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これはスゴい!どんな靴もほぼオリジナルに復元する靴メンテナンス店「RESH.」のプロ技

2019.05.19

【AJの読み】普段からお手入れを意識していれば倍は長持ちする

RESH.ではその靴にあった最適なケア方法をアドバイスしている。革靴の素材は動物性のため適度な油分と水分が必要で、普段のお手入れで靴の持ちが倍も変わると山田さんは話す。長く靴を愛用するために、日常でできるお手入れポイントを聞いた。

●防水スプレーは履くたびにスプレーすると◎

雨の時に使う防水スプレーだが、スプレーをすると水分だけでなく、ホコリや汚れも付着しにくくなるので、雨天以外でもまめにスプレーすれば靴自体が長持ちする。スプレーは至近距離ではなく30cmほど離して全体にふりまくような感覚でふきかける。普段のメンテナンスは、家に帰ったらブラシで表面のホコリを落とすだけでOK。しっかりとしたお手入れは2~3週間に一度を目安に、クリームを使って汚れをしっかり落としてから、栄養クリームを使って仕上げる。

●液体タイプのクリームは避けた方が良い

塗るだけで手軽にピカピカになる液体クリームを使っている人は多いが、液体クリームは靴にラップをしているのと同じ状態で、革が呼吸できずに窒息してしまう。液体クリームを塗り重ねると革が乾燥して固くなり、表面がひび割れてくる。塗り重なった液体クリームを落とすのは靴メンテナンスのプロでもとても時間がかかるそうで、簡単で便利だが液体クリームは避けた方が良い。

また、最近は合皮も精巧にできていて、見た目だけでは判断できないものもある。栄養が浸透しない合皮は乳化クリームを使っても意味がないので、表面をきれいに仕上げる合皮専用クリームを使用する。

靴表面に傷がついた場合でも、クリームを塗り込めば目立たなくすることができる。靴クリームは汚れを落とす、つやを出す、栄養を与えるなどの役割別に乳化性、油性、ワックスなどさまざまなタイプがあるが、RESH.では靴に合ったケア商品も取り扱っているので、アドバイスをしながら最適なものを勧めている。

●長くきれいな状態を保つシューツリーはマストアイテム

きれいな状態で長く履くために一番必要なのはシューツリー。実はクリームでの手入れよりも重要度が高いそうで、入れると入れないとでは倍ぐらい違ってくるそう。シューツリーは服でいうとハンガーの役割で、入れていないと靴の形が崩れてしまう。素材としては湿気をしっかり吸ってくれる木製のシューツリーがベスト。

●ゲリラ豪雨に遭遇!革靴が濡れてしまったら……

梅雨の時期なら念入りに防水スプレーをする、革靴は避けるなど雨対策ができるが、突然降ってくるゲリラ豪雨で革靴がびしょぬれになるとショックは大きい。でも意外なことに、革靴は部分的に濡れるとそこだけ変色したり硬くなったりするが、逆にすべてしっかり濡れてしまうとしみにならないという。濡れてしまったら、靴の中に新聞紙などの詰め物をしてしっかりと水気を取って陰干しが基本。ドライヤーで乾かす、天日干しは厳禁。気になる場合は靴のメンテナンス専門店で相談しよう。

文/阿部 純子

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