こじらせ女子の婚活がうまくいく3つの方法とは
1.自分と向き合うこと
「男性が女性に年齢(若さ)を求めると言いましたが、30代という年齢が決して悪いことではありません。30代後半でも、良いご縁があって結婚する方はいます。ただ、一番大切なことは『自分と向き合う』ことができるかどうかです。まずは自分のことを客観的に見ることです。自分が求める男性たちは、逆にどんな女性を求めているのか? その視点に立つことが大切です。
もし年齢の時点で求められていないとしたら、自分から相手に何を与えられるかを考えることです。家事力、稼ぎ力など、『これだけは負けない』と思うものを相手に提供できること。婚活という市場において、自分の置かれている現状を受け止めて、理解すること。婚活は、自分と向き合うことが何よりも大切なのです。弊社では、現状をまず知ってもらうためにも『こじらせ女子婚活診断』という、独自システムを開発して会員様のサポートに役立てています(※)。」
2.自分を変えることが出来ること
「現状を受け止めたら、お相手に対する理想の条件も変えていかなければいけない場合もあります。自分が変わっていかなければならない事もあるでしょう。例えば、ワイン教室にお金をかけるよりも、まずは料理教室に投資するなど(笑)。ファッション、考え方、趣味など、これまでと違うことをやること、すなわち『自分を変えること』ができるかどうかも大切です。
『ありのままの自分を受け止めてくれる人と出会いたい』と思っている方が多いですが、残念ながら、ありのままでいた結果ここまでご縁にならなかったのも事実なので(また厳しいことを言いました(笑))、『これまでと違うことをする』という視点を持つことも大切です。
実際に色々とアドバイスをした時に『そういうことできません』と言ったり、『今までの恋愛はこうだったから』と言ったりする方は、ご結婚が遠のいてしまうパターンが多いです。価値観や行動を変化させることを恐れず、一つでも今までと違うことに前進できる方が、ご縁に恵まれています。」
3.相手に誠実に対応すること
「婚活はこれに尽きます。お相手がいて初めて結婚は成り立ちます。自分の希望だけを並べるのではなく、お相手は何を求めているのか、自分はお相手に何が与えられるか。婚活は『プレ結婚』だと思いましょう。お見合いする時は、お相手の気持ちにいかに立てるかどうかも大切であることも、忘れないでくださいね。」
(※)根本さん独自開発の「婚活こじらせGIRL診断」
自分の性格に関する30個の質問に答えてこじらせ女子を6タイプに分類。「自己肯定感」「自己認知度」「自己理想」のどれが高いのか、また婚活において「能動的」なのか、「受動的」なのかも診断することが出来る。導き出された結果から、自分の性格、婚活における行動パターンや男性への態度を客観的に分析し、今後どう改善したらよいかという点まで判定できるもの。
(6タイプのうちの一例)
自分の強み、弱みがグラフ化され視覚化できるため、客観的に自分を見つめ直し、自分と向き合う強力なサポートツールとして会員様に役立っているとのこと。
グラフの解説は根本さん自らが直接カウンセリングを交えて説明してくれる。
根本さんは、背中を押してくれるように力強く、こうおっしゃった。
「こじらせ女子は、普通の人より婚活は時間がかかるかもしれません。でも、あきらめずに自分を変えていける人には必ず良いご縁があると信じています。ぜひあきらめないで行動していきましょう!」
【取材協力】
結婚相談所CREA Mariage(クレアマリアージュ)代表
根本なおさん
札幌市出身。聖心女子大学文学部(社会心理学専攻)卒業後、(株)リンクアンドモチベーション(東証一部上場)にて組織人事コンサルタントとして従事。退職後、フリーランスMC・ナレーターとして独立し、2017年に結婚相談所CREA Mariageを設立。プライベートでは2010年に結婚し、一児の母。
「婚活女子世代目線」「女性目線」の的確なアドバイスで、20代後半〜40代の多数の男女を成婚へと導く。「二人三脚の婚活」を掲げ、「親しみやすい」「真心がこもっている」など個人相談所ならではのきめ細やかなサポートに定評がある。
【参考】CREA Mariage
取材・文/AN