クレジットカード払いができる国税一覧
さらに公共料金以外でもクレジットカード払いは有効です。
先ほどあげた国民年金保険料のほかに下記の税金を支払うことができるためです。
<3つの注意点>
1、クレジットカードで納付するため、納税証明書発行まで3週間ほど時間がかかること
2、納税額により決済手数料が必要となること
3、窓口でのクレジットカード決済はできないこと
例えば軽自動車(5ナンバー/自家用/エコカー減税適応前)の場合、軽自動車税は10,800円(2019年7月26日現在)となっているので、その金額を国税クレジットカードお支払いサイトから納付したときは、合計10,964円の支払いになります。
税金をクレジットカード払いにするとクレジットカードのポイントを獲得できますし、P-oneカードのように自動で1%OFFしてくれるものを選べば、割引も可能になります。
※P-oneカードは生命保険料、損害保険は割引対象外になっているので注意してください。
クレジットカード払いで得られるメリットとは?
普段の利用のほかに、公共料金や税金、家賃をクレジットカードで支払うことで年間利用額が大きくなり「年間利用額の増加」「年間利用額によりポイントボーナスや年会費無料といったサービスの付与」「クレジットカード会社からの信頼を得ることができ、上級カードへ招待」といったメリットを受けることもできます。
クレジットカード払いで得はできてもデメリットもある
■引っ越しで公共料金先が変わる、生命保険や携帯キャリアも変更したなど
毎月支払うものをクレジットカード払いすることで、ポイントや割引を受けることができりしますが、デメリットもあります。
それは引っ越しなどで利用する家賃、電気、水道、ガスの先が変わったときに、クレジットカード払いを止めることと、新しい契約先にクレジットカード払いにする連絡と申請が必要となることです。
電話やインターネットで済ませることができるので、簡単と思っていても、数が多いほど時間が取られ面倒に感じてしまうので、一気に終わらせてしまうのがおすすめです。
引っ越しはしなかったとしても、生命保険を変えたり、携帯のキャリアを変えた場合も手続きが必要となるので注意しておきましょう。
■決済していたクレジットカードを解約した、別のクレジットカードをメインカードにしたいなど
この場合は、クレジットカード決済にしていた公共料金先一つ、ひとつにクレジットカードの決済変更を申し出て手続きする必要があります。
こちらも手間はありますが、メインカードのポイントや優待を手に入れるためなのでしっかりと完了させましょう。
クレジットカード払いするのにもメリットとデメリットがあります。
これらを確認したうえで、申込をするかどうかを選んでてみてください。
文/クレジットカード研究Lab(https://card-lab.com/profile/)
編集責任者 志田愛仁
雑誌編集者を経て、フリーライターとして紙媒体とWEBの両方で活動。その後バリューファースト専属のライター兼編集者となる。現在はインタビュアーも兼任。累計取材件数は1,200件以上。(2019年3月現在)