家事の中でも少々憂鬱な作業が、生ごみの入ったごみ袋の処理。それが入ったごみ箱自体にも触りたくないし、最終的に袋の口を縛る際の臭いもイヤ。そして、押し込んだときに袋が破ければ最悪の事態に…
そうした悩みを解消したい方におすすめできそうなのが、今回紹介する「townewスマートごみ箱」だ。
「townewスマートごみ箱」の外観
センサーによりふたは自動開閉
外観はこれといった特徴はないが、「スマート」の秘密は内部にある。
ごみを持った手を近づけると、赤外線センサーにより0.3秒でふたが開くため、ごみ箱に触れずにごみを投入できる(ボタン設定でふたが開いたまますることも可能)。内部で3つの青いLEDライトが光るが、これは暗闇の中でもごみの投入口が分かるようにするのと、状況(ふたが閉まる・ごみ袋を取り出す必要あり・充電中)を知らせる役割がある。
ごみを持った手を近づけるとふたが自動的に開く
ごみ袋の「口を縛る」作業も自動処理
ごみがたまって、捨て時になった時が本領発揮。なんと、自動でごみ袋の口を閉じてくれるのだ。これには、正面のボタンを長押しするだけでOK。
2本のバーがごみ袋の口を閉めて、熱溶着技術により密封するという仕掛け。いったん密封されたら、逆さまにしても口が開くことも、臭いが漏れてくることもない。ごみ袋は、伸縮性のあるポリエチレン素材で厚みもあり、そう簡単には破れず安心。
自動でごみ袋の口を閉め、熱溶着技術により密封
新しいごみ袋も自動展張
密封されたごみ袋を取り出したら、新しいごみ袋が自動的に展張され、空気排出機能により本体内部いっぱいに隙間なく広がって、またごみが捨てられるようになる。
実はスペアのごみ袋は、ごみ投入口直下の枠組み部材の中に入っており、未使用時で11.5メートルの長さがある。これが新しいごみ袋を展張するたびにカットされ、15.5リットルの容量のごみ袋20袋分に相当する(使い切ったら、別売りの部材と交換)。
スペアのごみ袋は枠組み部材の中に収納されている
こうした自動操作のための電源は、ACアダプターによる外部電源から充電するかたちをとっており、フルに充電すれば約1か月間使える(コンセプトに挿したまま使ってもOK)。
ただいまクラウドファンディングで予約購入可能
中国のシリコンバレー=深セン発のハイテク製品として147件の特許を得ているこの「townewスマートごみ箱」は、クラウドファンディングサイトのMakuakeで20%からのオフ価格で提供中(~6月28日)。快適に使えるごみ箱を探している方は、要チェックのアイテムだ。
編集部注:クラウドファンディングには立案会社の問題でプロジェクトが頓挫する可能性や支援金が戻らなくなるリスクも稀にあります。出資に当たっては、お客様ご自身でご判断いただきますようお願い致します。
文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)