世界初!アシスティブマウスでiPad/iPhoneを操作を可能にする「AMAneo® BTi」がテクノツールに登場。
四肢麻痺やALS、多系統萎縮症、脳性麻痺等による重度肢体不自由を抱える人、パーキンソン病や本態性振戦を抱えている人へのサポートに期待できそうだ。
アシスティブマウスで操作できる「AMAneo BTi」
アシスティブマウス*1やエルゴノミックマウス*2は、パソコンやスマートフォン、タブレットへの有効な入力手段として用いられているが、iOSはこれらに対応しておらず、アクセシビリティユーザーには「iPadやiPhoneをマウスで操作できたら…」という長年の願いがあった。
この願いを叶えるため、CSS MicroSystems GmbH(ドイツ)は「AMAneo BTi」を開発した。
*1: 四肢麻痺やALS、多系統萎縮症、脳性麻痺等による重度肢体不自由を抱える人たちのためのマウス
*2: パーキンソン病や本態性振戦の症状をサポートするマウス
アシスティブマウスやエルゴノミックマウスには、頭部の動きで操作するもの、指先、顎、舌などのわずかな動きで操作するもの等、様々な特徴をもつ商品がある。「AMAneo BTi」は世界で初めてそれらマウスによるiPad/iPhoneへの入力を可能にし、アクセシビリティを大幅に高めるBluetoothインターフェースだ。
マウスの左ボタンでタップやスワイプ、右ボタンでAssistiveTouchメニューをひらくことができる。AssistiveTouchメニューからはアプリの終了やボリュームコントロールなど、様々な操作が可能。また、Φ3.5mmジャックで外付けスイッチを2つ接続でき、マウスボタンの代わりにすることもできる。
アクセシビリティユーザーのために3つの補助機能を搭載。すべての機能の補助レベルを10段階で設定可能。
MFi認証を取得しており、iPhone 5s以上、iPad4以上、iPad miniに公式対応。Bluetoothで接続すればポインターが表示される。
購入時に日常生活用具の給付を受けられる場合があるので、給付の条件や手続きについては、住んでいる市区町村へ要確認だ。
価格は62,640円(税込)で公式サイトにて発売中。
関連情報/https://www.ttools.co.jp/product/hand/amaneobti/index.html
構成/ino