仕事の集中力を高めるために、あるいは、やりたくない憂鬱な仕事のお供にお気に入りの音楽を聴きながら作業に当たる人は少なくない。では、このような作業用BGMとして特に愛聴されているアーティストというと、いったい、誰になるのだろうか?
そんな作業用BGMとして人気のアーティストランキングを含む、全国のビジネスパーソン2,000名(男女)を対象にした「仕事でのデジタルツールの影響及び音楽に対する意識調査」の結果を紹介していきたい。
メールやチャットが飛び交う環境下では、約7割が仕事に集中できないと回答
まず、「電話/メール/チャットツールなどで仕事が中断させられ、集中して仕事ができないと感じたことはあるか」と尋ねる調査が行われたところ、全体の67.6%が「集中して仕事ができない」と回答。
日本の労働力人口より推計すると仕事の集中が切れてしまう状況にあるビジネスパーソンがおよそ2,600万人※規模にのぼることがわかった。
Q.あなたは、電話/メール/チャットツールなどで仕事が中断させられ、集中して仕事ができないと感じたことはあるか?【単数回答 n=2,000】
また「仕事に対する気持ち」について尋ねる調査が行われたところ、63.7%の人が「有給/代休中にも連絡が届く状態のため、休んだ感じがしない」と回答し、40.3%の人が「常時返信可能なチャットツールで素早い返答が求められている」と感じており、生産性を高めるためのITツールの導入が逆に生産性を低下させ、ストレスを与えている可能性があることがわかった。
Q.次にあげた仕事に関する項目について、あなたのお気持ちに最も近いものは何か
【単数回答 n=2,000】
※労働人口6700万人(総務省統計局発表)×デスクワークの割合6割(本調査による出現率)×集中途切れがちな人7割(本調査による出現率)より算出