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125ccの本格モタードが上陸!Aprilia「SX125」は大人がハマるスパルタンマシンだ

2019.05.11

高い車体性能でドリフト走行も可能!? 走りもマジだ

 車体もマジだ。高剛性なスチール製ダブルクレードルフレーム、フロントフォークはφ41mm倒立式、リヤは別体式リザーバータンク付きモノショック+スチール製ロングスイングアームなど、隅々まで本格的だ。

フロントフォークはφ41mm倒立式で、ホイールトラベルは240mmとたっぷり。前後のピッチングを利用したアグレッシブな走りが楽しめる

 エンジンとの組み合わせで言えば、完全に「車体勝ち」。何をどうしても何も破綻は起きなさそうな安心感だ。実際、それなりの勢いでコーナーに進入しても不安がない。フロントブレーキを残しながらの旋回でもフロントまわりがしっかりと受け止めてくれる。前後17インチタイヤの恩恵もあり、ハンドリングはニュートラルだ。

スポークホイールは前後とも17インチでハブはブラックアルマイト仕上げ。フロントディスクはφ300mmで十分な制動力を発揮。フロントにのみ装備されたボッシュ製ABSは後輪の浮き上がりを補正するアンチロールオーバーモードを備える

 思わずニヤリとさせられたのは、ABSの設定だ。フロントのABSはオフにすることが可能で、リアにいたっては最初から装備されていない。「クローズドコースでモタード遊びをする時は、全力でどうぞ」というアプリリアの声が聞こえてくるようではないか。

通常はABSがオンになっているが、セルスイッチの長押しで解除可能。スポーツ走行時に有効だ。メーターパネル内の警告灯がキャンセル状態を知らせてくれる

 リアブレーキを使ってのテールスライドは、モタードやオフロードの基本テクニック。その喜びを残しているあたりがいかにもアプリリアらしい。そういえば精悍な黒&グレーの車体色の名称は、ブラックドリフト。うーむ、マジだ……。

取材・文/高橋剛(たかはし ごう)
4輪レース専門誌編集部、広告代理店勤務などを経て、2000年よりフリーライターに。バイク専門誌や釣り雑誌を中心に活動している。好奇心の範囲はバイク、クルマ、釣り、家電、アウトドア、動物など幅広すぎて収拾がつかない日々

撮影/長谷川徹(はせがわ とおる)
広告代理店勤務のカメラマンとして5年間活動し、フリーランスに。雑誌、WEB、カタログなど多彩な媒体で活躍。二輪、四輪レースを始め、バイク、クルマ、人物、ブツとジャンルを問わずキレのよい写真を提供し続けている

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