「JCBプラザ ラウンジ」が世界各地に設置されているため、言葉に不安な旅行者にとっては非常に魅力的なカードだ。
いつもJALを利用する人に支持されているのが「JALカード CLUB-Aゴールド」。このカードには入会搭乗ボーナス、毎年の初回搭乗ボーナス、毎回の搭乗ボーナスがあり、非常に効率的にマイルを貯めることができる。
おすすめのラウンジがある空港
1位・2位は「成田空港」、「羽田空港」が独占した。JAL・ANAいずれのラウンジも「落ち着いていてゆっくりできた」という声が多く、特に羽田空港では「広くてゆったりしている」という意見が見られた。
料理ではJALが「ビーフカレー」、ANAは作り立てが食べられる「ヌードルバー」が人気のようだ。
3位から5位まではアジア近隣国のハブ空港が占めた。「香港国際空港」を選んだ人はキャセイパシフィック航空のラウンジの良さを挙げる人が多く、「ザ・ヌードルバー」で出来立てのアジア料理を提供してくれることや景色の良い「ザ・ロング・バー」でバーテンダーがシグネチャーカクテルを作ってくれることなどが海外空港のNo.1に選ばれた理由。
また、「スワンナプーム国際空港」の「タイ国際航空ロイヤルオーキッドスパラウンジ」ではマッサージやスパトリートメントを無料で受けることができる。また、「桃園空港」は本場の点心や飲茶を楽しめるのが人気のようだ。
調査概要
調査タイトル:「空港ラウンジ」に関するアンケート調査
調査対象:20代~70代の男女2,069名
調査期間:2019年7月25日~7月28日
調査方法:インターネット調査
調査主体 :エアトリ
構成/ino