駅からすぐ近く!……
そんな触れ込みを信じて現地に赴き、実際に歩いてみたら全然遠かったという経験、あなたにも一度はあるのではないだろうか?
そもそも「駅近」に明確な定義など存在しない。そこで今回、「駅近」とは、具体的に何分何秒を「駅近」というのかを割り出すべく、首都圏在住の20歳以上の男女180人を対象にしたアンケート調査が行われたので、紹介していきたい。
“駅近”だと思う距離は駅から1位「徒歩10分」、2位「徒歩5分」!
不動産比較のポータルサイト「リビンマッチ」を利用した首都圏在住の20歳以上の男女180人を対象に「駅近は駅から徒歩何分までか?」と尋ねる調査が行われたところ、アンケート全体の平均は8.2分となり、「10分」(31.1%)、「5分」(25.0%)と回答する人で半数を超えた。また、「16分以上」も10.0%いた。
駅から自宅までの許容範囲は徒歩10分!
つぎに、「住むなら駅から徒歩何分までが許容範囲か?」と尋ねる調査が行われたところ、アンケート全体の平均は10.2分となった。「10分」(40.0%)が最も多く、「15分」(23.9%)、「5分」(12.2%)、「16分以上」(7.8%)とつづいた。これにより、“駅近=徒歩圏内”と考えている人が多いことも明らかに。
つづいて、「駅からどのくらい離れると遠くて住めないと思うのか?」と尋ねる調査が行われた。アンケート全体の平均は23.5分となり、最も多かったのは「20分」(29.4%)で、以下「15分」(17.8%)、「26~30分」(12.8%)、「31~35分」(9.4%)、「10分」(7.2%)となった。