庭付きのマイホームを手にすると、「庭で植物を育てたい」と考える方も多いだろう。また、周囲からの目隠しとして植物を植える方もいる。しかし、植物を育てることに慣れていないと、どの庭木を選ぶべきか迷ってしまうものだ。
そこで本記事では、手入れ不要・シンボルツリー向き・玄関先に最適なもの、それぞれのおすすめ庭木を紹介する。自宅の庭をどのような雰囲気にしたいかイメージしながら、特徴や色合いを比較してみよう。
【目次】
手入れいらず!手間のかからないおすすめ庭木
はじめに、手入れがいらない・手間がかからないおすすめの庭木を紹介する。簡単に育てられて、数年後に実をつけるものをじっくりと育てるのも面白いだろう。
相馬グリーン ラズベリー インディアンサマー ポット苗
ラズベリー インディアンサマーは、草丈・樹丈1〜2mほどに生長する庭木。赤い実がなるまでにはおよそ1〜2年ほどかかるが、庭に明るい色を取り入れたい方・果樹を育てたい方におすすめ。
鉢植えは土が乾いたらたっぷり水やりし、地植えは基本的に水やりは不要。夏季のみ水切れに注意しよう。耐寒性・耐暑性ともに強い。
出典 公式サイト|相馬グリーン ラズベリー インディアンサマー ポット苗
相馬グリーン アオダモ 株立ち
アオダモは、寒冷地でも育てやすい庭木。耐暑性・耐寒性ともに強く、日本全国で育成できる。育てる難易度が低いのが特徴。
草丈・樹高は、環境によるが10mほどまで生長する。水が不足すると落葉するため、その点は注意しよう。シンボルツリーにも最適だ。
出典 公式サイト|相馬グリーン アオダモ 株立ち
北山ナーセリー リスボンレモン
リスボンレモンは、レモンの実がなる庭木(常緑樹)。収穫までには3〜4年ほどかかるが、じっくりと生長を楽しめる。
もちろん、栽培したレモンは食べることができる。そのまま、はもちろんお酒や料理に使うのも良い。最大の樹高は2〜3mほど。寒さにも強く育てやすい。
観葉植物のパーフェクトグリーン オリーブの木10号
オリーブの木は、「平和の木」とも言われる庭木。葉の表は濃い緑・裏は白色で、庭のアクセントとしても最適だ。
マットな質感で高級感のある「セラアート鉢」を採用し、陶器のような落ち着きがありながらも、軽量で運びやすいのもポイント。育てやすさも人気の理由だ。
シンボルツリーに最適!おしゃれなおすすめ庭木
ここでは、シンボルツリーにおすすめの庭木を紹介する。家を購入した時はもちろん、出産や入学などのタイミングで育て始めるのもおすすめ。
ガーデンタウン コニファー
コニファーは、洋風の庭によく合う庭木。葉は1年を通して黄金色で、日当たりが良い場所ならより綺麗な色になる。冬場でも葉先の鮮やかさがあるのもポイント。
湿地に強い樹種なので、シンボルツリー・生垣に用いられることも多い。生長は早め。
植木組合 シマトネリコ
シマトネリコは、病気や害虫を気にせず育てられる庭木。手間がかからないため、広めの庭でも安心して植えられる。他の庭木とも合いやすい。
冬場に葉が少し痛むが、春には新しい芽が出る。庭を洋風にしたい方におすすめ。
出典 公式サイト|植木組合 シマトネリコ
日本花卉ガーデンセンター 紅ドウダンツツジ
紅ドウダンツツジは、狭い庭でも植えやすい庭木。樹高は2〜3mほどになり、つぼ状で下向きの赤い花が特徴的で、秋には紅葉する。庭木・植え込みとしても用いられることが多い。排水のよい酸性土壌・日当たりの良い場所を好む。
出典 公式サイト|日本花卉ガーデンセンター 紅ドウダンツツジ
相馬グリーン ハナミズキ 白花
ハナミズキ白花は、4〜5月に白い花をつける庭木。樹高・草丈は4〜10mほどになる。地植えなら、基本的に水やりは不要。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをする。花が咲く庭木を探している方におすすめ。
出典 公式サイト|相馬グリーン ハナミズキ 白花
玄関先に植えるのにおすすめの庭木
最後に、玄関先に植えるのにおすすめの庭木を紹介する。来客時にも目につきやすいため、手入れが少なく、家の雰囲気に合ったものを選ぶようにしよう。
植木組合 ヒメシャリンバイ
ヒメシャリンバイ(姫車輪梅)は、狭い庭でも植えやすい庭木(針葉樹)。50cm四方のスペースがあれば、ちゃんと育てることができる。新芽が赤く、葉が細かいのが特徴。
生長がゆっくりなので、剪定の手間がかからないのも魅力だ。最大でおよそ5mほどまで生長する。
出典 公式サイト|植木組合 ヒメシャリンバイ
日本花卉ガーデンセンター 常緑ガマズミ ティヌス
常緑ガマズミ ティヌスは、初夏(5〜6月)に白い花をつける庭木。秋に実る紫色の実は、結婚式のブーケの材料に用いられることも。
樹高は3mほどになり、剪定も必要ない。ただし、コンパクトに育てたい場合は剪定を行うのがおすすめ。
出典 公式サイト|日本花卉ガーデンセンター 常緑ガマズミ ティヌス
緑の風yamashoku ベアグラス
ベアグラスは、草姿が美しく和洋どちらの庭にも合わせやすいガーデンリーフ。日本原産の植物で、緑の細い葉に黄色いラインが入るのが特徴だ。
耐寒性があるため、1年中戸外で育てることができる。日当たりの良い場所を好む。
日本花卉ガーデンセンター 源平咲きシモツケ
源平咲きシモツケは、6月頃から花をつける庭木。花はピンクと白、どちらの色も楽しめる。
放任でもしっかりと育つが、水はけがよく日当たりの良い場所に植えるのがポイント。夏場などの湿気が多い時期にはやや弱いため、風通しの良い場所で管理するのがおすすめ。
出典 公式サイト|日本花卉ガーデンセンター 源平咲きシモツケ
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文/oki