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アナログレコードデビューしたい人におすすめのリーズナブルなレコードプレイヤー8選

2019.05.26

ここ2〜3年でアナログレコード人気が再燃しています。

若手アーティストの新譜が、あえてアナログ盤で発売されましたし、また、4月の第3土曜日には国内のレコードショップ各店舗でアメリカ発祥の「レコード・ストア・デー」を開催、開店前から長蛇の列ができるほど、年齢問わず盛り上がりをみせています。

定額制の音楽配信サービスが一般に普及したこで、せっかく家で聴くならデジタル音源のCDを買うよりアナログ盤が良いという人が増えてきたのかもしれません。

アナログレコードは部屋に飾っても存在感があります。そして、大切な思い出として保管したくなる、デジタル音源には無い温かさも感じられるでしょう。

レコードのはじまり

1857年エドアード・レオン・スコットが初めて音声を波形記録として残し、1877年4月にシャルル・クロスが録音と再生方法を論文にしてフランス科学協会へ提出、同年8月にトーマス・アルバ・エジソンが円筒型蓄音機(フォノグラフ)により、音声記録の再生に初成功したことから、レコードの歴史が始まりました。

約20年後の1889年にはジュークボックスが誕生し、1904年には世界初のLP(Long Play)レコードが登場しました。

1951年には日本コロムビアが初のLPレコードの輸入販売を行い、1978年頃にはLPレコードの生産数も記録的なものに。続く1980年初頭にはレンタル・レコードが流行し、バンドブームの火付け役となるバンドが次々に誕生しました。

しかし同時期にCDとそのプレーヤーが日本で同時発売され、1980年代後半にはすでにCDがLPレコードの国内生産枚数を追い越すかたちとなり、CDで音楽を聴くことが主流になっていきました。

アナログレコードの種類

※画像引用元(https://www.audio-technica.co.jp/)

それではここで、アナログレコードの種類を見ていきましょう。ちなみに、文中で出てくる単位をご説明すると、12インチ=約30.48cm、7インチ=約17.78cmとなります。

LP(Long Play)レコード(12インチ、33 1/3回転/分)

1948年に米コロムビアが発表。長時間録音(フル・アルバム)ができる。

7インチシングルレコード(7インチ、45回転/分)

1949年に米RCA-Victorが発表、中央に大きく穴が空いておりドーナツ盤とも呼ばれる。

EP(Extended Play)レコード(7インチ、45回転/分)

「収録時間がフル・アルバムより短くシングルよりは長い」という意味の略。英語圏ではEPは「シングルより長いもの」を指すが、日本ではシングルレコードのことをEP盤と呼ぶことが多いです。

12インチシングル(12インチ、45回転/分)

EPと同じ記録方式(45回転/分)で12インチレコードに記録するため、LPレコードよりも高音質。

SP(Standard Play)レコード(12インチ、78回転/分)

再初期型のレコード、1963年に生産終了。

アナログ盤とデジタル音源(CDなど)の違い

レコードが聴き継がれる理由のひとつに「音が良い」というものがありますが、その理由は何でしょう?

アナログとは

状態や性質を連続的に変化する物理量で表す概念であり、情報量が多いためデジタルよりも感覚的で豊かな表現をすることができます。

例えばデジタルが0と1とで表すのに対し、アナログは0と1の間にある1/2や0.003や0.9999•••といった連続量を全て含みます。

デジタルとは

連続したデータ(アナログデータ)を区切って、量子化という整数などの離散値に置き換える処理をしたものです。コンピュータで処理・保存できるような、ある意味整えられたデータになるので、ハッキリしていて無機的な感じがあります。

アナログが連続的な線なら、デジタルは離散的な点の集合という感じです。

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