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スイングスピードやボールの回転数が計測できるバットやボールが続々登場!野球はテクノロジーで進化する

2019.08.17

「野球の練習」と聞くと、どんなイメージを持つだろうか?

おそらく大多数の人が「泥にまみれて、ユニフォームを真っ黒にする姿」や「手の皮がむけるまでバットを振る姿」など“がむしゃら”さを想像するのではないだろうか。

そんなアナログの魅力にあふれる野球が今、進化を遂げようとしているのだ!

野球×ガジェット=「スマート野球」の時代へ!

野球のグラウンドに選手がスマホなどを持ち込む姿が増えている。例えば自身のバッティングフォームやピッチングフォームをスマホで撮影し、客観的に自身のフォームを確認した上で、修正を行う選手は今や少なくない。スマホをはじめとする最新技術を用いた“ガジェット”が長い歴史を持つ“野球”と組み合わさりつつあるのだ。

スイングの軌道や速度などがわかる「スイングトレーサー」を徹底的に検証してみた

【参照】ミズノ スイングトレーサー

ミズノが発売している『スイングトレーサー』は、スマホやタブレットなどとBluetoothで連動して、スイングをより高い精度で解析してくれるトレーニング機器だ。解析結果の表示にはアプリを用いる。今回は、この『スイングトレーサー』を使って検証をしてみた。

※バットのグリップエンド部分にアタッチメントを装着し、3Dセンサ本体をはめ込んで計測する。なおアタッチメントの色(写真上)は実際の製品と異なる。

『スイングトレーサー』が計測できる項目は8つ!

『スイングトレーサー』が解析できる項目は、スイング時間/回転半径/ヘッドスピード(MAX)/ヘッドスピード(インパクト時)/ヘッドの角度/インパクト加速度/ローリング/スイング軌道の計8つ。

『スイングトレーサー』を採用し、解析結果を参考に「自身のバッティングフォームを矯正」したり「教え子たちにバッティングフォームを指導している」学校も既にいくつかあるようだ。なおアプリ内には現役プロ野球選手のデータが内蔵されているため、それらを比較または参考にし、課題を持って練習できる。

検証開始! 素振りとフリーバッティングでこれだけ違う!

まずは素振りで『スイングトレーサー』を検証してみた。素振り時に分かるのはヘッドスピードのみだが、明確な数値として表示されるため、毎日記録し続けていけば自身の成長を可視化できるはずだ。

筆者が5回スイングしたところ、平均ヘッドスピードは130.7㎞/mだった(写真上)。『スイングトレーサー』本体の重さは約15gなので、本機を装着してバットを振っても、重さはさほど気にならない。ただしアタッチメントがシリコンでできているため、スイング時に引き手(打席と反対の手)の側面に少し擦れる感触が残る。気になる人はバッティンググローブを着用して計測すると良いだろう。

次に、フリーバッティングを行った。

すると、素振り時と比較してヘッドスピードが10Km/h以上落ちていることが判明した。

※アプリ内では様々な角度から自身のスイングを確認できる。

この時、筆者が打っていた球の速度は120Km/h。つまり筆者の場合、球の速度に自身のヘッドスピードを合わせてしまっている。これではバットに十分な力が伝わらず、「当てるだけのバッティング」になってしまい、結果として力強い打球を飛ばせる確率が減ってしまう。

このように自身のスイングを明確な数値をして認識することによって、自身の課題を知ることができるのだ。なお、置きティーモード/投げティーモード/フリーバッティングモードでは、ヘッドスピード以外の項目も計測できる。

※ミズノ公式サイトでは、『スイングトレーサー』の解析例も紹介されている。
【参照】スイングトレーサー解析例

スイングトレーサー製品情報

〇センサ本体

【参照】ミズノ『スイングトレーサー センサ本体』

価格:2万9800円
サイズ:50(D)×27(W)×16(H)mm
重量:約15g
通信方式:Bluetooth2.1+EDR Class2
通信距離:約10m(障害がない環境)
動作時間:約2.5時間
内蔵充電池:リチウムポリマー二次電池(充電式)
充電方法:USBバスパワー(DC+5V)
充電時間:約2時間
動作温度範囲:0~+40度
保存温度範囲:-20~+45度

〇アタッチメント

【参照】ミズノ『スイングトレーサー アタッチメント』

価格:1800円
素材:シリコン

〇アプリ

【参照】App Store

Google Playストア

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