インテリアやインスタレーションにも注目
4階のエントランスロビーは吹抜けの開放的な空間に、球状のオブジェクトに映像を投影した万華鏡のような立体アート作品を配置。床材には天然大理石を使った華やかな雰囲気に。12階のホワイエ&ラウンジスペースの天井部分にはLEDビジョンによる天井画アートモーショングラフィックも。
館内のシアターはそれぞれ異なったデザインを施している。各フロアのホワイエやコリドーには、国際映画祭をモチーフしたインテリアで演出。
「縦型シネコンの弱点である長い同線も、エスカレーターの壁にポスターを展示することで飽きの来ない内装に。各フロアに展示されている本も手に取ってみることができる。座席番号のロゴ、トイレのサイン、館内案内といった細部にもこだわっているので、作品と同時に映画館自体も楽しんでいただきたい」(佐々木興業 代表取締役社長 佐々木伸一氏)
12階と5階にはオリジナルブランドのレストラン、カフェを併設。5階はワッフルをメインとしたカフェ「クラッパーズダイナー」。アメリカンヴィインテージの映画をイメージしたダイナーで、スイーツワッフル4種類(780円~/税抜以下同)、ミールワッフル2種類(各1180円)ワッフルサンド4種類(各480円)など。商品は全品映画館内に持ち込み可能となっている。