何回洗っても、衣類の嫌なニオイがとれない……
そんな経験、あなたにも一度はあるのではないだろうか。
こうした【部屋干し臭】【干し忘れ臭】【戻り生乾き臭】といった、洗っても洗ってもしつこく復活するニオイのことを、ライオン(株)では“ゾンビ臭”と形容。梅雨時に特にひどかった“ゾンビ臭”だが、夏本番を迎えた今の時期も油断できない。
そこで今回、“ゾンビ臭”を解消するおすすめの方法を紹介していく。
ゾンビ臭が発生するのはなぜ?
ゾンビ臭が発生する原因は、衣類などに付着しているニオイ菌と汚れ残りにある。ニオイ菌には大きく分けて、「グラム陽性菌」と「グラム陰性菌」という2種類。
「グラム陽性菌」は主に人の皮膚由来のニオイ菌で、「グラム陰性菌」は部屋干しなどの湿った環境下で増殖しやすいニオイ菌だ。ニオイ菌が温度・湿度・菌のエサ(皮脂等の汚れ残り)などの条件がそろうことで増殖すると、ゾンビ臭が強くなる。
ニオイ撃退手順!これで一度ニオイが気になった洗濯物もスッキリ元通り!
(1)洗濯おけに40度程度の水をはる
(2)お湯5リットルあたりに対して、洗剤:水30リットルの使用量、液体酸素系漂白剤:40ミリリットル(キャップ一杯分)の洗剤液をつくる。
⇒塩素系漂白剤と間違えないように注意。塩素系漂白剤は洗剤と混ぜると危険。
(3)くさくなった洗濯物を30分から2時間つけ置きする。
⇒酸素系漂白剤が臭い菌を撤退!
(4)つけ置きが終わったら、そのまま洗濯槽にイン!
※つけ置き洗いができない衣類
・シルク・ウール・ニットなどのおしゃれ着
・金属製のパーツがついているもの
・漂白剤やつけおき洗いを避けると表示されているもの
情報提供:リディア(https://lidea.today/articles/1212)
出典元:ライオン株式会社
構成/こじへい