ヨーグルトメーカーというと、ヨーグルトだけを作るモノに思えますが、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーは甘酒や納豆などの様々な発酵食品を作ることができ、自家製で作ることで自分好みにアレンジができたり、経済的にもオトクだったりします。ここでは、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー4点とヨーグルトメーカーを使ったレシピをご紹介します。
飲むヨーグルトが作れるアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーとは
ヨーグルトメーカーとは、温度を長時間一定に保つことができるので、牛乳を種菌で発酵させ、プレーンヨーグルトが作れます。機種によっては時間や温度設定ができるモノがあり、塩麹や納豆、チーズなど様々な発酵食品を作ることができます。ここでは、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの使い方と注意点、メリットをご紹介します。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの使い方・注意点
[使い方]
ヨーグルトを作る時に必要なモノは、牛乳と生きた菌の入っている「スターター」と呼ばれる種です。牛乳とヨーグルトを9:1の割合で入れ、温度と時間を設定するか、自動メニューのボタンを押すと約8時間でヨーグルトが完成します。市販のヨーグルト種菌を使用するときは、ヨーグルト種菌の説明通りに作ってください。
[注意点]
使用する牛乳は、種類別の欄に「牛乳」と記載してある生乳100%のものを使用してください。低温殺菌牛乳や乳飲料、加工乳などはヨーグルト作りに適していません。
雑菌が入るとヨーグルトをうまく作ることができないので、容器やふたは必ず熱湯消毒し、手はよく洗い、材料や容器の内側には触れないでください。
ヨーグルトメーカーを使うメリットは?
様々な種類のヨーグルトや発酵食品を作れることもメリットですが、市販のヨーグルトよりもヨーグルトメーカーを使用した方が安く作れることも魅力の1つです。
1食(110g)120円の市販ヨーグルトを、1か月30食分たべるとすると3600円ですが、ヨーグルトメーカー プレミアムを使用した場合は、1食(110g)が23.6円ほどで作れるので、1か月30食分で710円、市販ヨーグルトの約1/5の費用でヨーグルトが食べられる計算になります。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー013、014シリーズを比較した違いは?
ヨーグルトや発酵食品をボタン1つで作れるモノや、温度や時間を設定し、様々な発酵食品を作ることができる、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの013、014シリーズをご紹介します。
飲むヨーグルトも作れるアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーKYM-013
IRIS OHYAMA KYM-013 ヨーグルトメーカー 4215円(税込)
タイマーを1時間〜48時間(1時間刻み)と、25℃〜60℃(1℃刻み)の温度設定が可能です。プレーン/カスピ海/甘酒/塩麹/飲むヨーグルト(500ml/1000ml)を自動で作れるモードが搭載し、1000mlパックの牛乳まで使用可能です。
調理用容器が2つ付属しているアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーIYM-013
IRIS OHYAMA IYM-013 ヨーグルトメーカー 3945円(税込)
主な性能はKYM-013と同じですが、容量900mlの専用容器が2つ付属しています。容器を使用すれば、納豆やチーズ、フルーツビネガーなども作ることができます。フードコーディネーター監修の29種類のレシピが載ったレシピブックが付属しているので参考にしてください。
【参考】Amazon詳細ページ
65℃まで温度設定可能になったアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーKYM-014
IRIS OHYAMA KYM-014 ヨーグルトメーカー 4189円(税込)
機能で大きく違う点は、KYM-014では飲むヨーグルトのモードが搭載されていません。しかし、設定温度が25℃〜65℃(1℃刻み)で設定できるようになり、作れる発酵食品の幅が広がりました。調理用の専用容器が1つ付属しています。
シンプルな機能だけ付いたアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーIYM-014
IRIS OHYAMA IYM-014 ヨーグルトメーカー 3480円(税込)
温度設定が25℃〜65℃(1℃刻み)で設定できる面は変わりませんが、自動メニューがプレーン/甘酒の2つになったシンプルなヨーグルトメーカーで、ヨーグルトや甘酒だけ作りたいという方におすすめです。調理用容器が1つ付属しています。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの調理用の容器は別売り?
アイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」で598円で販売しています。900mlの大容量なので、ヨーグルトの保存や種類別にヨーグルトを分けておくのに便利です。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの容器は100均のモノで代用できる?
100均の容器で代用し、ヨーグルトを作っている方もいますが、取扱説明書の注意事項には、やけどや事故の原因になるので、「牛乳パックまたは付属の容器意外で調理しない」と書かれています。また、使用上の誤りなどにより、故障や損傷が起きた場合は、保証期間であっても対象外となる場合があるので、純正品を使用することをおすすめします。
甘酒まで作れるアイリスオーヤマのヨーグルトメーカー|おすすめレシピ
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーは様々な発酵食品がボタン1つで作れたり、温度や時間を設定して作るレシピも公開しているので、いくつかご紹介します。
【参考】IRIS OHYAMA公式 ヨーグルトメーカーレシピ
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーで飲むヨーグルトの作り方
飲むヨーグルト (提供: IRIS OHYAMA)
[材料]
○牛乳:900ml ○飲むヨーグルト:100ml
[作り方]
1.市販の飲むヨーグルトを牛乳パックに入れ、よく混ぜます。
2.本体のふたを閉めて自動メニューを「飲むヨーグルト1000ml」に合わせ、スイッチを押します。
3.約8時間後に発酵が完了し、完成します。
[ポイント]
自動メニューではなく、時間や温度を自分で設定することで、好みのとろみに仕上げることができます。(目安30℃/8時間)
ヨーグルトメーカーで飲むヨーグルト作りに失敗する時は
飲むヨーグルトは必ず牛乳パックを使用して調理し、スターターを毎回新しくする必要があります。また、牛乳やヨーグルトの種類や組合わせによって、うまくできにくいものがあります。とろみが弱い時はスターターの量を1割増やし、とろみが強い場合はスターターを1割減らしたり、何度か組合わせを変えて調理する必要があります。
自動メニューでうまくいかない場合は、27℃〜34℃/8時間で設定することで好みの飲むヨーグルトが完成します。(27℃の方がとろみが弱く、34℃に向けてとろみが強くなります。)
R1でも作れるアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの自家製ヨーグルト
自家製ヨーグルト (提供: IRIS OHYAMA)
[材料]
○牛乳:900mlまたは450ml ○市販ヨーグルト:100gまたは50g
[作り方]
1.牛乳が入った牛乳パックに市販のプレーンヨーグルトを入れ、固形の状態が崩れるまでよく混ぜ合わせます。
2.自動メニューまたはお好み設定で温度42℃、タイマー9時間を設定し、スタートボタンを押すと、約9時間後に完成です。
[ポイント]
温度や時間は目安なので、お好みで変更してください。
麹は乾燥麹のみでヨーグルトメーカーで作れる甘酒レシピ
簡単甘酒 (提供: IRIS OHYAMA)
[材料]
○ごはん(炊飯済み):300g(約1合) ○乾燥米麹:200g
○熱湯:250ml ○水:150ml
[作り方]
1.乾燥米麹のかたまりを丁寧にほぐします。
2.清潔な専用容器にごはんと熱湯を入れ、かき混ぜます。ごはん全体に粘りが出てなじんだ後、水を加えて温度を下げます。
3.ほぐした米麹を入れ、さらに混ぜます。
4.ふたをしっかり閉め、自動メニューまたはお好み設定で温度60℃、タイマー9時間でスタートし、完了後は殺菌したスプーンでよくかき混ぜて完成です。
[ポイント]
容器やかき混ぜるスプーンなどを熱湯消毒し、清潔な状態に保ってください。
ヨーグルトメーカーで米麹のみで作った甘酒のアレンジレシピ
ごまと甘酒のブランマンジェ (提供: IRIS OHYAMA)
[材料]
○甘酒:60ml ○無調整豆乳:300cc ○白または黒練りごま:大さじ1
○ゼラチン:5g ○生クリーム150ml
○ブランデー:少々 ○黒蜜・甘酒 お好みでトッピング
[作り方]
1.鍋に甘酒と生クリーム以外の材料を全て入れ、ダマができないように混ぜます。
2.中火にかけ、煮溶かしながらよく混ぜます。
3.ボウルに(2)をざるでこしてから入れ、甘酒と生クリームを加えて混ぜ、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
4.お好みで黒蜜や甘酒をかけて完成です。
[ポイント]中火にかける時は、加熱しすぎないように注意してください。
自家製ヨーグルトや発酵食品を自宅で作れるアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーを使って、オトクにヨーグルトを作ったり、発酵食品をアレンジして作ってみてはいかがでしょうか。
文/Sora
※「R1」で生成したヨーグルトはその成分・効果を保証するものではありません。