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社会人でも学生でも、給料日前などお財布がピンチな時はあるでしょう。
金欠の時に気がかりなのが、デート代。デートにかかる費用はプランによって異なりますが、お金がない時にはなかなか手痛い出費になります。
しかし、お金がないとデートができないというわけではありません。今回は、節約しつつも最大限に楽しめるデートのノウハウをご紹介します。
金欠カップルもデートを楽しめる?費用節約のポイント
デートにかかる費用は、施設利用費/食事代/カフェ代/交通費/お買い物代など。これらの支出を抑えることで、デート費用を節約することができます。
■施設利用費
施設利用費を抑えたいのなら、無料で入場できる場所や、国や都道府県・市・区などが運営する施設を利用しましょう。
自宅デートであれば施設利用費はかかりませんし、公園でピクニックをしたり、海を見に行ったり、ウインドショッピングもおすすめ。
海を見に行くデートは日中だけでなく、ロマンチックな雰囲気になる夕暮れ時に行くのも良いでしょう。
また、空港もデートスポットとして人気があります。例えば羽田空港は、近場で工場見学ができることでも評判です。
水族館や動物園は国営などであれば比較的入場料が安いうえに、長時間楽しめるという点も魅力。美術館も、常設展であれば観覧料は意外と低価格なことが多いです。
そして、工場見学もおすすめ。入場無料で楽しめる場所も数多くあり、中にはお土産をもらえたり、試食・試飲ができるところもあります。
■食事代・カフェ代
自宅デートやピクニックデート、食べ物の持ち込みが許可されている動物園などは、食事代やカフェ代を抑えることができます。
自宅デートは誘いにくいという方も「一緒に料理を作ろう」と提案したり、料理の腕に自信があるなら「ぜひ食べに来てほしい」といえば、声をかけやすいでしょう。
ピクニックデートは手作りのお弁当があると楽しさも倍増! 食費を抑えつつ、遠足気分を味わうことができます。
また、レジャーシート/ブランケット/ごみ袋/虫除けスプレーなどの便利グッズを用意しておけば、「気遣いができる優しい人」アピールも可能です。ボールやバトミントン用グッズ、シャボン玉といった遊び道具もあると、より楽しいですよ。
■交通費
自宅デートや、近場までサイクリングするデートであれば交通費はかかりませんが、遠出の場合はクルマを使うというのもアリ。
ドライブデートは、場所によっては駐車場代がかかることもありますが、パワースポットや神社を巡れば、施設利用費も抑えられます。
また、遠出して日帰り温泉施設を利用するのも良いでしょう。温泉施設の利用料はピンキリですが、安くて長居できる場所も少なくありません。
■買い物代
買い物代は極端な話、モノを買わなければ一切かかりません。物欲をコントロールできる方であれば、いかなるデートであっても買い物代は抑えられるでしょう(※相手にねだられてしまった場合を除きます)。
例えばアウトレットモールの場合、モノを購入しなければデート費用を抑えながら一日中楽しめるのでおすすめです。金欠であることを隠したいという方も「今日は欲しいものがなかった」といえば金欠を疑われにくいです。
どうしても買い物デートがしたい場合は、フリーマーケットに行くと良いでしょう。比較的モノが安いうえに、いつもと一味違うデートが楽しめます。
■雨の日や冬は屋内で節約デート
雨の日は最もお金がかからない自宅デートを実行するチャンス。「雨だから仕方ないね」といえば、パートナーも納得せざるを得ないはずです。
それでもお出かけしたい雨の日や、屋内で節約デートをしましょう。前述したように、美術館や水族館でも安価で利用できる場所は数多くあります。
また昨今、デートプランとして人気が出ている「モデルハウス見学」も、結婚を考えているカップルにおすすめ。将来に向けて夢が膨らみますよ。
冬場も暖かな屋内デートがおすすめですが、冬といえばイルミネーションも魅力。後述する眺めが良い場所に行くのも良いでしょう。
シーンや世代別のおすすめ節約デートプラン
デートにかけられるお金やおすすめのデートプランは状況によって異なるもの。ここでは、シーンや世代別におすすめのデートプランを解説します。
■夜におすすめの節約デートプラン
ピクニックや動物園、美術館などは日中におすすめの節約デートプラン。夜の場合は、「夜景を見る」デートがおすすめです。
公園やビルの高層階など、施設利用料をかけずに夜景が見えるスポットは各地にあります。お近くの夜景がよく見える場所をリサーチして、ロマンチックな雰囲気に浸ってみるのはいかがでしょうか。
■大学生におすすめのデートプラン
デートにかかる費用は、ここまでご紹介したとおり、
・施設利用費
・食事代・カフェ代
・交通費
・買い物代
がメイン。ここを節約する工夫をすれば、カップル大学生のカップルでも楽しくデートができるはず。
施設利用費を減らすなら、入場料が無料・もしくは低額な施設を選んでみては?食事代・カフェ代の節約なら、お弁当を手作りして公園でピクニックもおすすめです。
交通費を節約するなら、たとえば自転車や徒歩でのデートも楽しめるはず。逆に、2人だけではなく友人も誘ったダブルデートに、レンタカーを借りれば4人で費用が負担できて割安……なんて手も。
もちろん、親や兄弟などから車を借りられれば、もっとお得にドライブデートが楽しめるはずです。
また、友だちで集まってゲームを楽しむのもあり。いろいろ工夫をして楽しいデートを計画してみましょう!
■中学生・高校生におすすめのデートプラン
中学生や高校生であれば、前述したピクニックデートや、図書館デートがおすすめです。一緒に勉強するのも良いですし、読書をしたり漫画や雑誌を読んだり、DVD鑑賞をしたり、相手の好みをさり気なく知ることもできます。
ただし、おしゃべりなどマナー違反になることは避けましょう。なお、図書館デートは大人にもおすすめ。近年では、カフェを併設している複合型のおしゃれな図書館も登場しています。
また、動物園や美術館などの「無料開放デー」を狙えば、施設利用費をかけずにデートできます。上野動物園や葛西臨海水族園など、都内在住・在学の中学生であれば入場無料の施設もあります。
東京、埼玉、大阪……入場無料もある!地域別のおすすめデートスポット
節約デートの基本を押さえたところで、無料スポットも含めたお得なおすすめデートスポットを紹介します。
■東京都
東京はデートスポットの宝庫。節約デートにピッタリの場所もたくさんあります。
眺めの良い場所でいうと、
・東京都庁展望室
・恵比寿ガーデンプレイスタワーのスカイラウンジ
・KITTEの屋上庭園
・文京シビックセンター 展望ラウンジ
・新宿野村ビル 展望ロビー
といった無料のスポットも多数。
また、
・お台場海浜公園
・等々力渓谷公園
・代々木公園
・江戸川区自然動物公園
などの癒しスポットも。
・新宿御苑(一般500円/高校生以上の学生250円)
・上野動物園(一般600円/中学生200円/都内在住・在学の中学生は無料)
・葛西臨海水族園(一般700円/中学生250円/都内在住・在学の中学生は無料)
もコスパが高いです。
そのほか、
・杉並アニメーションミュージアム
・日本の酒情報館
・アド・ミュージアム東京
・羽田空港
・ヱビスビール記念館(見学は無料)
・サントリー東京・武蔵野ブルワリー(見学は無料)
といった無料で楽しめるスポットもおすすめ。
・新宿コズミックセンターのプラネタリウム(高校生以上300円)
・国立西洋美術館(常設展は一般500円/大学生250円/高校生以下は無料)
もコスパ抜群のデート地です。
■埼玉県
東京都とは一味違う魅力を持つデートスポットを有する埼玉県。
・「小江戸」で知られる川越の旧市街地
・縁結びのパワースポットとして有名な川越氷川神社
・三井アウトレットパーク入間
のほか、
・さいたま水族館(大人400円/小・中学生100円)
・さいたま市宇宙劇場のプラネタリウム(大人620円/小人310円)
・埼玉県立近代美術館(常設展は一般200円/大学生・高校生100円)
・埼玉県こども動物自然公園(高校生以上700円/小・中学生200円)
といった1000円以下で利用できる施設もおすすめです。
■大阪府
大阪府の入場無料のおすすめデートスポットは、
・カップヌードルミュージアム 大阪池田
・五月山動物園(※2024年6月1日からリニューアル工事による一時閉鎖にご注意)
・アサヒビール吹田工場(工場見学は無料。ツアーは別途有料)
・関空展望ホール スカイビュー(関西国際空港)
・星のブランコで有名な「ほしだ園地」
・箕面の滝(箕面公園)
など。
・住吉大社
・大阪城公園もおすすめです。
■愛知県
様々な節約デートスポットがある愛知県。
・「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」(入場無料。一部施設は有料)
・岡崎市東公園動物園(入園無料)
・スカイワードあさひの展望室
・愛知牧場といった施設もおすすめです。
・名古屋市のおすすめ節約デートスポット
中心地である名古屋市は、デートスポットそのものが多く、中にはデート費用を抑えて楽しめる場所もたくさんあります。
・でんきの科学館(入館無料)
・レトロでんしゃ館(入館無料)
・星が丘テラス(入場無料)
・名城公園(入場無料)
・トヨタ産業技術記念館(大人1000円/大学生500円/中高生300円/小学生200円)
などが有名です。