サウナを愛す3名がビジネスパーソンにとってのサウナの魅力を語る! 目指すべきは〝ととのう〟のその先です……!?
【サ】弁護士 トントン先生さん(右)
今やサウナの聖地といわれる静岡『しきじ』を初めて全国的にブログで紹介したことでも知られる。ダイム認定サウナ界のバスコ・ダ・ガマ。
【ウ】広告会社勤務 原山壮太さん(中)(サウナジャンキー)
ロウリュ(※1)がごとくあふれるサウナ愛。ひけらかさないが正確な知識と経験に裏づけされた理論。ダイム認定サウナ界のミシェル・フーコー。
【ナ】ライター カーツさとう(左)
その後に呑む酒が楽しみでサウナにハマった中年。座右の銘は「酒とサウナと男と熟女」。ダイム認定(?)サウナ界のただの虫ケラ野郎。
ロケ地『サウナセンター』
鶯谷駅・入谷駅からすぐ!
住所/東京都台東区下谷2-4-7 電話/03・3876・0016
年中無休。サウナはセンターに始まりセンターに終わる。東京サウナ界のまさしくセンター。
カーツさとう(以下カ)「いきなりDIME的に、サウナがビジネスに有効か? ってお聞きしたいんですけど」
サウナジャンキー(以下ジ)「サウナのスゴイところは、入った後、自分が思った状態になれるということだと思うんですよ」
カ「思った状態といいますと?」
ジ「サウナの後に仕事があるならば、そういうビジネス集中モードにもなれるし、呑み会があるならば、おいしく酒が呑めるモードになれる。そんな自分が求めてる状態になれる。それがサウナ!」
カ「つまりはビジネスに生かしたいと思えば、これはもうビジネスにも有効だと」
トントン先生(以下ト)「確かに有効! でもワタシはサウナの後に仕事しないですけどね、フハハハ。でもそういう求めてた状態になったことを、本来は『ととのった』っていうんだよね」
ジ「最近『ととのった』って言葉が違う意味でひとり歩きしてるんだよね」
ト「ただ『気持ちよくなった』ことを『ととのった』っていうようになっちゃった。そりゃ気持ちいいけどさ。でもそれは当たり前なんだから」
カ「入り方の工夫次第で、たいてい気持ちよくなれますもんねェ」
ジ「最初の頃は、その工夫もせずに、温度だ湿度だ水風呂の温度だ水質だ、細かいことにこだわって、サウナ施設をイイ悪い……それこそ『ととのう』だの『ととのわない』だの評価したりね」
カ「誰もが一度は通る、〝サウナ中2病〟ですよね」
※1 ロウリュとは、熱した石に水をかけて蒸気を発生させ、発汗作用を促進する入浴法。