書籍や服、自動車と同じように、ケータイ・スマートフォンの中古流通も徐々に当たり前になってきた。その際に「下取りサービス」があれば便利そうだが、実際のところ、どれくらいの利用意向があるのだろうか?
そこで今回、ケータイ・スマートフォンの下取りサービス、さらには補償サービスにフォーカスをあてたアンケート調査が、日本在住の男女1,010人とアメリカ在住の男女1,111 人を対象に行われた。
携帯電話端末の下取りサービス利用意向、日本は 61.6%、米国は 70.0%
スマートフォン・携帯電話を所有している日本在住の15歳~69歳の男女(n=973)に対して、次回携帯電話購入の際に、「下取りサービス(下取りプログラム)」を利用したいと思うかを尋ねる調査が行われたところ、日本では「とても下取りサービスを利用したい(27.2%)」「やや下取りサービスを利用したい(34.3%)」を合算した利用意向は 61.6%であった。
同様の設問をスマートフォン・携帯電話を所有しているアメリカ在住の 15歳~69歳の男女(n=1,081)に対して尋ねる調査が行われたところ、「とても下取りサービスを利用したい(31.1%)」「やや下取りサービスを利用したい(38.9%)」を合算した割合は 70.0%となった。
続いて、下取りサービス利用意向を以前利用していた携帯電話の処分方法別で見ると、日本では自宅保管している人(n=592)の 52.4%、機種変更の際に通信キャリアの下取りサービスを利用した人(n=186)の 90.3%、携帯電話買取店へ売却した人(n=72)の 81.9%が下取りサービスへの利用意向がわかった。
アメリカでは、自宅に保管している人(n=503)の 65.0%、機種変更の際に通信キャリアの下取りサービスを利用した人(n=178)の92.7%、家族・友人に譲った人(n=152)の 68.4%が下取りサービスを利用したいと回答したことがわかった。