今は部活動に入らない選択が高校生の主流?
エイチジェイの、日本全国の現役高校生597名を対象にしたアンケート結果によると、高校生の部活動加入率は49%という結果に。
東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所が発表した「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」では、約7割の高校生が部活に入っていると答えており、調査対象の属性が違うものの、時代の変化と共に部活動との関わり方も変わってきているようだ。
ちなみに、部活をしない理由としては、放課後をバイトや友達と遊ぶ時間に当てたいという意見が多かった。
現代高校生の部活動事情
今回、入っている部活ランキングで1位になったのは「軽音楽部」。人気の理由として、昨今のバンドブームや、人気シンガーソングライターの活躍、バンドを題材とした人気アニメの影響などが挙げられる。ただ、高校生のバンドでも方向性の違いなどにより、解散したりすることも少なくないようだ。
2位は「ダンス部」で、こちらも今かなり注目されている部活の一つ。2年前に話題になった”登美丘高校ダンス部”のYouTube動画は7800万再生を上回っており、テレビでも取り上げられるほど話題になった。日本最大級のダンス大会「DANCE STADIUM(日本高校ダンス部選手権)」の参加者も年々右肩上がりで、増加を続けている。
4位の吹奏楽は中学生の頃から続けて入部したという人が8割を占めており、高校生になって新しく始めたという人は2割。未経験から吹奏楽をやるのは高校生にとってはハードルが高いのかもしれない。
また、活動頻度に関しては、大会で好成績を残そうと週5〜6日ほど練習がある部活に所属して活動している子は3割。週2〜3日で活動頻度が少ない部活動に所属する子が7割で大半。空いた時間はやはり、アルバイトや友達に使うのが主流の様で、部活とプライベートを両立している学生も多くいるようだ。
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構成/ino