先日、ニューヨークで「2020年からニューヨークのスーパーでプラスチックのレジ袋の使用が禁止になると共に、紙袋も有料になる」という法案が決定しました。
トレーダージョーズやホールフーズなどアメリカのメジャーなスーパーでは、既にレジ袋は紙袋になっています。
ホールフーズでは、フルーツや野菜を入れる袋はビニール袋から紙袋に移行しています。
また、メジャーなスーパーではレジ付近でエコバッグが販売されています。
消費者は基本的にエコバッグを持参して買い物に来ていますが、エコバッグを持っていない人は、販売されているエコバックや紙袋を購入します。
日本ではエコバックを持って買物に行く人はまだまだ少ないですが、アメリカではエコバッグを持って買物することが当たり前になっています。
エコな動きが加速するアメリカの食品企業
このように、今アメリカではスーパーをはじめとして、食にまつわる企業は「エコ活動」に積極的に取り組んでいます。
例えば、スターバックス。
2020年までに世界で展開する約2万8千舗の全店舗で、プラスチック製使い捨てストローの使用を廃止し、今後はストローを使わない再利用可能な蓋のカップに切り替えることを発表しています。
あるいは時価評価額10億ドルを超えるユニコーン企業であるNY発のサラダ専門店「sweetgreen」。テイクアウト用の器をプラスチックから再生紙を利用した紙のものに変更しています。
https://www.foodnetwork.com/restaurants/photos/healthy-fast-food-restaurants
ニューヨークにオープンしたプラスチックゼロのスーパー
そんな中、ニューヨークに登場したのが、プラスチックを一切使用しないスーパー「Precycle(プレサイクル)」。
野菜やフルーツなどの青果品は勿論のこと、パスタや小麦、オイルやビネガーなど全ての商品が包装されておらず、量り売りで販売されています。
自分の家から容器を持ってくるか、もしくは店で販売している瓶を購入して、自分の好きな分だけ商品を購入するシステムになっています。
レシートも紙ではなくメールで送られてくるという、非常にエコフレンドリーな店になっています。