女性の間で一般的になってきた「アンダーヘア脱毛」だが、昨今は見た目の問題だけではなく、利便性を求めて陰毛をすべてなくしてしまう男性も増えてきた。
とはいえ、あまり人と大っぴらに会話する機会のないデリケートな部位の話題。実際のところ大人のアンダーヘア事情はどうなのだろうか。
そこで、『リゼクリニック』は20~49歳の男女600名を対象に『アンダーヘアに関するアンケート調査』を実施した。
アンダーヘア最新事情!「年収」が上がると「無毛状態」の割合が多くなる?
年収との関連性
《年収201~400万》無毛状態 9.7%、《年収601~800万》無毛状態 14.3%、《年収1000万以上》無毛状態 43.7%
「手入れしていない」と回答した人も含めると年収1000万円以上の20.0%、5人に1人が「無毛状態」という結果に。
アンダーヘア処理の最新事情
女性にとっては一般的になってきたアンダーヘア脱毛。今回の調査では男性でも陰毛処理する人は珍しくなく、「手入れしている/脱毛済」と回答した男女の差はたったの14ポイント。20代男性は半数近くが手入れしていることが明らかとなりました。また、年代が低いほど処理率が上がることも判明した。
処理する理由
男性は清潔感や利便性を重視し、女性は見た目の問題を最も意識していることが分かった。他にも陰茎を大きく見せるためや妊娠と出産に備えてといった男性、女性ならではの回答も見られる。
男性のアンダーへアについて
女性の約6割「手入れしてほしい」(57.0%)と回答している。
アンダーヘア脱毛の3大トレンド
介護脱毛
近頃、様々なメディアで見聞きする機会の増えた「介護脱毛」。介護脱毛とは自身が将来介護されることになった際に、排泄後の拭き取りや清拭で介護士に迷惑をかけないようにと、元気なうちにアンダーヘアの毛を脱毛しておくことを指す。『リゼクリニック』、『メンズリゼ』では45歳以上の来院者数が2010年から2018年の8年で15.6倍に増え、介護を見据えた脱毛ニーズが高くなっていることが分かる。
妊活脱毛(妊娠前脱毛)
若い女性がアンダーヘアを脱毛する理由は異性の目を意識したエチケットも大きいが、将来の妊娠・出産に備えて下の毛をすべてなくす女性も増えている。
妊娠をすると何度も産婦人科に通って陰部を人前に晒す必要性がある。毛が生えていると恥ずかしいからといって自己処理しようとすると大きなお腹では、皮膚を切ってしまう可能性も。
さらに出産をすると悪露と呼ばれる生理のような出血が1か月ほど続くため、陰毛があると不衛生な環境になってしまう。それらを回避して快適な妊娠・産後を送りたいと妊娠前にアンダーヘア脱毛をする人が増えているという。
ハイジ男子
近年アンダーヘアを脱毛している男性が、「清潔」などを意味する英単語【hygiene(ハイジーン)】からもじって「ハイジ男子」と呼ばれている。
今回の調査ではアンダーヘアを手入れする割合に男女の差がそこまで大きく見られず、男性のVIO脱毛が定着してきていることが読み取れる。男性にとって下の毛をなくすことは痒みやかぶれを防いだり、排泄時の拭き取りが楽になったりと、女性よりしっかりとした毛が生えていることが多い分、より快適さを実感できるようだ。
調査主体:医療脱毛専門院『リゼクリニック』調べ
対象期間:2019年5月24日(金)~5月25日(土)の2日間(インターネット調査)
対象者 :都内在住の20~40代男女600名対象
構成/ino