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iPhoneのOSアップデートに時間がかかる時の対処法

2019.07.03

 アップル社のスマートフォンである「iPhone」。iPhoneは、「iOS」と呼ばれる、オペレーティングシステム(組み込みプラットフォーム)を搭載しており、様々なアプリケーションをお手軽カンタンに利用することが可能です。

 元々は、Macの「OS X」を携帯機器に最適化して再構成したもので、Darwinカーネル(XNU)の上に、Cocoaベースのアプリケーションフレームワークが載っている部分は、macOSと共通しているのが特徴です。

iPhoneのOSをアップデートしたらできる最新機能!

 そんな最新の技術を搭載した、ハイテクでナウい「iOS」ですが、そもそも「OS」とは、ユーザーや、アプリケーションプログラムとハードウェアの間を取り持ち、インターフェースを提供して、各リソースに対して効率的な管理を行う機能を行い、日々アップデートを行わなければいけないセキュリティ対策などの関係上、定期的にアップデートを行わなければいけないのが世の常です。

 「iOS」もご多分に漏れず、定期的に新しいバージョンが提供されており、その都度、新機能が追加提供され、好評を博しています。

こんなにいっぱいあるの?iOSのバージョン一覧

 そんな、iPhoneの「iOS」ではありますが、歴史あるiPhoneのこと、初代から現代最新版に至るまで、様々なバージョンが存在します。

 iOSは、4.X、5.X、6.X、7.X、8.X、9.X、10.X、11.X、12.Xまでの、様々なバージョンが存在します。ちなみに、記事執筆時点の現行バージョンはiOS12です。iOS12は、あらゆる体験が一段と速く、一段と反応が良いものになるように強化されました。

 また、カメラの起動やキーボードでの入力などがこれまで以上に速くなります。

 さらに、デバイス上で同時に多くのことをする時のために、これまでのバージョンへ改良が加えられています。

 その結果、最新機種からiPhone 5sやiPad Airといった旧モデルに至るまで、対応するすべてのデバイスのパフォーマンスを向上させています。

【参考】iOS 12/さらなる力をあなたに。

まもなく登場! 最新のiOSバージョン「iOS13」とは?

 世間一般に広く浸透してきたiOSの最新バージョンである「iOS12」ですが、この2019年秋、ついに超・最新版の「iOS13」が登場します!

 iOS 13では、新鮮な表示方法とプライバシーを守るための新方式が登場し、毎日使うアプリケーションも大幅にアップデートされます。

 さらに、システム全体にわたる改良によって、iPhoneをより速く、より楽しく使えるようになります。

 まず、「ダークモード」が使えるようになります。これは凄いです!

【参考】iOS 13/全く新しいデザインで、全く新しいレベルへ。

 スクリーン上のあらゆる要素を、目に優しく表示するように配慮して作られたダークモードは、システム全体にシームレスに組み込まれています。

 写真とカメラ機能においては、ポートレートライティングで光の強さを変えて、イメージ通りの写真に仕上げられます。

 ネットサーフィンについては、プライバシーを守りながら、アプリケーションとウェブサイトに、カンタンにサインインする方法が提供されます。

 マップ機能では、臨場感あふれる3D体験で、都市を散策可能になります。周囲を360度見回したり、シームレスに移動することができます。ようするに、「Google ストリートビュー」のiPhone版みたいなものです。

 「ミー文字(iPhone X以降で登場した、「アニ文字」が発展して自分のオリジナルのキャラクターが作れるようになったもの)」が作成できるようになったのも、大きなポイントです。正に期待で胸ワクです。

 そのほか、リマインダー機能や、クイックツールバー、スマートリスト、CayPlay、パフォーマンスなどが、大幅にアップデートしています。正式リリース日が、待ち遠しいですね!

iPhoneのアップデートのやり方を教えて!

 iPhoneのOSのアップデートは、実にカンタン。

 まず、「設定」アイコンをタップして、次に「一般」をタップ。さらに「情報」をタップして、「ソフトウェアバージョン」から、現在のiOSバージョンがどうなっているかを確認します。2019年5月28日時点での、各機種毎の、最新のバージョンは、以下の通りです。

【参考】iPhone が最新のソフトウェアかを確認する

iPhone 3G:iOS 4.2.1
iPhone 3GS:iOS 6.1.6
iPhone 4:iOS 7.1.2
iPhone 4S:iOS 9.3.5
iPhone 5:iOS 10.3.3
iPhone 5c:iOS 10.3.3
iPhone 5s以降iPhone XS Maxまで全て:iOS 12.3.1

 iOSが最新のバージョンになっていなくて、「ソフトウェアアップデート」に、赤い数字の「●」のアイコンが表示されている場合、今からでもアップデート可能の合図ですので、「ソフトウェアアップデート」の欄をタップします。

【参考】iPhone、iPad、iPod touch をアップデートする

 次に、「ダウンロードしてインストール」をタップします。アップデートに必要な容量が足りないため、App を一時的に削除してもよいかを確認するメッセージが表示された場合は、「続ける」をタップします。(削除された App は後で再インストール可能です。)

 すぐにアップデートする場合は、「インストール」をタップします。「後で」をタップした場合、「夜間にインストール」もしくは「後で通知」を選択します。「夜間にインストール」をタップした場合は、iOS デバイスを電源に接続してから寝てください。電源まで落としたらアップデートされません。給電状態にして電源を入れていれば、夜間にデバイスが自動的にアップデートされます。

 ちなみに、iOS 12 では、iPhoneを自動でアップデートすることができます。その場合、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」→「自動アップデート」の順でタップすればOKです。

 また、iTunes を使ってiPhoneをアップデートすることも可能です。コンピューターに最新バージョンの iTunes をインストールしたら、デバイスをコンピューターに接続して、iTunes を起動して、デバイスを選択、「概要」をクリックし、「アップデートを確認」をクリックして、iPhoneのアップデートを行います。

iPhoneのアップデートってどれくらいの時間がかかるの?

 iPhoneのアップデートは、機種やOSのバージョンなどによって大きく異なりますが、小数点以上のバージョンが上がって、大幅に機能がアップデートされる「メジャーアップデート」の場合は、おおむね、数十分から1時間程度時間がかかった、という人が多いようです。

 また、小数点以下のバージョンが上がる、主にバグ・フィックスやセキュリティ対策などを目的とした「マイナーアップデート」の場合は、10~20分程度時間がかかった、という人が多いようです。以上ご参考までに。

iPhoneのアップデートに時間がかかる場合はどうすればいい?

iPhoneをアップデート中、普段よりも時間がかかる場合があります。そんな時の対処法をご紹介します。

不要なデータは削除して、空き容量を確保しよう

 iPhoneのアップデートに時間がかかる場合、iPhoneのアップデータは、iPhoneの空き容量にダウンロードを行うため、空き容量に余裕がないとアップデータ自体がダウンロードできなかったり、時間がかかったりします。不要なデータは極力削除するのが望ましいです。

高速回線に接続してみよう

 iPhoneのアップデートに時間がかかる場合、現在接続中のネットワークが不安定だったり、携帯電話回線がパケットの上限になっていて、現状、低速回線になっていれば、アップデートのデータのダウンロードに時間がかかる可能性があります。

 自宅の回線が高速な回線であれば、Wi-Fiで接続してみたり、高速通信回線の契約に切り替えたりして、再度アップデートをチャレンジしてみましょう。

 いずれにせよ、一定の時間はかかりますので、アップデートを行う場合は、日中は、しばらくiPhoneを使うことがない時間帯に行ったり、できれば夜の就寝時など、長時間iPhoneを使わない時間帯にアップデートを行うのが望ましいです。

iPhoneのアップデートで注意したいこと!

 まずはiOSをアップデートする前に、iCloud、iTuesなどでバックアップを取るのを忘れないようにしてください。アップデートが仮に失敗した場合、保存していたデータが消失する可能性がゼロではないからです。

 また、前述のように、iPhoneに十分な空き容量を確保することが大切です。さらに、アップデートにバッテリーの容量が空になり、シャットダウンしてしまうとOSが破壊され最悪iPhoneが起動しなくなる可能性もあります。必ず電源に接続した状態で、安定した状態で充電を行いながらアップデートを行うか、もしくは満充電にしてからアップデートを行うようにしてください。

iPhoneのアップデートができない!

 ここまで注意しながら、どうしても最新のiOSにアップデートできない場合、

 ●Appleのサーバが混雑していてダウンロードができない

場合があります。特に、メジャーアップデート公開直後は、アクセスが集中してアップデータが全くダウンロードできない、もしくは異様に時間がかかる場合がありますので、しばらく日数をおいてからダウンロードする方が良い場合があります。また

 ●iTunes経由でダウンロードしてみる

のも効果的です。

 ちなみに、一度ダウンロードを行ったアップデータが、何らかが原因で、データが破損していたりしますと、いつまで経ってもアップデートできない場合があります。その場合は、アップデータを再ダウンロードしてみてください。

【参考】iOS アップデートを削除して再びダウンロードする

「設定」→「一般」→「[デバイス名] ストレージ」の順に選択します。次に、App のリストの中から「 iOS アップデート」を探します。「iOS アップデート」をタップして、「アップデートを削除」をタップします。アップデータが削除できたら、今度は「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順にタップし、最新の iOS アップデートをダウンロードします。

OSのバージョンは最新なのにiPhoneのアップデートができない!

 現在のiOSの最新バージョンは以下のページで確認することができます。

【参考】Apple セキュリティアップデート

 記事執筆時点では、iOS の最新バージョンは、iPhone 8 Plus では 12.3.2、iPhone 5s 以降 (iPhone 8 Plus を除く)、iPad Air 以降、及び iPod touch (第 6 世代以降) では では 12.3.1 までです。

 古いiPhoneでは、現在公開されている、最新版のバージョンにはアップデートできませんので、どうしてもその最新バージョンのiOSを使いたい場合は、iPhoneの買い換えをオススメいたします。古いバージョンのiOSでは、特にセキュリティ対策に難がある場合が多いからです。

※データは2019年6月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品の御利用は飽くまで自己責任にてお願いします。

取材・文/FURU

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