パリピJK、無気力JK、サブカルJKなど…SHIBUYA109エンタテイメントが発表した『新世紀JKリアル図鑑2019』によると、現役女子高生は10タイプに分けることができるのだとか。
一番多いタイプは、おしゃれ初心者で自分探し中の「平均JK」(20.0%)、第2勢力はあらゆるSNSで情報収集をし、トレンドは欠かさず取り入れている「THEミーハーJK」(15.2%)、第3勢力がサバサバしていて友達が多い、海外カルチャーに憧れを持つ「LA・JK」(13.9%)という結果になっている。今回は同調査内容を抜粋して紹介したい。
JKのファッションマインドタイプを10タイプに分類
女子高生800人対象のアンケート回答をクラスター分析を用いて分類した結果、おしゃれ意識と消費行動特性の違いにより女子高生を「10のタイプ」に分けることができた。
今回の調査では、おしゃれタイプは10タイプに分類されたが、今の女子高生は一人でいくつものファッションスタイルを使いこなす「ファッションオールラウンダー」であり、その日に一緒にいる友達や遊びに行く場所に合わせてファッションスタイルを変える傾向にある。
彼女たちにとってファッションは、自己表現手段だけではなく、各場面での同調や気分の共有のためのコミュニケーションツールとなっているのだ。
また今回の調査の中では、「TPOに会った服を選ぶように気を遣っている」という項目には、71%が当てはまると回答。
文言だけを見ていると、今の女子高生は「礼儀やマナーに敏感である」と捉えることができるが、グループインタビューを重ねると、彼女たちの指す「TPO」とは「一緒にいる友達に合わせて服のスタイルを変える」という意味合いが強く、友達の存在がその日のファッションに影響していることが明らかになっている。