手軽に高音質が楽しめるAVIOTのBluetoothイヤホン「WE-BD21d」「TE-BD21f」はiPhoneユーザーの救世主だ!
2019.06.14ハイブリッドで重さ5.9g、連続再生時間7時間の『TE-BD21f』
左右独立型はIPX5の防水性能、ハイブリッド3ドライバー内蔵で、片耳5.9gと軽量。51gの専用ケースで2時間充電、連続再生は7時間となる。3回充電可能なので合計28時間使える計算になる。ボディはアルミ合金製で滑り止めのローレット加工部分は無垢のジュラルミンを削り出して製作。Bluetooth5.0で、コーデックはSBC、AAC、aptXに対応する。こちらにも『SpinFit CP355』が付属、交換すると低域の量感が増えて、中高域の解像度が高まる。カラーはシルバー、ブラックと新色のバイオレットが加わった。
シルバーはメカニカルな『TE-BD21f』のデザインを強調してくれる。
ブラックはどんなファッションにも違和感なく溶け込めるカラーだ。
バイオレットはローズピンクに近い色で、やはり女性向けに見える。
PSYCHO-PASSファンなら見逃せない『TE-BD21f-pnk』
『TE-BD21f-pnk』はAVIOTのイヤホンを愛用する、「凛として時雨」のドラマー、ピエール中野氏が音質とデザインを監修したコラボモデルである。カラーはブラックとゴールドのコンビで、イヤホンとケースにはオリジナルロゴが刻印される予定。さらに見逃せないのが、「凛として時雨」が多くのシリーズを通して楽曲を手掛けてきた「PSYCHO-PASS」の主人公、常守朱(CV.花澤香菜)のボイスで日本語音声ガイドが流れることである。通常、歌手と声優以外の仕事は受けないという花澤氏が音声ガイドをするのはこれが最初で最後に違いないというレアケースだ。
私も聞いてみたが耳元で「電源ON」とクールにささやかれるためだけに本機が欲しくなった。限定販売ではないが、予定を上回る注文があった時は次回ロットがいつになるか危ぶまれる可能性もあるそうだ。オープン価格で、予想実勢価格約2万円。7月下旬発売予定、いつから予約できるか要チェックである。
ブラックにゴールドのアクセントが入ったオリジナルカラーを採用。
ケースには「Say! バイブス!」の文字とロゴマークが入る。
EQに重点を置いたAVIOT専用スマホアプリも7月登場予定
最後にユーザーから要望の多かった、スマホ用のAVIOT専用アプリ「AVIOT Player」も7月リリースを目指して開発中である。「OTOTOYアプリ」をベースにしたものでiOS版とAndroid版が登場予定。さらにFLAC形式をiPhoneで再生したり、AndroidではaptX HDで48KHz/24bitのハイレゾ再生にも対応する。また、AVIOTのイヤホンの自動認識もできる。秋予定のアップデート後は、10バンドのイコライザーが使え、オリジナルの設定を保存したり、プロの設定をダウンロードして使ったりできる予定である。
OTOTOYアプリをベースにするため多彩な機能を最初から搭載できる。
音質調整機能を重視して10バンドのイコライザー機能をアップデートで追加予定。
写真・文/ゴン川野